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正しい考え方の方法論を身に付けたい人、コンサルの考え方を覗いてみたい人、「空気はなぜ透明か」を答えられない人にお勧め!!!
どうすれば効率よく「良い仮説」、そしてどうすれば「良い解答」が得られるのか。問題解決法の本には、常識にとらわれない、物事を俯瞰的にみる、視点を変える など よくでてきますが、わかったようで、ピンとこないことが多かったように思います。
この本では、非常に具体的で身近な題材で、それらを解法してくれます。 例が多すぎるかもしれないが、その考え方と問を読むだけでも相当の「気づき」を得られると思います。何回も読みたい一冊です。(KOEKu)
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読書中。
常識の牢獄をいかにやぶるか。
1.2×2で考える
空気は透明⇒ 生物に便利
空気は透明ではない⇒ 生物に不便
2.真正面から切り込む
空気は透明か?
透明とは何か?⇒ 光を吸収しない
空気とは何か?⇒「地球」の気体
将棋を例に取った常識の破り方は面白かった。「敵や顧客や技術の進化をものすごく気にしながら、その進化の本質を見極めながら、しかし他社とは違うことをする独創性と勇気が求められる」 なるほど。
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経営コンサルタントの書いた書籍と言ってしまうと固苦しいイメージをもたれるかもしれません。
ですが、この本は問いかけ4ページ・模範解答4ページ。
各章末にオチを設け、関心のあるところから読み進めることができる優れものです。
気軽に読めるコンサル本というのも珍しいのでイチオシです。
問いのテーマは様々で、タイトルの"空気はなぜ透明か?"につづき、
"東京はなぜ低層なのか"、"スクウェア社のファイナルファンタジー?はなぜファミコンでなくスーパーファミコンで発売されたのか?"、"少年ジャンプとマガジンの着眼点の違い"‥などなど。
この本の醍醐味は、問題の立て方から順に追って話しが展開されていところにあると思います。
時には、その質問自体を疑ってみたり、考えるプロセスをなぞってみたり。
こんな考え方もあるんだ!というヒラメキ感も癖になります。
ちなみに、個人的に最も好きな箇所は「あとがき」だったりします。
眉間に皺を寄せたコンサルタントが、チラリとのぞかせる人間味がたまりません。
以上。書店立ち寄りの際は、どうぞご一読ください。
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「空気はなぜ透明か」という問いにひきつけられる本書。
考えの深さ、視点の豊富さから
ここまでやるのかと思い知らされる1冊。
コンサル本として秀逸です。
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本書は、20年間外資のコンサル業界に君臨し、アクセンチュアの戦略グループ統括
エグゼクティブ・パートナーであった著者が色々と述べている内容になっています。
また、内容は雑誌「Think!」で連載されていて、人気だったらしいですね。
内容は、まずは常識を疑う事から始める。ここからスタート。次に正しい視点を持て!と
言い放つ。正しい視点とは、正しく判断するための知識だ。最後に、高い視座から物事を
俯瞰せよ。そして、意志決定のためのトレーニング2×2を描け!って感じです。
内容は、今も昔も言われている事ですね。常識を疑う事、これは本当に大切です。
次に筆者は正しい視点を持つために、乱読をお薦めしています。もちろん自分の専門分野
の本は読む。しかし、それ+αで乱読する。これが重要であると。やはり、読書は
絶対的な価値が、成功者や実力者の中ではあるようですね。しかし、それも分かる気がします。
読売の調査では、これだけ読書をしましょうと色々なビジネス書で言われても、多く読んでいる人は
10%くらいだし、毎日読む人なんて恐らく1%くらいじゃないかな。それだけで、差別化は出来る。
俯瞰は、レゴブロックを想像し、どれが基礎なのか、どの問題がコアなのかを見極めよと。
本書は古いので、内容は既知感がありますが、それでもなかなか得るものが多かったような
気がします。そして、再確認した事は、
1.乱読はお薦めである
2.仮説検証も最もだが・・・仮定的思考(推理能力)の良さ
3.マトリクスの強さ
4.絶え間なく続ける努力
以上の4つですね。筆者も言っていますが、正しい視点を持つ事や高い視座(俯瞰)、所謂
観想力は、一朝一夕で身に付くわけではない。毎日、365日、20年続けて身に付くって
事です。
少し古いですが、お薦めです。(中身の80%はケーススタディですが)
