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コンピューターが自動ドアと同じレベルで使えるようになった時代を考える。
パスワード関連の話は、エピソード記憶を推していたが、パスワード管理アプリで十分だと感じた
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増井さんの日頃言っているような話がまとめられてる。emacsのマクロのところに山岡さんが出てきたりしていい感じ。富豪コンピューティングとかすごい好き。言語感覚が独特なところがあって、そこで損している気がする。フローとストックの話とか、emailの死とか、問題の本質をずばりってところがいいです。
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新書にしては珍しいジャンルの本な気がすると思って読んでみたら、非常に面白かった(http://www.pitecan.com/sumaho/)。
GyampというWebサービスを初めて知った。著者が作ったものらしいけど、結構よさげ。
こないだもどこかの記事で見たけど、キーボード操作よりマウス操作のほうが早いらしい。まあ、マウスジェスチャーがもっと普及してくれたらそれが一番いいのかも(それはそれで高次レベルの思考かも)。
自分が苦手なことを研究テーマに選ぶのは分かるような気が。自分も大学の時はコミュニケーションの研究室に行ったし(相変わらず、未だにコミュニケーションは苦手です……)。
Slimeという文字入力もいいなぁ。今度、使ってみようか。
ところで、著者が忘却力に自信があると書いてあって驚いた。記憶力を自慢するひとはよくいるけど、忘却力があることを自慢する人は初めて見た気がする。ある意味、人間として必要な能力なのかもしれない。
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「スマホ」と「心理学」をキーワードに授業をしなきゃならないもので,タイトルに飛びついた。が,スマホの話はほぼなし。インタフェースの話がメイン。モバイルメディアに限らず。てかむしろノーパソあたりが想定されているのかも。全体的に著者の作ったプログラムのポートフォリオといった印象。ところどころ,え,その考え方普通?と突っ込みたいところがあって,使ってみたいと思ったシステムは正直あんまりなかったなあ。いわゆるコンピュータ用語も普通に出てきまくりで(注はあるけど多くはウィキペディアへのURL),読みこなせる人もあんまりいないんじゃないかなあ。
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私には時期尚早な本でした…
ちょっと難しかったです。
この本を読んで思った事は、人はとても面倒くさがりだなと…
難しかったけどまたもう一度読んでみたいと思う本でした。
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前半の心理学の部分は面白い。後半は様々な技術、サービスの紹介がダラダラと続いており、構成上のまずさがある。
・自己正当化力の活用
・練習回数と上達度はべき乗則に従う。
・遅いシステムを誤魔化す。ユーザーの注意をうまくそらす
・何かを大きく変えたい場合は、あせらずゆっくりと変化させるのが有効。
・苦手なことを研究テーマに選びがち。
・アマゾンが行うクラウドソーシングという名の新たな搾取。
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とっても面白いし,ためになる。
構成がイマイチとか感想を書いている人もいるが,幅広く多数の事柄をコンパクトに述べていて,これはこれで良い。新書であって論文でも教科書でもないんだから。
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新書。増井俊之。タイトルはアオリで、著者の研究を新書にまとめたもの。新ネタはあまり入っていなかったが、URL参照も実例も多く、簡潔で密度が高くまとまっているのでリファレンスとしては良い。
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著者の作ったソフトとそれにまつわるエッセイといった感じで、タイトルと中身が一致していなかった。この本に満足できなかった
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2017.04.06 この本から最も感じたこと。われわれは何の疑いもなく、こういうものだと思ってPCやスマホを活用しているが、実はまだまだ改善すべき膨大な課題、難題があるということ。もっともっと使いやすくしなければならないし、またできる可能性が十分にあるということ。
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ひとつの大きな問題意識に基づいて体系的に書かれた本というよりは、
「今世間で流行ってるインターフェースって絶対じゃないよね。他の選択肢としては、こんなことも考えられるよ」という代替案を、心理学や認証技術に関する最新の研究を紹介しながら、広く浅くちりばめたような本でした。
少し「もやっ」としたのは、『誰のためのデザイン?』の著者であるノーマンの言葉を借りれば、「社会的な対応づけ」への配慮があまりにも軽視されているんじゃないかなぁ、という点です。
例えば、キーボードのqwerty配列(私たちがまさに今使っているキーボードの配列のこと)について。
こんな変な配列になっている理由は、タイプライター時代の名残だそうです。
タイプライターは早く打ちすぎると不具合を起こしてしまうので、わざと変な配列にすることで打鍵を遅くさせ、不具合を防ぐ必要があったそうです。
パソコンのキーボードは、いくら早く打っても不具合は起こさないので、遅く打たせる用のqwerty配列にする必然性は全然ありません。
でも、この配列にすでに習熟してしまっているユーザーが、世の中に何人もいる。(それを「社会的な対応付け」といいます。)
そのユーザーに、新しい入力の方法を学習させなおすコストと天秤にかければ、qwerty配列を残すという選択はまぁまぁ合理的なわけです。
qwerty配列なんて、パソコンの世界では全然合理的じゃないんだぜ! と主張するのは簡単ですが、
「全然合理的じゃないものにすでに習熟しているユーザーが、混乱なく適応できるように」
という視点での配慮をすっ飛ばした 「新しいシステム」 は、 たぶん、 うまくいかないんじゃないかなぁ・・・
とはいえ、本書の主旨は 「社会的になってしまった対応づけ」 を疑う! というところにあるので、あえてそのあたりを無視して書かれているのかもしれません。
何より、「新しい技術(スタイル)と既存の常識をどうつないでいくか」なんて考える前段として、
既存の常識にとらわれないで新しいスタイルをすっと適用していける一握りの人たちの存在が絶対に必要で、
それこそがイノベーションの起点なんだろうなぁ、と。
この本を書いた増井さんは、きっとその 「一握りの人たち」 なんだろうなぁ。
この本を読んで「なるほど」と思えるのも、そういう 「一握りの人たち」 なのかなぁ。
なんてことを思った、一握りの人たちじゃない私でした。
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当たり前に思ってることや使ってるものが、案外いろんなバイアスがかかってたり最適解でない可能性があるということを示唆してくれます。
テーマがけっこう幅広いかつ章ごとに関連性があるわけでもないので、興味のあるとこだけ虫食い的に読んでも良いと思います。リファレンスも多いので、さらに知りたければ学びを深めることもできると思います。
諸々の例はやや年代感あり。。
「手品とUIは似てる」という話が好きでした^^