紙の本
スポーツ栄養学の見地から栄養と食事の正しい知識を教示してくれます!
2020/02/18 09:08
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、スポーツ栄養学の入門書として書かれた一冊です。私たちの中には健康維持のために適度な運動をしている人も多いと思います。また近年のブームも相まって美しいボディ作りのために筋力トレーニングをしている人もおられます。こうした方々は食事にも気を配られ、様々な食事療法やサプリを試されているようです。しかし、こうした一般的に信じられている食事療法には栄養学の専門的見地から間違っていることも少なくありません。例えば、「ご飯を減らして、プロテインを飲む」というのは大きな間違いの一例です。同書では、スポーツ栄養学の見地から栄養と食事の知識をわかりやすく解説したスポーツをする人にはピッタリの一冊です!
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なるほど。
・脂肪を減らすには、食事制限+運動。食事制限だけによる減量だと、脂肪以外の組織(e.g.筋肉)も減ってしまう。
・心肺能力とは、簡単にいえば体力のことである。つまり、太っていること自体が健康上問題なのではなく、体力がないことのほうが大きな問題なのである。(p192)
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ベストセラー本の上位にダイエット本がいくつもランキングする我が国は、飽食の豊かな国であり、景気がどうこう文句言う前に、食事制限して、運動もして心肺機能を高めつつちゃんと痩せろよ(で、医療費削減しろ)と言いたい。その為にも外食税の導入は推進すべきだ。但し、食事制限だけではダメであり、エネルギーは摂取と消費のバランスが重要という事を再認識。加齢と共に筋力低下し基礎代謝は落ちるので、筋トレでカバーすると同時に適度な有酸素運動も行い、やはり摂取も減らさないといけないなと。
●気になったポイント
・食事を変えずに、10日運動しないと、体脂肪1kg増(+7000カロリー)
・強度の高い短時間の運動より、強度の低い長時間の運動(赤筋>白筋)
・太っているが運動する人と痩せていても運動してないでは後者が早死にする。(心配機能が重要)
・ミネラルウォーターは運動時の水分補給には適さない(塩分補給できないから)
・スポーツドリンクは薄めるな。(運動時に補給する糖分は適量である)
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悪くない朝食の例が非常に参考になった
そいつをたたき台にしてこれからの食事を
考えていっています
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ジムに通っているので、興味を持って読んでみました。この本は、健康のためにジムに通っている人用のスポーツ栄養学入門の本です。解説はわかりやすく、図や表が豊富に持ちいれられていて、とても説得力があります。
運動と食事は密接な関係があり、ただ運動していても食事の栄養バランスと考えないと目標には近づけないという所は、改めてその通りだと思いました。実際にジムに通う時や日常での栄養摂取の方法は、とても参考になりました。
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先日からジムに通い始めたので読んでみた。
栄養学なんて全くもって勉強して来なかったのだけれども、身近なことだし、ある程度分かるだろうと思ったけど、自分にはかなり難しかった。
とくにグラフの見方がぱっと見分からない。いったい、何が上にあるほうがいいのか、下にあるほうがいいのか。何が多いほうがいいのか少ないほうがいいのか・・・。
後、『意外に悪くない朝食』はムリ。普段5枚切りのトースト一枚の自分には、6枚切りのトースト3枚はさすがに・・・。
まあでも、小食の自分がジムに通いはじめたからには、もう少し食べる量を増やしたほうがいいのだろうということはなんとなく分かった。
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ジムでなくとも、自宅での筋トレや、ランニングなどの軽運動をする人たち、あるいは、運動とは縁がない人にも役立つ栄養学である。
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Q&Aを先に読むと内容が理解しやすくなりそうです。
きちんとした食生活をしているならサプリメントは必要ない。
食に関する間違いについても書かれていてとても良い本です。
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筋肉はなかなか増えない。その答えは、エネルギー不足。ダイエットでは筋肉合成は進まない。バランスよく食べるのは難しいね。
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図表を多用しており、しっかりと裏付けのあるデータを元にどの様な食事を摂ればよいのか説明されているので説得力がある。ただし、図表の説明がもう少し詳しいとより良いと思う。
ひたすらタンパク質を摂取したり、炭水化物を抜いたりすることはやめようかなと思わされる。
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スポーツ栄養学をどのように紹介しているのだろうと関心を持ったので購入した本。
グラフ等を用いて、わかりやすく説明されている。
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私自身の話ですが、週に3~4回のペースで事務に通い、トレーナーの指導の下、各種トレーニングをこなしているのですが、なかなか理想の体型を維持できていません。
これはトレーニングメニューというより、栄養面に問題があるのでは?とふと思い、手にした一冊。
本書では、トレーニングはもとより、日常生活に必要な栄養素についても記述があり、特にビタミンについての著者の考えが面白く感じられました。
「ビタミンは化合物なので加熱すると分解してしまうものがある。この性質が、野菜は生で食べたほうが良いとする理由とされることがある。しかし、ビタミンは加熱ですべてがなくなるわけではないし、野菜は加熱したほうが生よりもたくさん食べられる。不足しやすい食物繊維を摂るためには、野菜はたくさん食べたほうが良い。加熱すれば食中毒の危険性も減る。総合的に考えると野菜は加熱して食べたほうが良いといえる。
生で食べることのできる野菜は多くが日本古来のものではなく外来のものである。外来の野菜が入ってくるまで、日本人がビタミン不足だったということはない。したがって野菜は生で食べることにこだわる必要はないといえる。」(P.53)
なるほど、確かに古来からおそらく日本人は火の通った野菜を食べていたでしょう。それに今まで日本人という民族が生きながらえてこれたのは、ビタミンを欠くことがなかったからなんですよね。
ということは、生野菜にそこまでこだわる必要は無いのかな、と思いました。
毎度のことですが、読むきっかけと、心に残った個所に大きな乖離が…笑
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痩せる基本は規則正しい生活と運動。摂取量より摂取量を増やす。当たり前のことだが、ただそれだけのことである。無理やり小食にしても太りやすい体質を作るだけ。筋肉が落ちれば脂肪が付きやすくなる。不自然な食生活は一時的には痩せられるが結局続かない。体を壊すしリバウンドを招くだけ。炭水化物、タンパク質、脂質の基本、そしてエネルギーの使われ方を学び、どのように運動すれば効果的に痩せられるのか。体をつくる基本が解説されている。巻末のQ&Aでは誰もが抱く素朴な疑問に明快に回答しており、これだけを読んでも痩せるに十分な知識を身につけることができる。日頃の生活に注意を払うこともできるようになった。
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体力をつけたい、筋力アップしたい、体脂肪を減らしたい、などの目的でジムに通う人も多いと思います。
私もその目的で、週に一度ジムで筋トレをしています。トレーニングのメニューはトレーナーに作ってもらってますが、なにをいつどれだけ栄養を摂ればいいのか、今ひとつ把握していませんでした。
この新書は、栄養の意味、運動との関係、生理学的合理的な栄養の摂り方を一般の読者に分かりやすく伝えてくれます。
タンパク質は筋トレしてもさほど摂る必要はなく、むしろ炭水化物をきちんと摂る方が筋肉を増やす上では重要で、なおかつ運動直後に摂取したほうが良いということが分かり、目から鱗でした。
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アスリートではない普通の人たちが運動をする際に知っておきたい栄養と食事の知識。健康のためジムに通う人に向けた、スポーツ栄養学の入門書。