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大がかりなトリックが実現可能かどうかなんて考えてはいけません(笑。この人らしいどんでん返しもしっかりと用意されています。百点満点と言いたい所なんですが、死んで欲しくない人を殺してしまっているので★一つ減点です。
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そんなこんなでメインの下巻。
犯人の思惑通りに連続殺人の幕が開く...訳ですが...。
あ...最初の殺人でもしかしたら、そのトリックが
分かってしまった...かも。でも、まさか...気のせいだよね...。
その数十ページ後...あ...犯人も分かったかも。
という自分にしては珍しいパターン。
分かり難いミステリーもモヤモヤするが、
分かり易いミステリーもなんだかイヤなものなんですね(笑)。
と言うのも、かなり似たトリックの作品を以前に
読んだ事あったからなんですけどね...。
だからと言う訳じゃないけど、探偵のキャラに
好感が持てないとか、そもそも上下巻に
せんでええんちゃう?とまで粗探しを始める始末(笑)。
最終的な真相までは読めなかったけど、
後出しでボロボロと小出しにされるのも...何かスッキリしないー。
基本的には面白いし、楽しめるんでしょうが
巡り合わせが悪かったのかも。
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真野原登場までの間に続く殺人事件。第1の被害者の転落事件と妖精界への道に隠された秘密。
船橋図書館
2009年12月23日読了
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妖精の島、閉ざされた館で起こる連続殺人、というミステリお約束要素が魅力的です。妖精界の真相は、別解釈があるわけじゃなかったのでややがっかり。○があればそりゃできますよ……。
全体的なトリックは大きかったですね。ちょっと大きすぎる感もあって、いやそれは推理できるものじゃないし、と思ってましたが。その後に続く真相はやってくれました。なるほど、そこまでは読めなかったぞ。
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絶海の孤島モノと言えば、ミステリーとホラーの融合。けれどこれは、「妖精」がいるらしい島の話。本当に妖精の世界はあるのか? 次々と起きる殺人事件は誰の仕業?理系的考え方も合わさった贅沢な作品。しかも本格の王道を貫いているときた!
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若干ごり押し的なトリックの展開もあり、その後にもこれでもかとう展開には驚かせられましたが、まあ好きな構成なので良しとしましょう!
もちろん次の「学園島の殺人」も近日中に読みますよ(笑)
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なんともやりきれない事件でした。
まあ人死には全てやりきれへんか…。
真野原の登場が遅かったのでドキドキした!ザ・探偵やな。おじいちゃんの血をバッチリ受け継いどります。
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こんなことやっちゃうんだ。
まあそれが山口芳宏だなあって感じですね。
ミステリーとして雰囲気からみたら大好きですし、いい感じなんですが、
機械的トリックすぎて、なんかなあって感じになってしまう。
別に心理トリックマンセーではないちまだすが…
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面白かった。
主犯とトリックは何となく分かった。
共犯までは分からなかったけど。
乱歩のパノラマ島奇談を偶然にも直前に読んでて良かった。
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作者の探偵に対する美学がちりばめられた作品でした。好みは分かれると思いますが、この作品のノリ、私は好きな部類ですな。
この作家さんの作品は、『冒険活劇モノのテイストで且つ、ミステリ風の世界観で探偵が活躍するエンタメ作品』と理解して楽しんでいるので、ミステリとしての辻褄がどうだとか、細かいことはグダグダ言いません(笑)
探偵真野原が登場するまでの間、閉ざされた孤島で、次々と人が死んでいく辺りはミステリとしてお約束の展開ですが、かなり盛り上がって楽しかったですね。
それにしてもこの作者さん、自作に登場するヒロインへの仕打ちが容赦ない気がする……。(探偵役は殺されないの法則じゃありませんが、普通、作中のヒロインは意外と安全ポジションにいるイメージがあるもので)
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上巻の展開がちょっとたるいけど殺人が起こってからはテンポよく読めた。しかし、トリックがすぐわかってしまったのがいまいち。犯人はなんかつじつま合わないなあと思ったところを後だしじゃんけん的な感じで補足されたのがちょっとどうかと思う。ミステリとしてはもう一歩。
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題名にもある“妖精”に関するパート(これは導入部でもある)に特に惹かれるものが無かったのは痛い。また所謂ワトソン役(あるいは狂言回し)であるキャラクターがマヌケ過ぎてイライラさせられるのも辛かった。探偵役とのコントラストが必要と理解するがそのバランスは本当に難しい。