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はちゃめちゃなのにかわいい。
童話のような恋物語でした。
解説でも書かれていたように、アリスを思い浮かべるストーリーです!
刹那に恋をして、そのまま一途に突っ走る―そんなコトは大人にはできないのに、実行するたなだ君が羨ましい…
でも、大人だからこそ、恋を続けることの難しさを知っているから不安にもなるんだなァ。
応援したくなるようなファンタジー的恋愛小説でした。
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夢で見た記憶をたどってるような、仮想世界をつづっているようなぽわぽわした世界。
書評で不思議の国のアリスって表現があったけど、ホントそんな感じです。
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方向音痴なたなだくん(29歳)が
愛車のろんぽうくんとともに
ヘンテコなまちに迷い込んで・・・
とっても元気になれるお話
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ちょっと不思議な世界観、不思議な恋愛のストーリー。森見さんとちょっと似ているかも。
でも、最後まで読んで、ほんわかとなる可愛いラブストーリーでした。(2008/12/3読了)
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いいっすー。泣けます。
どこにでもいそうな極々普通の29歳、たなだ君が
迷い込んだワンダーランドでの恋愛ストーリー。
まか不思議なその町では、まったく非日常な出来事ばかり
が起こりますが、たなだ君はその町で見かけた女性への
想いが溢れていて、そんな非日常が、さほど可笑しなことではなく
自然に描かれて、しかもユーモアを上手く使いながらなので
違和感なく自然に自分もその町に溶け込めます。素晴らしいー。
イガラシさんとヤタガラシさんのくだりは最高です。
後半のたなだ君が想いをぶつけるシーンは感動的だし、
彼の口から発する言葉の真摯さと誠実さは胸を熱くします。
なんのとりえも無いなんてとんでもない。男として羨ましい。
解説にもありましたが今作は一気読み...しかも夜に
暖かくして読み耽ると一層この不思議な町の世界に
スッと入って行けそうですよ。
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アリスみたい、児童文学よんでたときみたいに身をまかせてよめる、あかるくたのしい話。たなだ君のポジティブな疾走感が良い。いろんなくだらない要素も愛。趣味がわかれるかもしれないけど、わたしはこういうのがすごく好きなんだな、と実感。
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よしもとばななの帯につられたものの
なかなか入り込めず。
でも電車で読んだらわりと楽しめた。
たなだ君と恋はしたくないけれども。
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よしもとばななさんの日記にでてきた本。
「とってもいい小説だった。パラレルワールドを描いているのだが、そこがいやな場所なのに奇妙に明るく「住めるかも」と思った。考えてみたら、前回の沖縄もそうだったではないか。彼の沖縄だ。人間が生き生きしている様子というのは、簡単に描けそうでなかなかできないことで、彼の小説はいつでもひとりひとりがその人らしく生きているので、活気がある。こういうのを真の「活気」って言うんだな、と思うのだ。
活気がある人たちが幸福についてきちんと考えているので、小さな、しかし普遍的な幸福が香り立ってくるのだ。」