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一話完結が主だった今までの巻と違い、若干続き物らしい話が多かったです。私としては、今までの一話でしっかり終わるタイプの方が好きなのですが。
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帝都の一角に在る店、喫茶「銀星館」―。
其処には悪夢を糧として生きる「獏」の蛭狐がいた。その蛭狐の下に、昔の知人・月白が現れる。
嬉しいはずの再会…だが二人の闇には相容れない、ある事情があった。
獏とは…生きる糧を得るため人々の悪夢を求め、さ迷うもの。
獏とは…己の欲求を満たすため人々を悪夢の境地に突き落とすもの…。
蛭狐が持つ獏の本質とは―!?
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他の巻と違い、一話完結でないくくりの重要エピソードがあります。逆に言うと人に寄っては、其処に一抹のとっつき難さを感じるかもしれません。
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昔を思わせる時代設定と、線の細い綺麗な絵に惚れました。
内容はダークホラー寄りなのか。そんな気がする。
人間の矛盾を描かれているような。
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ビジュアルに惹かれて買ったもの。
結果的に大当たりで、最終話はそりゃもう泣きました。
6巻はギャグ度が高くて1番好きです。
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読後感があまり良くないお話が多いですが、独特の世界観と絵の綺麗さでついつい読みたくなった作品。
6巻まで購入