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投稿者:ryou - この投稿者のレビュー一覧を見る
勝負に必ず勝つには!いや勝負に決して負けないには!伝説の雀士・桜井章一氏による指南書。人生を深く考え、充実させるのにとても役に立つ即効薬である。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
運について、興味深く読むことができました。人生の中で、運の占める比重やとらえ方を、考えさせられました。
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「備忘録」
洗面器から最初に顔を上げたやつが負ける、仕事で開き直ったら終わり、「負ける」と「負けている」は全く別物である、不調こそ、我が実力、
ビジネスマンとして6年目となり、ホントに腹に響く言葉の数々。自分の仕事に対する価値観を見つめ直せる良書でした。
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仕事がツラいときに読んだので、なんか気持ちが軽くなった気がした。違う視点で、仕事に臨めるようになった本。
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無敗の雀鬼桜井氏とサイバーエイジェント社長藤田氏が運のつかみ方を指南。両氏の域にはなかなか及ばないが自己の生きざまを考えるに極めて啓蒙の多い書である。
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サイバーエージェントの創立者であり社長の藤田さんと
麻雀界ではプロとは違う領域でのレジェンドである桜井さんの
共著である新書を読了しました。
運という実体の無いものを否定する人もいます。
世の中に起きていることは全て偶然であり、
運というものはそれを事後的にあてはめて解釈しているだけだ。
そういう人たちと自分は全く違う考えを持っています。
運は確実に存在する。
そしてそれを呼び込むことは努力・技術によって、
充分に可能である。
そう考えています。
そんな自分にとっては気になるタイトルであり、
著者がいずれも尊敬できる人物であれば、
買わないわけにはいかない本でした。
構成としては、桜井さんが持論で運というものについて、
運の存在を感じさせる具体的な事例、
運が悪い時の対処法、運が良いときに持続させる方法、
そして運を呼び込む方法についてを
テーマごとに桜井さんの視点で書いていきます。
そして各テーマの直後に
藤田さんがそれを自身のビジネスにおける経験にあてはめ、
ビジネスの現場でどう振舞うべきかを書く、
という感じになっています。
同じテーマを連続で二回ずつ、違う人の視点でもって、
かつ結果的には同じ視座に立った意見を聴くので、
普通に一人の著者が書く本よりも
どんどんと伝えたいことが浸透してくるような
不思議な風合いのある本でした。
正直、自分が麻雀から学んできたこと、
そしてそれを仕事で当てはめてきたことで理解したこと、
それが本当にそのまま書いてあった部分も多かったです。
やはり自分は間違ってなかったのかな、との自信にもなりました。
また、会社を創業・経営する視点でのあてはめは
自分の経験にはなかったものなので、
その点は新しい知見の収穫でした。
麻雀がわからなくても、普通に読める本です。
社会において、公平で平等なことなど一つもありません。
ある意味、仕事をしていることとは、
常にギャンブルをしていることといえるでしょう。
そこで人より確かに自分を信じながら戦うために、
運をつかむための準備が必要であり、
努力が必要であり、実行が必要であり、
そして後始末が必要である。
そういうことが何となく理解できる本だったと思います。
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すごい実力を持つ二人、プロ雀士の桜井氏とサイバーエージェント社長の藤田氏。実は藤田氏が若かりし頃、桜井氏の麻雀道場へ通ったことがあると。最近20年ぶりに藤田氏が麻雀を再開したところ、ビジネスと麻雀の共通点に気づき、熱中するうちに最強位(プロアマオープンの大会で優勝!)を獲得。
運とは?運を呼ぶとは?
