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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オーソドックスな数学の歴史も辿りながら、素数の特別性・魅力を語る一冊。テーマは良いと思うので、内容をもう少し噛み砕いて、新たな座標を示してもらいたかった。
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まえがきに書いてある子供の話しが面白い。「どうして九九の表には11、13、17、19、23みたいな数が抜けているの?」。おお、これは素数の本質を言っているなあ。小学生の観察力は凄い!
いろいろと勉強になったけど、自分なりにまとめると、
1.数の種類
2.公開鍵暗号の仕組み
3.素数階段とゼータ関数の関係
4.リーマン予想とゼータ関数のゼロ点
という感じだろうか。
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タイトルの通り、なぜ素数に惹かれちゃうのか語ってる本。
素数に関わることはもちろんのこと、数学の基礎的なところから解説されてるのでとてもわかりやすい本です。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4862539.html
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【確かに魅力的】
素数は法則性が見つからない不思議な数字です。
また、現在わかっている最大の素数が何千万の桁というのもおもしろいです。
途中、発見されずに飛ばされている素数もあるのでは・・・と思うとわくわくします。
見つけることができれば、第一発見者になれます。
実際に存在するが、発見されていない事柄ってわくわくするし魅力的です。
しかし、法則性が見いだせないということは、もしかすると素数という概念(定義)そのものが不適切なのかもしれませんね。
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数式をきちんと出して「美術鑑賞」のように見てもらう姿勢には諸手を挙げて賛同する。「素数に憑かれた人たち」が、素数に関する一般書の金字塔だと思うが、本書はポータルとして出来が良く、敷居は低くて奥が深い。
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数学がわからなくても…と著者は言うけれど、やはり知らないとこの面白さはわからないと思います。原子物理学の世界で素数分布が顔を出すことは驚き。
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竹内さんの本は文章中の遊びが多くて集中力が高まったときに変な冗談がくるからがっかりする。
内容は数学の話がやっぱり多くて難しい。
素数の仕組みがわかるとすごいだろうなってということはわかった。
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まー面白い。最初の方なんかは特に雑学っぽくて面白かったが、最後の方はなかなか。なんせ結構数学に関する予備知識を必要とする部分が多くあると感じた。得に高校数学はある一定レベルのことがわかってないとなかなかすんなりとはいけないだろうなと感じた。素数というものに対して興味を起こさせるという部分では良い本ではあると思う。
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難しい数式を美術館賞させたまま、数学的なおもしろさを文章で読ませていくので、最後まで読めました。
数学的なおもしろさがちゃんと伝わりました。
「本は最後まで読む必要はない」という読書術はよく言われますが、数学本は逆に「最後まで挫折せずに読めるか」が重要だと思います。
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厳密さを犠牲にするから軽快な語り口にできるのはどんな本でも同じ。このレベルで立ち止まっていてはいけないのも同じ。
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ブルーバックスの「リーマン予想」の前に読む書籍とのことで注文した。
twitterで誤植があれば訂正するとのこと。
2015/09/30から読み始めた。
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数論の読み物は好きで、いろんなものを手にしてきた。
なるべく数式の少ないものを選んでいる。本書にあっては「数式は見るだけでいいんです」とまで著者が言ってくれている。でもある段階で決定的についていけなくなる。そこが悲しい。
原子核のエネルギー準位とゼータ関数の零点分布が同じかもってのも凄い発見だけど、まえがきにあった、著者の知人の息子さんのエピソードはそれ以上だ。彼は学校で九九を習った際「なぜ九九の表には、11、13、17みたいな数が抜けているの?」と質問したそうだ。
素晴らしい気づきだ。こんなこと思いもしなかったもんね。この気づきこそがすべての科学の発見につながるものなんでしょうね。
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京都大学 素数ものさし 4センチなら7-3を使う
even odd
100以下の素数 25個
7の倍数の見分け方 3桁づつ区切る→ひとつおきに足す→2つの差を計算→7で割り切れるか→割り切れれば7の倍数
prime number素数 prime=主要な、最初の、地震P波=最初の第一波
ゴールドバッハの予想 偶数は2つの素数の和として表わされる
素数セミ 13年 17年→221年間に1度しか発生時期が重ならない
エラトステネスのふるい
アラン・チューリング コンピューターの黎明期 男色の罪 毒リンゴ アップルのロゴ
高校の積分→リーマン積分 棒グラフを並べ、幅を無限に小さくしていく
プリンストン高等研究所 ダイソン モンゴメリー ゼータ関数の素数の情報と宇宙の構造
1オクターブは振動数が1:2→たくさん振動するほど高い音
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読みやすい文体で、素数の不思議さを語る。素数公式が出てきたあたりから敷居が高くなってきた。興味は持てたが、深さが足りない。
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リーマンの素数公式と、重い原子核のエネルギーの公式の間に、何か関連性があるらしいという部分は、ドラマチックで胸躍る。素数(周期で成虫化する)セミが淘汰されずに生き残る理由等々、エピソードも豊富で面白い。