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気になっている、作家さんだったので
文春文庫で新刊を見つけた時に、買ってみました。
映画に、まったくと言っていいほど興味がないので、
映画の題名や俳優の名前が出てきても良く分からず。
それと、美奈子の性格が途中で変わってしまったというか、
一貫性がない感じの描かれ方で、拍子抜けしてしまいました。
もう少し魅力があっても…。
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うぅ―むぅ。まぁまぁかな。。
以前の同じ著者の「弥勒の手」を読んで,ハッピーエンドではなくて,少し砂をかむような感じだったのですが,気を取り直して,もう一度チャレンジしてみました。
着眼はなかなかユニークなのだと思います。
映画監督が久々に取り組んだ推理映画。気まぐれな監督の意向で結末や犯人は最後に飽かされることとなっていた。しかし撮影が進む中,突然監督が失踪する。混乱した出演者たちは台本に沿って撮影を続けるが,結末はどうする?
最後にはなるほどと思わせる解決がちゃんと用意されていますし,「弥勒の手」のような読んだ後の残尿感はないので,こちらの方がずっと作品としては面白いです。
ただ,役者の名前と演じる役名と二つ覚えないといけないことや,映画の場面と実際の場面とが交互に出てくるので,読んでいて頭がなかなかついていかないというのが正直なところでした。(単に頭が悪いだけかもしれません。)
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引用された映画作品を殆ど見た事がないので、作者は映画にお詳しいんだなぁ、くらいでした。全体的にライト感覚で読み通せました。小満足。
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約19年前の作品! 実は個人的にほとんど映画を
見ないんです。恐らく世間一般的に人気のある
作品すら見てない事が多い。でも、今作で
紹介される作品については...何故か知識くらいは
あったりするから不思議です。割と違和感なく
彼等、映画人の熱や想いは伝わってきました。
「ゾンゲリア」...観たいですw。
「マッドマックス2」も。
ただ、映画の手法や実際の作品の詳細は
殆ど分からないため、今作の肝になる
作中映画のメイントリックは正直...ピンと
来なかったのが残念。ミステリとして
成立してるのか自分には良く分かりませんが
理解出来ないながらも充分面白かった。
きっと映画好きな方、詳しい方はもっともっと
楽しく読めるんでしょうね。
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殺戮にいたる病を読んで衝撃を得たことから、この作品を手に取った。内容として驚愕の事実!…とまではいかないものの、やはり読者の裏を突いてくるあたりはさすがだという感想。殺戮にいたる病に比べればやや物足りない感は否めない。
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映画と推理を混ぜた作品。
ミステリ映画を作る作品で、その映画のミステリとそれを作っている登場人物に起こる事件のミステリが、両方楽しめます。
ネタ分かった場面もありましたが、さすがに映画ネタはわからなんだ。
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テンポ良く進んで行くのでスラスラ読めた。
展開も面白かった。
映画はそんなに見ないから、作中に出てきた作品や俳優が分かったらもっと楽しめたかも。
映画の技法もよく分からなくて、トリックを説明されても
そうなんだーとしか思えなかったのも残念。
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面白かったけれど、どっかで見たような。
でも、出版時期的にこっちが先?
映画のことがわかるともっとオモシロかったろうな。
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新作の撮影中に謎の失踪を遂げた鬼才の映画監督・大柳登志蔵。すでにラッシュは完成、予告編も流れているが、実はこの時点で作品の結末を知るのは監督のみ。残されたスタッフは、撮影済みのシーンからスクリーン上の「犯人」を推理しようとするが...。『探偵映画』というタイトルの映画をめぐる本格推理小説。
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著者の作品を読むのは「弥勒の掌」に続いて多分二冊目。撮影途中で失踪した映画監督。作品の結末を知らないスタッフとキャストは、どうにか撮影をやり遂げようとするが・・・。さすがに、映画に関する薀蓄はやや古い。巻末の大林宣彦監督の解説と併せて読むと楽しいですよ。
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映画好きが読めば、わくわくするようなネタがいっぱい。
しかし、ミステリーはそれほどでもなかった。
クリスティーとか筒井康隆とかを思い出すような
古典的な雰囲気があった。
( ・_ゝ・)<叙述ミステリー映画の本
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軽めの文体で、たいへん読みやすい(^ ^ 内容は...作者のものすごい映画愛で溢れていて...ときどき溢れ過ぎな感じもしなくはない(^ ^; 多少なりともギョーカイの現場を知ってる者からすれば「んなアホな」とツッコみたいところは山盛りだが、「気楽なフィクション」として読めるので○(^ ^ 詳しい内容は書けないが、実験的な内容としてはナイスファイトな快作(^ ^
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映画撮影中に監督が行方不明。
その映画のラストは監督だけが知っているという状況の中、右往左往するスタッフや役者たち。
映画のストーリーと並行してお話しが進んでいくので、若干混乱するところもありますが、すいすい読めました。
監督の考えていたラストはすっきりしてなかなか良かったですが、この監督のキャラクター自体があまり好きになれず、もうひとつでした。
我孫子さんのお話なので、もっとすごいドンデンがあるかと期待しすぎたのも悪かったかも。
語り手になっているサードの人柄の良さに救われて、★3つかな。
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探偵映画撮影中の監督が失踪。公開日までに何とか続きを撮影したいが、全スタッフ(役者含)誰が犯人役か知らないのだった。監督の意図は!…という映画中のみ殺人が起こる犯人当てメタミステリ。
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本筋のミステリも面白いが、映画のうんちくが非常に良い。
この本のおかげで質の良い映画にたくさん出逢えた。