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パフォーマンスが低下している方などにオススメ。
自分の精神的な疲れ具合のチェックに役立てて下さい。
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自衛隊のメンタルヘルス担当官による、心の疲れに対する、理解と対処を解説した本。自衛隊ならではというよりも、一般的な、働いている人及び管理職を対象に、役立つ内容になっている。「7~3」「7:3」については、とても参考になった。
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現代人のココロの「ムリ」「ムダ」「ムラ」を細かく、わかりやすく説明している。現代人が無意識に感じている「心の疲れ」の取り方と、社会の「多少ムリをするのが当たり前」みたいな風潮とを説明している。
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長期戦を戦うための疲労コントロール法を自衛隊でのコンバットストレス教官として教育している著者が教えている。
・ムリをしない
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ランニングを本格的に始めるようになって感じる肉体的疲労と仕事による精神的疲労について、毎日どのように向き合っていけばよいかを考えさせてくれた本でした。休むことの大切さ、また、上司が部下をマネジメントする時の部下のその仕草、態度から疲れを感じていることをいち早く察知するそのやり方を解説してくれています。リーダーだけでなく、誰もが読んでほしい本で、お勧めです。
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題名に自衛隊と入っているから、自衛隊独自のやり方や理論を期待したが、なんのことはないメンタルヘルスの初心者向けの内容であった。
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精神科医が書いた本の後に読んだ為か、やはり本人が「体型だった教育を受けたわけではない。あくまで実地での経験から纏めたもの」と言う通り、書かれている理論?の説得力、機序が今ひとつかなと。
逆に著者の特異なバックグラウンドである、自衛隊での実際、をもっと書いてくれればより面白かったかなと。
とは言え、自分自身の毎日の生活におけるティップスとしては得るものが少なからずあるかなと
⭐年齢を重ねることによる体力の変化に気づかず、昔はこのくらい出来たから今も出来るはず、と見誤り、知らず知らずに疲労を溜めてしまいがち
⭐子供の頑張り、大人の頑張り、の二種類。子供の頃のように知力体力が成長するわけではないので、あるいは一つの正解があるわけではないので、闇雲に根性でひたすら努力をするだけではダメ
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疲れてくるとつい気持ちがささくれ立ってしまう、他人に失礼なことをされると瞬間的にカッとなってしまう。
そんな自分に気付くことが、ままあります。
「いつも平穏な気持ちで過ごしたいなあ」という反省の意味を込めて、気になった関連書籍を読むようにしています。
この本の著者は、陸上自衛隊の「コンバットストレス教官」。
自衛隊という独特の環境下にある集団の中で、長期に渡り厳しい局面にさらされる隊員の心を、どのようにケアしているか。
「ムリ」「ムラ」「ムダ」という切り口で、人間の感情の動きを理解し、対処する方法が解説されています。
「ムリをしすぎる」の話の中で特に印象に残ったのが、「7~3バランス」。
自分にとって”良いこと”を、長期に渡ってストレスを感じずに続けるには、そのことを無意識にできるようになる必要があること。
そしてその”良いこと”を「面倒だな」と思う意識をムリに抑え込まず、7対3の割合でほどほどにやるくらいが良い。
何かをやろうと決めても、なかなかやり続けられない自分にとって、肩の力を抜いてもらえたように感じました。
また「感情のムダを無くす」の話の中では、”睡眠を意識してとる”、”腹式呼吸をくり返す”といったあたりを、あらためて実践してみたいなと思いました。
また、怒ることなくその場をやりすごした際は、攻撃されたままのイメージではなく、上手に対処したイメージを加えて記憶するというのも、「なるほど、やってみよう」と思う手法だなあと感じました。
著者が自ら学んだこと、そして自衛隊の中で実践してきたことが、概念図を交えて説明されているので、この分野に初めて触れる読者にも理解できる内容ではないかと思います。
体と同じく、一生付き合っていく、自分の「心」。
長く健康を保てるように、今後も関連書籍を継続して読んでいきたいと思います。
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本書を読んで最も印象に残ったのは、無理をしている人は「子供の心の強さ」を持っている。子供のような成長期には我慢して努力すれば伸びる確率は確かに高い。ただ、大人になり能力に陰りが見え始めた段階で「子供の心の強さ」だけにしがみついていると徐々につらくなる。大人になったらなったで、あるもので対処する能力も身につけねばならないとの記載でした。
