紙の本
流れるような文章です
2007/09/23 23:46
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朔也 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世間で翻訳本が改めて注目されてきた時に出てきたのがこの本でした。
元々、イラストを描かれている方が好きで手にした本でそれ程期待をしていなかったのですが予想以上に面白くてどんどんと読み進めていきました。
謎の美青年のサージルと狩人として静かに暮らしていたアレクが牢中で出会ったことによって始まる物語。
謎が謎を呼び、予想外の展開の為に息つく暇がありませんでした。
翻訳本は翻訳の方の腕で本来、面白い筈のものも面白くなることが多々あります。
そういう意味では私はこの方の翻訳は上手い、と思いました。
今は第三部が発売目前。
世界はこの『闇の守り手』の頃よりずっと広がっていてますます楽しみな展開になっています。
本当にこの先、どうなるのか、楽しみだと思う作品の一つです。
投稿元:
レビューを見る
無実の罪で捉えられた少年アレクは、牢で一緒になった謎の青年サージルと共に脱獄する。ひょんな事から呪いをかけられ瀕死のサージルを助ける為、アレクは一路魔法王国スカラを目指すのだが…。
翻訳物は、本文に忠実だと単調で理解が難しい文章になり苦手なのですが、これはサクサク読めました!文章のテンポが良く、キャラクターも魅力的なので読み易かったです。由貴海里さんの美麗イラストもとっつきにくさを好カバー。容姿端麗・頭脳明晰、欠点なしのサージルもトラウマに悩まされていたりと人間臭さも織り込まれているので、ファンタジーが苦手な人でもすんなり読めるのでは??続きが待ち遠しいです!
投稿元:
レビューを見る
普通の本なのにBLの臭いがします(何だと)サージルに助けられた少年アレク。のろいによって徐々に衰弱していくサージルを想う一生懸命さにココロ打たれます。三部作だそうで。楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
美しい青年、サージルとは何ものなのか?しかし、アレクはただ彼について行くしかありません。これからが楽しみな1巻。
投稿元:
レビューを見る
海外ファンタジーの小説です。ものすごく面白かった!
まず翻訳が凄く丁寧で、違和感なくすらすらと読むことが出来ます。
世界観など、わりと海外のものだと馴染めないものも多かったりしますが、このお話しはそんなことはありませんでした。
主人公サージルとアレクのもどかしい関係と、飽きさせないストーリーが面白くて、あっという間に読みきってしまえるシリーズです。
投稿元:
レビューを見る
私的には外せないファンタジーです。
途中からBLな展開も待ちうけています。
現在、第二シリーズ六冊目まで刊行済み。次は夏ぐらいらしいので、楽しみですね!
投稿元:
レビューを見る
ナイトランナー第一部。全3巻。サージルの口調がすごい好きです。一人で軽やかに駆け抜けてる感じが素敵。ファンタジーが好きで、設定フェチな方はぜひ!素直な少年アレクの成長も見所です。あ、もちろん女装もありますよ!!(私的ポイント)
投稿元:
レビューを見る
無実の罪で投獄されたところを助けられた主人公アレクが、恩人の弟子になる、という話。出会った瞬間から始まる不思議な信頼というか、仲間関係に惹かれます。世界観(?)の説明が少し疲れますが、ストーリーの展開がかなり面白い。続きが読みたくなります。
投稿元:
レビューを見る
和訳物なので、どんなものだろう…と読んでいたのですが
やはり日本のものとは違います。
物語、とは違って小説なので、要所要所で
主人公達が神様に祈っていたり、神様の名前を出したり。
日本のものでは、これほど祈ったりする事はないので
ちょっとその辺りが違和感を覚えます。
無実で投獄された主人公。
逃げ出せれた、と思いきや、今度は賞金首。
怒涛の人生開幕! という感じではありますが
それほど続きが読みたい! というものでもなかったです。
読みやすいは読みやすかったのですが…。
投稿元:
レビューを見る
和訳の洋物ファンタジー。
カバーイラストが気に入って買ったナイトランナーシリーズ、第一部一冊目。
今のところ、日本では第二部光の光の狩り手、第三部月の反逆者が(それぞれ三冊ずつ)発行されている。
日本では現在これで打ち止めだけれど、原作はまだ続いている。
(どうせ出すなら全巻やってくれ~;)
主人公の少年アレクが無実の罪で牢に放り込まれ、そこで出会うサージルと言う青年との冒険譚(?)…の筈が、読み進めていくと何時の間にやらあらイヤンな関係に…。
洋物でこの展開は想像しておらず、ちょっとウケて萌えた。←
エルフがモデルであろう種族などもあったりして、それなりに楽しめました。
和訳洋物の中では読みやすいのではないかと。
投稿元:
レビューを見る
訳されたお話はあまり好きではないのですが、そんな私でも読めました。お試しのつもりで一冊図書館で借りたんですが、即続巻を予約。
腐寄り思考の人ならニヤニヤ成分ぶん、より楽しめると思います(笑)
平凡だと思って生きてきたけど実は才能があった少年にワクワクし、
才能があるけど闇を抱えていて弱さもある青年にハラハラし。
完璧でないからこそ、そこにキャラクターの魅力が出ていると思います。親しみやすい。
イラストは充分キレイなんですが、個人的嗜好だと、もうちょっと本格的な漫画絵だと尚いいな、と思いました。
投稿元:
レビューを見る
2011年お気に入り1位
表紙の美しさに惹かれて購入。
適度にしっかり、適度に軽く、読みやすいファンタジーだと思う。
日本語訳もかなり滑らかで読み易かった。
他の人の感想で気づいたけど、アレクは最初からサージルに大事にされてるね。アレクが苦労してない、ということではないと思うんだ。最初から牢屋で拷問だし、碌な情報も技術もない段階で師匠が心身共に病んじゃうんだもん。
典型的ファンタジー師匠は最初、理不尽なまでに主人公に厳しくあたるけど、あれ普通に考えるとひねくれる未来しか見えないんだ。周囲の状況はどんだけキツくてもいいけど、一番近くにいる人が追い討ちかけてどーすんだよ。
投稿元:
レビューを見る
イラストに惹かれて思わず手に取ってしまった本です。純粋なアレクと得体がこの巻ではまだ分からないけどかっこいいサージルに惚れて一気に図書館で予約してしまいました。。
外国モノなので日本モノとは少し違って、楽しく読めました!‥けど外国ではすごい普通の本に若干のBLが混ざっているていうのも普通なのかなぁ;;
投稿元:
レビューを見る
森の奥で育った狩人の少年アレクは、謎めいた美青年サージルに命を救われ、彼の友人兼弟子となる。女王の家臣として働く彼らの冒険や呪いとの戦いが物語の本筋だが、二人の微妙な関係の変化がもどかしくも萌えどころ。ほぼ完全な男女同権国家、魔法使いやエルフのような長命種の存在する世界観。直接的な性描写はないけれど結構オープンにいちゃいちゃしている。かなり好き。
投稿元:
レビューを見る
物語が唐突に始まるので、何故サージルがアレクを救い出すのか理由が分からず、しばらく腑に落ちないまま読み続ける。まだまだ1巻だと序章なのでしょうかね。今ひとつ盛り上がりに欠けたまま2巻へ続く感じ。この世界の成り立ちだとか宗教観の描写に乗って行けず、そこは飛ばし読み。後々それが大事になってくるのでしょうかね?今は把握できなくても無問題だけど。表紙絵は好みなので、取り合えず次も読んでみる。