勝つ理由は。
そして負けていく人間の共通の特徴は。
深く、面白い。文字を読むのではなく、画像や色、触った感じを想像しながら読みました。今年一番の本。
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サイバーエージェント社長の藤田さんと雀鬼こと桜井章一さんの共著。藤田さんは現麻雀最強位でもある。
共著といっても対談ものではなく、雀鬼が語る言葉に合わせて、ビジネスでも同じようなことが言える、と藤田さんが応えるようなフォーマットが取られている。
藤田さんが学生時代にほぼ毎日朝から晩まで雀荘に入り浸っていたというのが町田のフリー雀荘「牌の音」。97年に卒業してインテリジェンスに就職したということなので、93年~94年頃に同じ雀荘に通っていたことがあるので(雀鬼会には所属してなかった)、もしかしたら同卓していた可能性もある。桜井さんともフリーで同卓したこともある。この人は本当にレベルが違うと感じたのが次のエピソード。分かる人にはわかるが、分からない人には分からないだろうけど。
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その日珍しく同卓した時に、風牌の「西」のシャンポンで深い巡目で聴牌したのだが、緊張していたのか、なぜか風牌であることを意識できずに対面の桜井さんからポロリと出た「西」にロンの声をかけることができなかった。すぐに気が付いたのだが、次の摸打が進んでいたので後の祭り。その後、シャンポンの片割れに最後の自摸牌がくっついたので、流局時には聴牌変えをして聴牌宣言をした。その聴牌の牌姿を見て雀鬼は「へぇ~、西見逃してくれたんだ。5200と赤チップ得したねえ(赤とどらがあった)」と言ってきた。そうじゃないの、というのではなく、確証を持ってそう言ってきたので、ありえねえこの人と思った。聴牌変え時に入れた牌の位置を覚えていれば、論理的にも可能なのかもしれないが、聴牌宣言後にそこに注目することは普通はありえない。そもそも、見逃してしまったというミス自体が通常はありえず、なぜその可能性が出たのかも不思議だ。
極めた人は違うと感じた瞬間であった。
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本書では、運やツキについて語られる。シンプルに考える、自分のタイミングで勝負しない、負けの99%は自滅、逆風こそ順風、ポジティブすぎると失敗する、力みがすべてを台なしにする、すべての感情がなくなるゾーンこそ最強、絶対という言葉は状況を悪くする、手を抜くことを覚えるとツキが逃げる、努力は勝率を上げるが成功を保証しない、心の揺れを意識する、流れが悪いときこそ丁寧に、満足したらそこで終わる、周りに合わせない勇気を持つ、リスクのない勝ちはない、逆境は味方と思え、楽を求めると楽にならない、ミスはいったん受け止めて忘れる、貸しを増やせば運気は上がる、準備不足を運のせいにしない、空気はあえて読むな、不調こそ我が実力、などなど。
自分も麻雀から何かを学ぶことができたのだろうか。できたと信じたい。
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桜井章一さんと藤田晋さんが麻雀や経営を通して運について語った本。勝負師ならではのお二方の視点が、ふんだんに盛り込まれたものとなっている。
麻雀や経営、そして人生さえも、その時々に関して流れというものが存在する。その際、その流れにあらがったり無理に博打を打とうとすると、さらにその流れが悪化することもある。桜井さんが「負けの99%は自滅である」と言うように、負けに関しては他にも、将棋の森内さんも「二度目のミスが致命的」であったり、野球の野村さんも「負けに不思議の負けなし」と、自分の側にその要因があることを語っている。
運やツキといった流れをしっかりと見極め、悪い流れの時に耐え忍び、いい流れの時にいかに逃さず攻め入れるか。中々に難しいことではあるが、それこそが運やツキと長く付き合っていくことなのは言うまでもない。
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運を支配するとは、どう言うことか。
ただ、目の前の流れに身を任せるのではなく、普段からの準備が大切。
麻雀の桜井さんとサイバーエージェントの藤田さん。成功よりも失敗した時にこそ振り返れる力が大切。そして、事前の入念な準備をする。その上で、あとはなんとかなるさと考える。
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運なんて自分とは関係のないもの、気まぐれなものという考え方であったが、自分の気持ち、行動、考え方によって運を呼び込むことができる。目からうろこでした。
運がないなー、と思う前に、それまでの自分の行動・考え方を見直して、運を引き寄せようと思う。
正しい努力をしていこう。
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「運」について,二人の著者の立場から述べた本です。
お二人とも,ご自身の経験に照らして,運をどうすれば支配していくことができるかということを,できる限り具体的に様々な観点から記載しています。
ただ,運というものの目に見えないものであるという性質からして,こうすれば絶対運がよくなる的な,即効性のあることは述べられていません。
このような本をヒントに,一人一人が自らの人生を実践しながら,感覚を磨き,会得していくほかないのだろうなと思いました。
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桜井章一さんと藤田晋さんの共著。桜井さんが書いた文章に対して、藤田さんが返歌を書く、という構成。桜井さんの本は過去に何冊も読んでおり、過去にどこかで聞いた事がある内容が多かったなぁ、という印象はあるけど、そこに藤田さんの文章が挟まることで、視点が二つになり立体感が生まれる印象がある。運に対して興味がある人は、一読の価値あり。
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サイバーエージェント社長と麻雀で勝ち続ける人の話。
麻雀はビジネスに似ている部分があるということで、その部分にもふれながらいかに勝つかを話している。
勝敗は99%が自滅。
ビジネスも株と同じで見切り、損切が必要。
頭が良いことよりも性格が良いことを優先した採用。
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藤田晋×桜井章一の対談。
藤田晋の勝負師ぶりに恐れ入る。
ビジネスでも成功し、麻雀でもタイトルを取っているということは、普遍的な勝負の法則を身につけておられる可能性が極めて高い。
今後は藤田晋を一つのベンチマークにしよう。