成功するのに忍耐は重要とは思いますが、やはり過剰な忍耐は本人のためにもならないことが上記の記載からも確かだなと思えるようになりました。
私自身は頑張りすぎることはない人種になりましたが、世の中は必要以上に頑張る人もいて、そういう人に限って体調を崩して仕事を辞めざる得ないような話もあります。大きな無理はリ-ダ-シップの失敗と心得よと本書でも書かれているように、真面目すぎる人は自分の責任と思わず、休む時は休むことが重要なのだなと改めて感じさせる本でした。
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○自衛隊でメンタルの共感を務める下園氏の作品。
○著者の指導経験や自身のメンタルヘルス経験を踏まえ、いかに「心の疲れ」を乗り越えるのかを解説したもの。
○事例が具体的で、まねできそう。とても参考になる。
○ポイントは、離れて冷静になること。
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うつなどの原因は疲労蓄積であり、この疲労蓄積は意外と気づきにくいという点にはとても共感できる。
したがって、比較的高評価としたが、内容に目新しい点が少なく、人によっては内容に物足りなさを感じるかもしれない。
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陸上自衛隊のコンバットストレス教官(なる役職があるらしい)を務める著者によるメンタルヘルス本。紛争地域に派遣されたり、災害派遣で遺体の捜索・収容をしたりと、おそらく我々一般人の想像を絶するストレスに直面しているであろう自衛隊における、高度にシステム化されたメンタルヘルス対策を読めるだけでも価値がある。さらに、最前線での経験に基づくメンタルヘルスの実践技術を、一般の人にも実行可能な形で提示くれるのでありがたい。
私個人としては、「1日の出来事のうち、7割は“良かった”、3割は“良くなかった”(ので要改善)」と天下り的に定義してしまう話がとても参考になった。いついかなる時でも「7割は良い」と決めつけてしまうのは、客観的にはとても乱暴だけど、主観的には心の安定にかなり貢献するのではないかと思える。これはさっそく取り入れることにしよう。
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7:3の法則で考えればいいというのは、役に立つ。
7割できればいいんだ。3割できなくてもいい。
また、それは
いいことを毎日3つ
明日はこれを直そうと言うのを1つ
それだけ毎日考えればいい
メンタルの病気に悩むのなら、これは、わかりやすいかも
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借りたもの。
自衛隊の産業カウンセラーの視点。
しかし、一般に向けて書かれているためか、特殊な事は何もない。
日本の現代社会における、うつ病の発生の傾向を、現場の経験から紐解いている。
「新型うつ」について詳しくないので分からないが、うつについて、心の蓄積疲労と解釈。
その原因は、よく指摘されている日本の働き方の構造にも問題があるのだろうが……
発生のメカニズムを「ムリ」「ムダ」「ムラ」の3つの要点にまとめ解説。
自衛隊は入隊当初から「適切な工具を使え」「ムリな力を加えるな」を叩き込まれる、人も然りだと冒頭にあったが、311の時は隊員にムリをさせたと巻末に書いていた。
世知辛い世の中……
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経験則的な見地からの説明が多いためか,納得しやすい。
精神医学や心理学的見地からの裏づけがどうなのかは気になるところ。
ムリ・ムダ・ムラの3つの観点から,ストレスの分析と対策を考える。
特に重要なのは3段階の「ムリ」について。
同じ出来事でも,2段階目は2倍,3段階目は3倍のストレスがかかる。
・EEI(Essential Element of Information)の利用…相手の行動を読んで,もしそうならどんな変化が見えるだろうかと予測し,その変化に注目して情報収集する。→もしかしたらムリが来ている,疲れているかもと考えて,どんな変化があるかを想像し,その変化を探してみる(58頁以下)
・「方針変更」ではなく「追加」と考える…がんばる自分を捨てる必要はないが,状況に応じて「頑張らない」という選択もできるようにする(62頁)。
・「目標の7~3バランス」…80点や90点を出してはいけない(63頁以下)。価値観の修正トレーニング。
・複数のストレス解消法を準備すること…「動」と「静」のストレス解消法がある。第2段階以降は,「動」の解消法は疲労が大きく,ムリが深まるのでやめるべき。夜更かしも同様(75頁以下)。
・「性格を直そうとしない」…休ませてムリから回復すれば,自然に性格が良くなる(もとにもどる)。周囲に指摘され,「自分が変わらなきゃ」と納得するほど,実際には動けない現実の自分とのギャップが大きくなる(91頁以下)。
・「業務を並べたスケジュール表の中に,疲労回復の時間を”あらかじめ”確保しておくこと」(191頁)
・「昨日の振り返り」…良い所を三つ,悪いところを一つ挙げる。自分の行動評価も「7:3バランス」で行う(208頁以下)。
「日本人は農耕民族だから~」的な説明はあまり好きじゃないな。