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どの業界においても、最高のアウトプットを出すまでの流れは大体決まっている。「根性で乗り切る!」という、本来は奥の手であるはずの手段を真っ先に使ってしまう人に読んでもらいたい一冊である。何をすべきで、何をすべきでないか。解決したい問題の本質に迫るためにはどうすれば良いのか。科学者の世界から世界最大手のコンサル会社まで、業界の壁を越えて活躍してきた著者が獲得してきたエッセンスがこの本に凝縮されているように思う。ただ、これ一冊を読んではい理解しましたなんてことにはならないので、そこは意識しておく必要がある。一回で完璧にするのではなく、この本に書かれているように60%の完成度で回転を早く行いブラッシュアップしていくのがベターな気がする。手元に置いておくだけで助かる場面が多々あるように思う。
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問題解決に取りかかる前に問題になる論点をしっかり見定めることが大切で当たり前のようだが、案外行われていない。コンサルタント等で行われるMECEやフレームワークはあくまでもツールであって、本書ではその手前にある全体像と物事を遂行すための捨てる部分がわかりやすく書かれていて、実践的だと感じました。
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「知的生産性を上げるシンプルな本質」を説く本。
本質そのものがシンプルゆえに説明もシンプル。次々と大事なキーワードが出てくる。
とはいえ、やはり経験が伴わないと具体的にイメージしづらい部分はある。
ある程度の責任を伴う仕事ができる地位にある人間を読者として想定しているようなフシもあり、入社2年目の私からすると自分の経験に置き換えられなかった。
とはいえ、大事なことをシンプルに書いてあることは間違いなく、結構なページに付箋を張り付けた。
類書を多く読む中で、頭がごちゃごちゃになってきたら戻ってきたい本。
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ビジネス書として読んだ。
戦略・戦術、プロジェクト統括、いろいろなシーンで活用できる、
非常に分かりやすい頭の整理術。
以下メモ。
悩まない。考える。悩むことと考えることを混同してはいけいない。
これは自分は出来ていると思っているが、意外と境界が曖昧かもしれない。
イシューとは、本質に関わる問題。
仮説をたてることが大事。
あいまいな問題提起は無駄。
一歩引いてみる。
それが本当にイシューか?
本質は別のところにないか?
常識は基本的に持ち込まない
深い仮説をたてる(共通性、関係性、グルーピング、法則)
答えが出せるようなイシューでなければ、時間の無駄。
イシューを分解してストーリーを組み立てる。
人に理解してもらうにはストーリーが必要。
仮説を立ててイメージを展開する際に、大胆である事が大事。
自身の経験値からくる予想を当てはめては本末転倒。
分析とは比較すること。
軸が大事。
比較・構成・変化
ポイントとなるデータを詳細に見つめ、それ以外は大雑把でも構わない。
都合の良い仮説には要注意。
反対からの視点が大事。
脳科学視点のコラムを読んで、普段無意識にその前提に立ったやり方をしていた
ことに気がついた。
希望的観測に捕われてはいけない。
一つの見方や方法に固執してはいけない。
丁寧過ぎるのも仇となる。
これは実経験から納得。
自分も昔は丁寧過ぎたが、ある時手を抜くわけじゃないが、
効率よくやったものの積み重ねが成果を生むことに気がついた。
一つのメッセージ、一つの分析図(チャート)
見てすぐに伝わるものでなければ意味がない。
軸を見極めるところで、場面=利便と説明しているが、
かなり頷ける。実経験としてそうだから。
属性よりも、場面(シーン)が重要なことの方が多いと思う。
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何度でも読み返す価値のある本。問題解決ではなく、まず解く価値のあるイシューをどう特定するかについて書かれている。その上でイシューに対する解を出すまでの流れを、ストーリーラインを早々に作り全体感を持ったままで進めていくやり方について書いている。コンサルティングプロジェクトを進めていく上でも指針としてよい本。一回読んだから身につくものではなく、何度も日々の実践の中で訓練していくものだが、知っていると知っていないでは密度が変わってくる。
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今までどれだけ無駄が多かったか、質を高めることの重要性を学んだ。
限られた時間・資源のなかでいかに物事を見極めるか。
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悩む=答えが出ないという前提のもとに考えるふりをすること
考える=答えが出るという前提のもとに建設的に考えを組み立てること
問題をとくより、問題を見極める
解の質を上げるより、イシューの質を上げる
知れば知るほど知恵が湧くより、知りすぎると馬鹿になる
一つ一つを早くやるより、やることを削る
数字の桁数にこだわるより、答えが出せるかにこだわる
2011年2月19日再読
悩んだら休む
一次情報死守
知恵袋を持つ
Issue→スタンスを持って言葉にする
検証までをなんどもまわす
脚本を書く
Think ahead of the problem
Cold Call
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まずはイシューが何であるかを考える。
イシューとは結果を出せるものでなければならない。
そうすることで今対処すべき物事の優先順をつけることができる・・・。
きわめて活用範囲が広い考え方だと思います。
積読対象。
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twitterの薦めで一気読み。仕事の進め方を改めて見直し、反省する良書。バリューのある仕事とその産み出すための方法について2度読んだが、年末にもう一度読んでみよう。
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人生の時間は限られていて、何かをなすには時間が足りない。短い時間で多くの成果をあげることが必要だ。そうするためにはどうすればいいのか?
