紙の本
私はとても好きな本です。(若い人にお勧め)
2017/04/07 18:25
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投稿者:たろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
津波古の真牛に対する感情がとても印象に残りました。
登場人物のなかでも私は、津波古が好きです。
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投稿者:千那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん真鶴と寧温に幸せになってほしいと思いながら読んでたけど、後半から徐々に真牛に気持ちがいってしまった。あの人いちばんかわいそうじゃないか?前半は勢いがよかっただけに、後半の物語の進み方はちょっと残念でした。
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終盤につれ、やはり失速か、雑に詰め込みすぎな印象。
大風呂敷広げたんだから、何でもありでもいいのでドンと構えてほしかった。
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一気読み。めっちゃ面白かった。
こんなにワクワクしながらの楽しい読書は久しぶり。
作品に出てくる人物たちが、みんなキャラが立ってて魅力的で好きでした。
あんなハチャメチャな聞得大君加那志すら、だんだん愛おしくなってくるから不思議。
とくに女性陣が元気ですねwうまいなぁと思いながら、御内原での戦いの場面では、もれなくニヤニヤしていました。
池上さんの作品は過去にも何冊か読んでいましたが、けっこう突飛な場面から突飛な結末にトンでいる印象が強くて。
まるで頑是ない子供が、思いつきで物語をあっちにこっちに編んでいるかのような、不思議な不安定さを感じていました。
そういうのが面白くて、いままで好んで作品を読んできたんですが、今回の作品ではそういった部分が少なかったかな。
展開の予測が着いたとかではなくて、流れに沿っていた…というか。大人な小説になった…というか。
失礼かな、すみません。でも、だからこそ格段に読みやすくなったし、なおかつ翻弄もしてくれて、凄くストーリーを楽しむことができました。
読み終わるのが惜しかった。本当に面白かったです。
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テンペスト、すべて読み終わりました。
尻すぼみ感が否めません。
リアリティは求めてなかったのですが、
後半はなんでもアリになってきて、
大事な登場人物がひょんなことで簡単に人格崩壊して理解不能の行動を取ったり、
主人公の宿敵に当たる人物がネタみたいな扱われ方をしたりしていて、
「こんな最期でいいのか?」と感じてしまいました。
物語全体を通して、色々と展開が激しく、登場人物も個性豊かなので、読んでて退屈を感じることはなく、十分に楽しめました。
でも、せっかく一巻で大きな布石が打たれているので、それをもう少し大事にしてほしかったです。
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他の方も言われているように、若干、まとまった感はありました。
でも、作品全体としてはやはり十分に楽しめたと思います。
自分としては、想像していた終わり方だったので。
この作品を通して今の沖縄を考えさせられました。元々、琉球王朝に興味があって、基礎知識があったのが良かったかもしれないですね。
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龍馬や新撰組の時代とも重なる琉球王朝滅亡までの歴史フィクション。
子供を生むことになる真鶴、なぜか気になってしまう真牛、そして真美那、朝薫、雅博たちの運命、結末がこの巻で描かれていて目が離せません。
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痛快!爽快!実に面白かった。
悪役にも味があって、シリアスな場面もどこかコミカル。
これは、舞台が沖縄だからかしら?
主人公の真鶴が、何十年もかけて、最後、一番好きな人と
結ばれたのが印象的だった。
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こんなに、人物描写も、背後関係も、文章も、歴史背景も荒くてうすっぺらい小説は初めてかも。漫画だったらぁと思いますが、漫画でも普通もう少しうまいかも・・・。
ここまでくると真牛の扱いがひどすぎてかわいそうになってきます。
きしゃばさんも哀れ・・・。
なんだかんだで女を選んだ真鶴が結局は悪女なんではないかと思いました。
ただ沖縄の歴史はほとんど知らなかったので勉強になりました。
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一言で言うと琉球版の ”ソウキュウノスバル” イヤーオモロカッター!!ストーリーはまるでジェットコースターに乗ってる気分(アギジャビヨー!!)デシタ。
まさに池上ワールドに引き回されて 快感と感動と忠義心と師の恩恵も久しく、切ない恋とア~とにかくナンモカンモ池上ワールドでした。
読後感=琉球、憂愁の時の流れの先にマッタリホッコリでした。
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琉球王国を舞台にした小説は初めて読んだのですが、こんなに華やかな国だったのか!と一気にひきこまれました。山あり谷ありの展開はエンターティメン小説としても優れています。ただ底の浅い娯楽小説で終わらずに、琉球王国の入門版になっている点に注目です。今年はドラマ化もされるようですし、KNTテンペストツアーも行われるとのこと。楽しみです!
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読み終わったときは真牛で泣けたが・・・
中国の宦官のヤツは気持ち悪いだけだしありえんし、そんなヤツたぶん琉球来るまでに殺されてる気がした。あとどうせ単行本にするならもうちょっと整理して書いてほしいなぁと。連載モノにはありがちだけど。
あと真牛が王族なのに最下級に落とされるのも、遊女になるのもあり得ないと思う。これは日本だからそう思うのかな。琉球の人に読んでほしい。
んで朝薫の劣化が酷い 嗣勇もひどすぎる。職場とかも最低だ。たとう法に反していたとはいえ女がそこまで頑張って仕事して、その女がいたからこそ乗り越えられた荒海を。女というだけで。だけど男というものはそんな生き物なのかな・・・
ラストもそれ本当に渡すのかよ 敵じゃないのかよ まるめこまれるのかよ お前がなるんじゃねーのかよ とか 読んだ後違和感
。
最初の壮大さがいつのまにかひとりの女の話になった感覚
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琉球王国が舞台。沖縄県として日本に併合されるまでの
数十年の間を生きた女性の人生を描いた話。
歴史ものっていうよりはファンタジーだなこれは。
確かに面白いしさっと一気に読めたけど、漫画みたいだった。
特に考えることもなかった。はじめはいいと思ったんだけどなー。
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最終巻。
琉球の歴史の入門としては、とても良くできた作品だと思う。
テンポもよく(よすぎて最後にこんなに年くってたの?ってびっくりしたけど)読みやすかった。
ところどころに出てくる、ライトノベル的なものは、この物語の壮大さから見ると蛇足のようにも思えなくもないけれど、これがこの作者の持ち味なのかも。
琉球という「国」がなくなって生きていけなくなった者と、国土があればよいという者。最後にそこで道が分かれてしまったと。
仲間由紀恵さんの寧温、はまり役になりそうだなー。
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途中でやめたかったけど、買ってしまったので最後まで読みました。
歴史小説かと思っていたのだけど何だか軽いし、昼ドラみたいだけど、ドロドロさも薄い。ジェットコースターのように過ぎていって何も残りませんでした。
☆2くらいかなと思ったけど、以前に☆2つけた作品よりはいいかなと思って☆3。