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電子書籍
なんちゃってキリスト教の世界
2018/08/28 14:35
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投稿者:たかぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
見目麗しい教皇の柴耀はライバルの宗麟の地盤で信者取り込みのために不幸な孤児を保護することになりました。
何もかもが戦略でそれ以上ではないはずだったのに、煌夜と名付け教皇付きの稚児にしてから煌夜の存在はなくてはならない大切なものになります。
敵であるはずの宗麟も不器用な大人で、策略をめぐらすのが大好きな参謀、黎枝もいい味出しています。
某バチカンを想像しつつ楽しく読みました。
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BLはファンタジー
2022/02/14 13:06
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
教皇という最高位に至るには数々の権謀術数が用いられていて、それの得意な秘書は勿論教皇自身も決して清廉じゃないところが面白い。
ほんの気まぐれで傍に置いた貧しく憐れな受けに惹かれ夢中になる権力を持つ攻め、という王道のストーリー。
気になる腹黒秘書と教皇のライバルだった枢機卿のお話はスピンオフ「枢機卿の氷花」で。
紙の本
稚児灌頂、でした
2012/11/02 22:08
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投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
教皇の紫耀(攻め)と紫耀に救われた孤児、煌夜(受け)のお話です。
若くて美しい教皇の紫耀が煌夜を小姓にして最終的に稚児灌頂しちゃうので
簡単に言えばとっても王道シンデレラストーリーなお話ですね。
煌夜はとても健気でとにかくかわいい。紫耀一筋です。
紫耀は教皇という立場ですが清廉潔白というわけではなくいろいろな策略で今の地位を築いた、
というちょっとだけ腹黒設定です。
側近の黎枝が策略家でかなりのやり手。こちらも容姿端麗な設定です。
そこに宗麟という紫耀と教皇を争った相手まで絡んできてちょっとややこしくなります。
でも複雑なお話でもなんでもなく、さらさらっと最後まで読めちゃうお話でした。
黎枝と宗麟、二人のスピンオフがあります。
「枢機卿の氷花」に続きます。
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設定が違っていたら
2020/12/06 11:35
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投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界感に入り込めなかった
蓮川愛 さんの美麗なイラストに惹かれて読みました。
感想
綺麗な純愛物語なのですけれど、私は物語の世界に入りこめなかった 残念。
キリスト教圏の設定をしないで、もっと思い切り大昔か、日本を背景に設定したらよかったのに。
キリスト教的な階級や統治制度に、日本の仏教の稚児灌頂を持ち込むのは、無理。
たとえ架空世界のフィクションとはいえ、ちぐはぐすぎます。
衣服や制度がキリスト教すぎるし、登場人物の外観も西洋人。
そこに無理無理に漢字の人物名をつけて、稚児灌頂を持ち込んでも、なじめない。
日本では認められていた衆道を、イエズス会は「罪(sin)」としています。「稚児灌頂」を見たザビエルは仰天して、イケナイ事だと否定。それを大名たちは拒否。「フランシスコ・ザビエルが稚児灌頂を見て驚いた」
稲垣足穂著『少年愛の美学』参考。
イエズス会は、キリスト教の布教に併せて、男色の否定を「性的虐待」「罪(sin)」として日本で広めているんですよね。
キリスト教・儒教・イスラム教・ユダヤ教は同性愛は罪としています。儒教は曖昧。
子が生まれないと民族や国を亡ぼす、という理由で。
「稚児灌頂」
奈良時代の寺の規律「四分律」に男色を禁じる記述がありますが「性欲ダメ」という理由から。
天台宗などで「稚児灌頂」という儀式が行われ、「灌頂を受けた稚児は観音菩薩と同格」とされて、神聖視された。
(灌頂を受けたら神になる、衆道を容認する為のとても無理な屁理屈です)
日本では「同性愛と衆道は性質が違う」と解釈されて、男色を禁忌とする理屈が、日本人の宗教・思想にな無い
衆道は、相続争いを防ぐ産児制限につながると捉えていた日本人の考え方はとても柔軟。
江戸時代の武家大名御法度に男色(衆道)を忌む記述があるのは、衆道が理由の刃傷沙汰が多かったからだそうです。
渡来の移民を長く受け入れてきた日本は、異文化の捉え方が柔軟です。
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禁断の愛
2016/05/05 15:55
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投稿者:そら - この投稿者のレビュー一覧を見る
教皇と御稚児さんのお話し。もっと切ないかと思ったけど意外とあっさりというか教皇もわりと早くから煌夜の事を好きになっていたので話しの中盤にはもうラブラブ。後半に向かってもう一波乱ある感じでした。私としてはラブラブの二人も見たいけど、くっつくまでのじれじれが見たかったのでちょっと残念(>_<)。でも煌夜も健気でイラストもとても素敵でした。あとなんといっても腹黒の秘書とライバルの恋の行方が気になります。スピンがあるのでそちらも読みたいと思います。
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