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物事を正しく理解し見透す力を「観想力」とし、「観想力」を
伸ばすためのキッカケをくれる書籍。
常識を破壊し(問題を発見し)、論理的に、俯瞰的に解決していく
方法を具体例を挙げながら説明してくれているので、理解しやすく
面白い。
また、本書におけるキーワードは「ヒューリスティック・バイアス」
人間は「ヒューリスティック・バイアス」のため、誤認識して
いるか、また、それを除いて思考することがビジネスに
おいて如何に重要であるか書いている。
尚、ランチェスターの法則、アンゾフのマトリックスなどの
戦略立案に使用するフレームワークも出てくるので、経営戦略系の
書籍への興味もわき、足掛かりにもなると思われる。
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東洋経済のThink!という雑誌の連載を単行本化したもの。知人にすすめられて読んでみた。
おもしろいねえ。こういうの。
サバとイワシとアジの漁獲量を思考法の本で考えさせられるとは思っていなかった。
全編を通じて、意外性があったおもしろい。
ただ、少し残念なのは、メインの主張の「視点」、「視座」、「切り口」っていうのがよくわかりづらい(特に「視点」と「視座」の違い)のと、「切り口」がマトリクスってのは単純すぎる気がする。
ただそれ以外は、総じて楽しめる本。印象に残る。
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ロジカルシンキング系の本。ただ一般の本との違いとして、タイトルの空気はなぜ透明かなど発想力を問われる問題が多い。まあこれ系の本を読まれたことがある方なら立ち読みで十分かなと思います。
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常識を破壊する、正しい視点、高い視座から眺める、マトリクス…物事の本質に近づくためのヒントをもらいました。
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最近、論理を突き詰めることってそこまで大事なのかなとちょっと疑問を持ちかけていた。
この本を読んで、再認識した。
経営はアートとサイエンスが入り交じっていて、どちらも軽視出来ないと。
そして、きっとサイエンスの割合の方が高いと。
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企業に関する小ケースの分析が物足りなく感じる。
シェアだけでなく営業利益率にももっと注目して欲しい、数字が少ない、文脈に関する情報が足りず解釈に困る、決めつけのような記述がある、など。
しかし、その他取り上げる事例と本書自体の要旨は幾分的を射たもので、常識打破への一片の気付きは得られると思う。
もっとも、才気溢れる人には何をいまさら、と言わせるような内容かもしれない。
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08040
目の前にあったので読んでみた。
視点・視座・切り口を変えて物事を見る。
常識にとらわれずに考える。
これによって、思考の檻を破壊する。
いろいろな企業の実例が出てくるところからさらに面白みが増してくる。
今回は、ざっと読んでしまったので、じっくり読み直したら新たな発見があるかなと感じさせてくれる。
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途中の細かい事例はちょっと細かすぎて読みづらかったけど、全体として非常に面白かった。
常識をの枠から飛び出た見方をする方法がいくつか書かれていて、そこの部分が非常に面白い。
会社杯ってからの方が得るものは多そうだな。
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ロジカルシンキングの本が広まり、論理的に物事を考える力は大抵のビジネスパーソンが身に着けるようになった。
そんな中で人と差をつけるには、この本で書かれているような少し視点の異なる考え方が必要になってくる。
サブタイトルの「空気はなぜ透明か」に興味を持ったら、ぜひ開いて欲しい一冊。
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三谷さんの授業では、土俵を変えることによる、大逆転の戦略を考えるそうだが、この本で大体イメージがわかった。
(もちろん、イメージだけだが。。)
これは、そのうちもう一度読むか。。
<めも>
(章立て)
1.常識を破壊する
2.正しい視点を持つ
3.高い視座から眺める
4.マトリクスを使いこなす(2×2)