紙の本
必要最小限のもの暮らしが理想です!
2011/02/11 20:57
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヒトからみたら大したものじゃないかもしれないけど、わたしらしいもの暮らし。そうか!ものって持ち主を表すのかも」とセイコさんは言います。
そんな彼女の暮らしぶりを箱、布、カバン、器…などなど、「もの」でくくってご紹介。書きおろしエッセイあり、写真あり、イラストあり!必要最小限のもの暮らしを理想とするだけあって、彼女の「もの」活用術はすばらしい、すてき!と拍手したくなるものばかりでした。
例えば、箱暮らしでは、茶櫃がお茶類収納箱に、鳩サブレーの缶は乾物入れに、ワインの木箱はサイドテーブルにすてきに変身!布暮らしで紹介されていたアンティークの布はあれこれ試行錯誤の結果、巾着袋に、鍋つかみに、最終的にはコサージュに!これはアンティークの裂けやすい特性をいかに有効に活用するかを考えた末で、このコサージュ案には感動してしまいました。なにしろこの布は70センチ四方で3400円もしたのですから、活用術にも真剣さも増すというものですが、その柔軟な発想にはホント脱帽モノでした。風呂敷も和風エコバックに大変身!この案、さっそくいただきです。
しかし、ここ数年のうち、彼女は結婚して荷物が倍に増え、そうして出産を経て現在は育児中…と、生活環境がめまぐるしく変化したそうです。「赤子のものなんて、最小限でやりくりしていきたい、と思うのだけれど、なんだかゴチャゴチャ増えてます。」セイコさんのつぶやきが聞こえてきました。はてさて、今後の彼女のもの暮らしぶりがとても気になるところですね。
本のカバーを外したら、ある街の景色が印刷されていました。その景色の中、あるビルにかかっていた「碑文谷ベーカリー」のちっちゃな、それでいて存在感のある看板が気になって仕方ありませんでした。名前からして、美味しそうなベーカリーですよね。そうそう、著者紹介の写真、マタニティワンピース姿がそれはそれは可愛らしかったです。幸せいっぱいのオーラを感じました。(^-^)
紙の本
ホッコリ!!
2019/07/24 21:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのページを見ても、なんだか見入ってしまう。
絵が素敵!
大切なものの一つにあき箱があることに微笑んでしまう。
マンガでもなく、絵本でもないけど心がホッコリする本。
電子書籍
雑貨についてのエッセイ
2017/02/02 11:42
5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑貨についてのエッセイ漫画。
袋ものや箱ものなど。
ただそれほど素敵とか思わなかったのでこの人とはセンスが合わないんだろうと思う。
投稿元:
レビューを見る
大田垣さんの絵になるとどんなちょっとしたものもステキ雑貨になりますなー。
おいらはモノ好きなんで、ついついちまちましたものかっちゃうんだけども、
今月新築の家になるんで、なんかちゃんと色々見回して過ごしやすいうちにしたいもんです。
投稿元:
レビューを見る
女性コミックエッセイストの中では草分け的存在ではなかろうか、この人は。やっぱり安定感があって楽しい。画というのは、その筆致や描き込みの量から対象物(世界)に対する愛着とか、ひいては人生観、価値観のバランスさえ透かして見えてくる気がするのだけど(西原理恵子さんなんかとくに人生観そのもののタッチですよね)、そういう意味でも物事を丁寧に見ているヒトという印象。バランス感覚もあると思う。あとこの人はフリーハンドの字も丁寧にレイアウトしていて、それが妹尾河童さんにも通ずる端正さを感じさせる。
投稿元:
レビューを見る
イラストもいいし、内容もいい。
大田垣さんは気どってないし、エコってないし、
手の届きそうなオシャレを示唆してくれる。
結婚されて出産されてもドジで気さくなイラストとエッセイを書き続けてほしい。
投稿元:
レビューを見る
物欲がないので、いつも適当な物を買ってしまうが、太田垣さんのようにこだわりを持って調度品を揃えるの、憧れるけど出来ないだろうな。
投稿元:
レビューを見る
今回も読み甲斐がありました。
いつも通り、絵も可愛く大田垣さんのこだわりが満載。
イラストだけでなく大田垣さんこだわりの物が
陳列しているご自宅の写真もあり
「ホント、絵と一緒だ」と楽しくて笑ってしまいました。
手放したくない本です。
投稿元:
レビューを見る
図書館にて。
いつもながら丁寧でかわいい絵が楽しい。
アンティークの布やかばんなど紹介されているものも素敵で、楽しめた。
投稿元:
レビューを見る
うちにも、お菓子の空き缶空箱いっぱいあります。
小物が入っています。
全然おしゃれじゃないけど、使っています
投稿元:
レビューを見る
『小さなモンダイ』がとても良かったから、こちらも読んでみました。カラーになって字も変わってました。面白く読めました。
投稿元:
レビューを見る
「もの暮らし」ってタイトルが、「かりぐらし(のアリエッティ)」に似てるなあと思った。
でも全然アリエッティとは関係なかった。当たり前だけど。
大田垣さんちにある箱物や布物なんかをイラストで紹介するもの。
なんてことないって言えばなんてことないんだけど、
大田垣さんの手にかかると、なんだか味わい深い気がするのが不思議。
あとがきによれば赤ちゃんが生まれたそうです。おめでとうございます。
投稿元:
レビューを見る
大田垣さんって、私と似てるかもって思った。私は実際にそんな風には生活出来てないけど、好きなモノが似てる。見栄とかナシに、好きなモノを好きなように集めたら、私の奥底にある欲求を目覚めさせたら、我が家のうちのもの暮らしもこんな感じになるのかもしれない。大田垣さんがチョット好きになった。
投稿元:
レビューを見る
初期の頃私のモロツボではまりまくった太田垣晴子さん。久しぶりに読んだこのエッセイは良かったです。イラストや漫画だけでなく、各章ごとの写真で確認できて、楽しさ倍増。最近の作品も探してみようっと、改めて思いました。
投稿元:
レビューを見る
家のなかにある何でもない雑貨が愛おしく思えてしまう年頃になってきた。
長年使い込んできた木のしゃもじとか、
祖父からもらったタイプライターとか。(使ってはいないが。)
「うちのもの」ってタイトルにも温かみを感じてしまう。
うちの もの。(うふふ)
せいこさんのものは (うちのもの)ではないけれど
愛着を持って使われているもの達を眺めていると
いつの間にかほんわかしてしまう♪
暮らしのなかで使われている道具って
いわば、パートナーと一緒だよなぁ。
ふっと視線が合った時には(そちらから合わせてくる事はないが。)
思わず、嬉しくなるような
雑貨とは、
ずっとそんな関係でいたいものだなー。
と、しみじみ感じた。