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戦争と平和 (一) みんなのレビュー

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みんなのレビュー24件

みんなの評価3.9

評価内訳

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22 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ナポレオンがキター!

2014/03/26 23:27

5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

ナポレオンが攻めて来ることははっきりしている。それはロシア人にとって世界の一大事のような気がするのだが、なんとなくのんびりしているように見えるのは、宮廷の人々に緊迫感が足りないということとも少し違うようだ。元々ロシア貴族はフランスびいき、むしろフランスかぶれとでも言うような愛着があるのがまず一つ。そしてロシアというのは年中トルコやらオーストリアやらとの戦争だの内乱だのを起こしていて、それがまた首都まで及ぶようなことは滅多に無いので、ナポレオンについても小競り合いの一つになるぐらいにしか想像が及ばないのだ。
その親フランス的な人々で、またナポレオンの革新性を賞賛するような人々でも、国王の命令ならなんの疑問もなしに戦地に向かう。まるでスポーツの試合のように。しかしそれが命をかけたスポーツであることは貴族達も重々分かってはいる、ただそれでも彼らは命よりは勇敢さや名誉を重んじようという意識が強い。
その一方で、ナポレオン軍は甘くない。はるばる遠征して来て、いくらかの譲歩で満足して帰還するつもりは無く、戦う機械のようにどこまでも進軍することを使命とした、近代戦争の貌を見せ始める。
この第1巻まででは、ロシア宮廷や貴族達の内幕と戦場の過酷さが対比されて描かれているようだが、本当に対比されるのは旧来の戦争の通念の中で、新しいそれの訪れた衝撃ではなかろうか。トルストイが見たクリミア戦争の戦場で発見した、砲弾が飛び交い、大軍勢がひしめき合う中で、個人の力では進むことも退くことも出来ないという恐怖の形がここにある。
もう一つ、この戦場という空間でその才能を発揮し始める青年貴族がいる。おそらく彼は宮廷内でこ狡く立ち回るようなことはできなかったろうし、敵との戦いより味方同士の権力闘争に明け暮れるような旧来の戦場でもすぐにその場を投げ出してしまいそうだ。ただ怒涛のようなナポレオン軍を押しとどめるために必要な才能として発見される。するとこれも近代の合理化社会の生んだ一つの生き様なのだろうか。それを青年の成長と呼ぶなら、産業革命に先駆けて戦争によって近代的合理主義が生まれたという、一つの悲劇の姿のことかもしれない。

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電子書籍

「戦争と平和」第一巻

2022/08/10 23:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tam - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一巻
読書、特に長編小説の読書で一番たいせつなのは、読み進めるエネルギーだ。そのエネルギーを供給するのは、ワクワク感以外にはない。
そしてこの「戦争と平和」は、まさにそのワクワク感に満ち溢れた小説と言える。
悠久の国、ロシアとナポレオンとの一大攻防戦を軸にニコライ、アンドレイ、ピエールなどのいかにもロシア人らしい性格を持った人物を操って展開して行くストーリーは、ドストエフスキーとはまた違う(それは彼自身が貴族の出身だからなのだが)味を見せてくれる。

昔、一度読んだ本だが、半世紀ぶりに読み返してみようと、読み始めた。
現代のお粗末な小説とは桁違いのエネルギー、奥行きの深さ、スケールの大きさはロシアの壮大な国土、きびしい気候風土が産み出した傑作と言える。

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軍隊と家族

2016/12/24 12:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつのそ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説の主題は、ニコライの初陣の場面に端的に書かれています。軍隊では人は取り替え可能なたくさんある小さな歯車の1つに過ぎないが、家族にとってはかけがえのない命であると言う事です。

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2006/07/04 19:42

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2007/03/08 23:32

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2009/12/03 07:28

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2012/10/14 00:35

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2012/09/21 13:43

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2013/10/11 22:49

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2016/02/27 21:23

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2016/03/11 15:45

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2016/04/19 13:36

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2016/10/08 13:10

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2016/11/27 08:24

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2017/08/19 16:56

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