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紙の本
シェッセの初体験
2015/09/28 16:14
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
王立魔法騎士団予備隊士のシェッセ・リハエルは、カティナ・イシュルダールからの命令で、肉屋のミキハラタクトとクク族のリュカ・シシルクロエ・ポコ・ヘデルカディオシリオスの所持している道具が聖遺物《竜槍》を確かめるため、クーミェ・フランシーヌが店長を務める肉屋に潜入捜査していた。しかし、タクトの人柄に触れ彼に好意を抱き始めるものの、これまで魔法が使えないハンディキャップを克服するために剣にだけ邁進してきたため、その事実に気づけない。
そんなとき、クーミェの祖父のオルバ・フランシーヌと、リュカの祖父のラザ・シシルクロエ・テル・ヘデルカディオシリオスが行商から戻ってくる。そしてタクトが未だクーミェを手を出していない事実を知ったオルバは、曾孫の顔を早く見るため、タクトとクーミェをくっつけるための協力をシェッセに依頼する。
一方、シェッセとタクトが血焔の聖女ルシーニアと竜人ナギに関係する人物なのではないかとの疑惑を抱き始めたカティナ、竜伐騎士の《六鹿戦斧》ガラン・ストラヴィンスキーと《両刃銀嶺》リタ・シュルツは、二人が接触するように命令を出した上官のウィリー・ウォーレンに面会に赴く。彼が語る、アステイリア神話に埋もれた真実とは?
シェッセに執心するクローディアス・フォンブラウンの補佐役としてターニャ・レインが登場し、シェッセにライバル真むき出しの牙をむく!
自分の心を自覚しないままモヤモヤするシェッセと、それを見て恥ずかしもだえる友人たちの姿にスポットを当てた回であり、その過程で発生する事件では、竜神信仰にまつわる陰謀も進行していることがうかがえる。
そんなわけで、シェッセの嬉し恥ずかしな姿を堪能するのがメインなわけなのだが、正直言って、それほどインパクトがあるわけでもない。なんか、型どおりだなあという感じがするせいかも知れない。いや、あるいは思い切りが足りないのか、描写に関係した実体験の不足なのか…。前作に比べればレベルは上がっていると思うのだけれど、心理描写については今ひとつ足りないというのが個人的印象だ。
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