生産性とはどれだけのインプット(投下した時間労力)で、どれだけのアウトプット(成果)を生み出せたかということだ。多くのアウトプットとは意味のある仕事で、バリューのある仕事である。
それは、イシュ―度と解の質の2軸で成り立つ。イシュ―度とは、自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ、解の質とは、そのイシュ―に対してどこまで明確に答えを出せているか。本当にバリューをあげたければ、まずイシュ―度をあげてから解の質をあげることだ。そうすることで時間短縮できる。逆に、まず労働時間を増やし解の質をひたすらあげようとするのは「犬の道」で、バリューは生まれない。
どうすれば生産性をあげればいいのか?に対する答えを書いた、実践的な手引きであり、本質論。「根性に逃げるな」という言葉が印象的。労働時間なんてどうでもよくて、価値ある成果があがればそれでよい。自分もそうだがとりあえず時間を多くとるのは愚かで、生産性はあがらない。
この考え方と中身を理解したらあとは実際に試しまくって自分なりに腹落ちさせることが大事だ。これからブログ記事を書くとき、バイトのとき、勉強のときそれぞれ試してみる。
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読んでいて、激しく熱くなった。まず本質に迫ること。答えの出る問いを立てること。解決へのステップ。いつの間にかムダな常識に囚われていた自分の頭を殴られた感じ。
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今抱えている問題を考え直す上でとても役に立った。根性に逃げない、本質を常に見極める、価値あるアウトプットを出してこそ意味がある…などなど自分の今の仕事ぶりが恥ずかしくなるくらい。問題から逃げないで自分の頭を使って考えようと思う。
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凡人が天才に勝てるようになるための原理を教わる本として、ひょっとしたらNo.1かもしれない。「論点思考」等で指摘されていた点がさらに掘り下げられている。他分野(コンサル等ビジネス、アカデミック)からの検証を通して、大枠を掴むための理論から成果を出すための実践までをフォロー。何度も読み返す価値のある、それでいて非常に優しい本。
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企業法務マンサバイバル氏は本書から「言語化」の重要性を再認識した。はじめに 優れた知的生産に共通すること ■序 章 この本の考え方―脱「犬の道」常識を捨てる バリューのある仕事とは何か 踏み込んではならない「犬の道」 「圧倒的に生産性の高い人」のアプローチ 「根性」に逃げるなコラム:「噛みしめる」ことを大切にしよう■第1章 イシュードリブン―「解く」前に「見極める」イシューを見極める仮説を立てる 「スタンスをとる」ことが肝要 何はともあれ「言葉」にする 言葉で表現するときのポイントよいイシューの3条件イシュー特定のための情報収集イシュー特定の5つのアプローチ ■第2章 仮説ドリブン(1)―イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てるイシュー分析とは何か 【ステップ1】イシューを分解する 【ステップ2】ストーリーラインを組み立てる コラム:MECEとフレームワーク■第3章 仮説ドリブン(2)―ストーリーを絵コンテにする絵コンテとは何か 【ステップ1】軸を整理する 【ステップ2】イメージを具体化する 【ステップ3】方法を明示する コラム:知覚の特徴から見た分析の本質 ■第4章 アウトプットドリブン―実際の分析を進めるアウトプットを生み出すとはトラブルをさばく 軽快に答えを出す ■第5章 メッセージドリブン―「伝えるもの」をまとめる「本質的」「シンプル」を実現する ストーリーラインを磨き込む チャートを磨き込む コラム:「コンプリートワーク」をしよう おわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう