紙の本
忘れ物の残響
2015/10/30 23:15
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投稿者:ADUMA - この投稿者のレビュー一覧を見る
上遠野氏の作品と出会って早十数年。
氏の作品は自分にとって、何時も何気無く言葉にならない詩情をざわめかせては過ぎ去っていく作品として定着した感があります。
今回のテーマは忘却と焦燥。
ある日ある時。何かを思いついて。それはとてもどうでも良い事で。あまりのどうでも良さに忘れた事すら忘れていて。
ふとした弾みに忘れた事だけを思い出して。その中身はどうしても思い出せず。何かとても大事な事だったんじゃないかという寂しさだけが残って。それも何時しか忘れていく。
そんな感覚に覚えがあるのなら、この作品でより深く没入感を楽しめるのではないでしょうか。
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ブギーポップ、コスプレを語る。
カラー口絵のたくさんのブギーポップに見た時に感じたこの行き場のないときめき。
忘却から人の進化に繋げるこの捉え方は流石だなぁと。
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シリーズ最新作。
これも長いなぁ……なんやかんや言いつつ1年に1冊ぐらいは出てるし。刊行ペースとしては丁度良いかな。
イラストレーターの画風が最近変わったようで、微妙に違和感がある……。
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何冊読んでも煙に巻かれている感が拭えないけど、これだけシリーズを重ねてぶれてないのはさすがだと思う。
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事が終わったあとの余波を受けた小物のアレコレ。
最近、こういう展開多い気がするね、このシリーズ。
タイトル背負った主人公が狂言回しなのはいいけど、出なさすぎ。
Dをみならえ、と。
あとシリーズ全体としても進んでいないなぁ、というのがあるけど、これはまあ、このシリーズそのものが、終わった事件の後のアレコレを書いているせいかも。
そろそろ別世界を。
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最近のブギポの基本形である、三人くらいが何かを探していく系の話。
今回は、忘却であった。
そしてやつが。奴が、現れて。
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すらすら~っと読めたけど、あんまり盛り上がらなかったナ。
透子さん、かなり影響力を持っていたのに、
その後の残党があまり出てこないのはそういうわけか。
エンブリオ辺りの絵柄に戻らないかな……。
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すえまーのおかへでまた新たな萌えチームが発足されたな。最近は最初から合成さんが潜入済みで洗脳済みが多いなぁ
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このブギーポップシリーズは、もう10年以上前、私が中学生でラノベを読み始めた頃に手を出した作品ということでなかなか思い入れのある作品でもあります。
大分間隔があいているけど、今でも続いていることは凄いと思うし、続きが読めることが嬉しい。
ただこの「さびまみれのバビロン」単独で見たら微妙だったかな。。。
結局なんだったの?と言いたくなる。
水乃星透子の影響力はまだまだ健在っていうのはわかるし、今後を考えたら大事な話なんだろうけど。
中途半端というかすっきりしないというか。
でも思い出してみれば、こういうモヤモヤ感もブギーポップの特徴だったな、と。
それでも「記憶をなくした女の子が、自分の持ち物を見たらブギーポップの服装を持っていた」という入り方はすごくワクワクしたし、水乃星透子やユージン等懐かしいキャラを見ることができたのもファンとしてはよかったな。
特にユージンはブギーの好きなキャラトップ3に入るくらい好きだし。
(ちなみに残りの2人は九連内朱巳と辻希美)
ラストの末真の胸で泣くところやその後のやり取りはある種救いのないこの話の中での唯一の清涼剤。
おかげで後味はよかった。
次期中枢候補の話の続きなども気になりますが(九連内朱巳も関ってるしね!)、ここまで続いたシリーズ、これまでどおりのんびり待ちます。
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要するにどういうことだってばよ(-_-;)
久々だかなんだか忘却してしまったけどイマジネーションだった。こいつら普通に話しすんのな。
ブギーポップのコスプレとか墓通いとかの真相はパラダイムラストのカモフラージュということでいいのだろうか。
まあなんだかんだこういう雰囲気優先の作品が好きです。
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読んでいるとだんだんイマジネーターの主張のほうがまっとうなんじゃないかと思えてくる。
(そもそもブギーポップに主張はないのだけど。)
しかし、イマジネーターって世界に忘れ去られていくんだな。
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ブギーポップ本編の最新刊。舞台は深陽学園なので、懐かしのキャラが!藤花本人もだし、末真・新刻に早乙女・ユージンetc。仮称ブギーポップのレポートは早見壬敦。記憶喪失の少女が何故かブギーポップの衣装を持っていて謎の能力もあって… 真相に近づくための三人の偽ブギーポップ。若干もやもやするけど、水乃星透子はここにもいたよ、ってお話。
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うーん、ブギーポップの本編なのに、もはやこっちが外伝感が漂うなあ。ブギーポップ本編は、もうこのバトルもの路線で行くのかな? そうだとしても、霧間凪がいないと、ひとひねり足りないって気がしてしまった。
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約一年半ぶりの新刊はVSイマジネーターの後日談とか。
時系列的にもピートのディシプリンのちょい前だし全然話が進んでないじゃないですかあ、マジいい加減にしてくれないかな。
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3人の女の子がとある不思議な現象・事柄をあーでもない、こーでもない、とキャッキャウフフいいながら解決しようとするお話。最後はバトル。
ブギーポップシリーズを読んでいないとブギーポップというキャラ、統和機構というシステム、その他前のシリーズの登場キャラの人間関係などがちょっとわからないかもしれないけど、多分十分この巻だけでも読める。
個人的には初期のシリーズに感じていた登場キャラの閉塞感であったりを強く感じるのとともに、女の子のキャッキャウフフ度も高くて好みの作品。