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紙の本
暗殺者グレイマン
2023/11/22 20:07
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投稿者:J.J. - この投稿者のレビュー一覧を見る
CIAの特殊活動に従事していたジェントリーは突然解雇され追われる身となった。
ある仕事でナイジェリアの大臣を暗殺したため、兄の大統領から送られた暗殺チームの標的となるが、グレイマンと呼ばれるジェントリーは巧みに戦闘をくぐり抜けて行く。
紙の本
グレイマンさん
2020/05/31 15:55
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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のルッソ兄弟が監督・脚本で映画化(後に降板)と聞いて興味を持ち、読んでみたらものすごく面白かった本。映画化は難航しているようだけど、おかげでこのシリーズに出会えたことは本当に幸運だったと思う。アクション描写もいいし、何よりグレイマンのキャラクターがいい。非情に徹するのが真の暗殺者なのではなく、非情に徹しきれなくても何とかするのが真のプロフェッショナルなのだとグレイマンさんは教えてくれた。
紙の本
不死身のスーパーヒーロー、生きてるのが不思議なくらいの過剰大活躍でした。
2016/12/07 10:49
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不死身のスーパーヒーロー、生きてるのが不思議なくらいの過剰大活躍でした。この手の活劇は過剰なくらいでなければ面白くないが、著者は執筆のため実際に高度な戦闘訓練を受けたというだけあって、実に生々しいのでその過剰さも余り気にならない。とは言え、余りに負傷し過ぎなのはちょっと心配。
冒頭のスナイパー戦でワクワクさせると同時に、暗殺者“グレイマン”(何故かCIA初め世界中から命を狙われている元CIA特殊部隊員;コートランド・ジェントリー)の信条を描いているのは巧みですね。早いテンポで要人暗殺現場からの脱出途中、アメリカ軍特殊部隊が襲われているのを捨てておけず、つい手を出したため自らの脱出路まで危うくなってしまう。それでも自力で脱出地点に到達して無事救出されたと思った途端に、直接のハンドラー(民間警備会社経営者;サー・ドナルド・フィッツロイ)から救出部隊にグレイマン抹殺指令が届き激戦ののち危うく脱出する。事態を理解できないグレイマンはハンドラー(民間警備会社経営者;サー・ドナルド・フィッツロイ)と連絡を取って救出を要請するが、そのたびに危機的状況に陥り徐々に不信感を持ち始める。その背景には、多国籍企業;ローラングループがナイジェリアとの莫大な業務契約の条件として、ナイジェリア大統領から復讐のため“グレイマン”の首を要求されており、その計画・実行者として送り込まれた悪役:ロイド(元CIA局員)がドナルド・フィッツロイの家族を人質にグレイマン暗殺を指揮していたのである。度重なる失敗に業を煮やしたロイドは、ドナルド・フィッツロイの家族を人質に取っていることをグレイマンに伝え、数日中に指定した場所に現れない場合は家族を皆殺しにすると宣戦布告し、同時に世界各国の名だたる特殊部隊13チームを莫大な賞金で雇い、グレイマン暗殺コンテストの開始となる。
・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・
中盤になって、やっと正義の無い無謀な陰謀(作戦)をゴリ押しするロイドが徐々に孤立して自滅するのだろうなという筋書きが見えて来て少し安心するものの、既にグレイマンはぼろぼろで先行きは全く心もとないが、そこはスーパーヒーローなのでまるでゾンビのように立ち向かっていく。期限が近づくにつれて、追う側に当初から内在していた敵対意識が徐々に顕在化し、特にドナルド・フィッツロイは家族を逃がしてロイドを排除する方策を探し始める。
・・・・・・・・・・・・・・結末、省略・・・・・・・・・・・・・・・
さて後始末であるが、瀕死の重傷を負ったグレイマンの前に、多国籍企業;ローラングループのCEO;マルク・ローランが現れ、ローラングループの数々の黒い闇の部分を知り尽くした前ナイジェリア大統領の暗殺を依頼してくる。執拗に弟の復讐を仕掛けてくるであろう前ナイジェリア大統領の抹殺はグレイマンの利益とも一致するため、依頼を受けて暗殺に向かうところで本作品は終わる。次作は、この話を継続するのかどうかは不明だが、これは見逃せない作家ですね。
紙の本
ハリウッド映画的
2013/02/04 17:57
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
疲れているときにいいかも。リーダビリティもいい。最近のハヤカワNVはこんな感じの作品が多い。
電子書籍
rollercoaster novel
2017/10/27 13:40
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投稿者:crash - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラドラムのジェイソン・ボーンとチャイルドのジャック・リーチャーを足して、二乗したようなスーパーマンの活劇談。一気に読める佳作。
紙の本
何かが足りないのか、それとも
2015/09/12 19:57
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投稿者:きらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな面白い本があるのを今頃知ってようやく読んだ、久々の一気読み。
息をつかせぬ展開にノせられる。
ただし・・・何かが足りない。
美味しい料理だし盛り付けのセンスもいい、ワインも最高だ。
だのに、何かが足りない。
・・・心に残る台詞がないのだ。ピリっと効いたスパイス。
ハードボイルドや冒険小説はそれがなくては満足できない。男同士の熱い友情と心に突き刺さってくる何気ない一言。それが欲しい。
ひとつには私が歳を重ねたからかもしれない。20代の頃なら満点だったかも。