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みんなのレビュー32件

みんなの評価3.7

評価内訳

32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

どこまで真実なんだろう

2020/07/19 22:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰が考えても主人公の作家は大江氏本人で、義弟・吾良は故・伊丹十三氏がモデルであることは明白である。妻であり吾良の妹でもある千樫はある事件が元で兄が別人のようになったと考えていて「私が、お母様の代りに、あの美しい子供を生もう。取り替えられて居なくなった本当の吾良が、生まれて来るようにしよう」と決意したことがタイトルの取り替え子という意味だったということは終盤近くになって判明する。吾良が主人公に対して「古義人のことをね、定まり文句で嘲笑するやつがいるね。サブカルチュアに対して差別的な、時代遅れの純文学、純粋芸術志向のバカだとさ」と語る場面が登場する、もちろん、書いているのは大江氏自身なのだから結構、大江氏は自分が世間からどう思われているのか気にしていたりするのかとおかしくなった

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紙の本

さすが大江

2021/12/28 14:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

大江健三郎にとって義兄であり親友でありライバルでもあった伊丹十三の自殺を受けて書かれた作品であるが、大江はどこまでも大江であり、凡百の追悼小説などではなく、あくまで大江健三郎的エネルギーに満ちたものとなっている。

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紙の本

うーん、正直書いちゃうけど、楽しめないんだよね。この人は誰、なんていう楽しみ方はできても、『同時代ゲーム』のような壮大な神話みたいなものが消えてしまって、やっぱり頭でっかちの作品かなあ

2004/05/26 19:34

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《録音したテープとカセット田亀を残して自殺した義兄で映画監督の吾良。作家 古義人がたどる心の軌跡》

大江健三郎の読者というだけで、ある程度世代が分ってしまう。でも、彼のめぼしい小説しか読んでいない私には、大江ファンならば知っているようなことでも、初めて聞くようなことが多い。ご子息の光さんのことを知って、『洪水は我が魂におよび』の意味に気付いたのだって最近のことだし、まして映画監督の伊丹十三が、大江の本当の義兄で、この小説の吾良のモデルであることは、つい先日知ったばかり。大江に関しても、気分次第のいい加減な読者ではある。

録音したテープとカセット「田亀」を残して自殺した義兄で映画監督の吾良。作家 古義人は、その死の真相を知ろうとする。「出亀」を巡るエピソード、吾良のヨーロッパでの生活、彼を巡る女性の話など、真相が見えそうでいて見えない、持って回ったような文章はいかにも大江らしい。本領が発揮されるのは、四国の山中での学生時代の回想。敗戦後の混乱の中で、国粋的な連中がどのようなことをしようとしていたかを知るのは興味深い。

ここらになると、もう『同時代ゲーム』の世界だ。古義人が書いたとされる作品が、『自ら我が涙をぬぐいたまう日』であることなどもよく分る。吾良の自殺の真相は何だったのか。彼が曝されていた暴力を、現実の伊丹の事件に当てはめるのも一興だろう。でも、正直、タイトルの意味が理解できない。『同時代ゲーム』に見られた壮大さも感じられず、ただ文章に大江らしさを感じるだけと言ったら、怒られるだろうか。さすが、筋金入りのいい加減な読者だと、自らを反省する。

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紙の本

モデルは?

2023/05/29 00:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは、大江健三郎さん、ご自分がモデルでしょうか?国際的な作家古義人(こぎと)の義兄で映画監督の吾良(ごろう)が自殺しました。動機か、どうしても納得いかないため、海外へというお話ですが。

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2006/02/23 16:51

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2006/09/24 23:53

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2007/10/21 11:16

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2007/12/06 21:57

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2008/05/12 20:59

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2009/04/06 00:34

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2009/07/03 23:56

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2010/01/10 02:05

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2010/10/05 14:21

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2010/11/05 17:20

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2011/01/08 15:25

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