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みんなのレビュー1,455件

みんなの評価4.4

評価内訳

1,413 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

大原美術館な懐かしい

2022/08/24 20:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る

大原美術館や岡山弁などとても懐かしかったです。美術にさほど興味が持てない私ですが、ストーリーを追うのは楽しめました。

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紙の本

鑑定…

2022/02/01 00:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと前にもニセモノが出回っていたニュースもあったりしたが絵画というのはある程度の時間・時代を超えても存在し続けるので奥深いものだ。楽器にしても絵画にしても受け止める人間の気持ち次第なのだとは思うけれど、真の鑑定ができる能力を持つことは大変なのだと思う

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電子書籍

見方が変わりました

2021/09/11 19:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さっちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、こういう恋もあるのか、と思わされました。
ティムと織絵。大好きなルソーを思う情熱があるもの同士。ティムは織絵と再会するまでの長い間、心のどこかに織絵がいて忘れたことはなかった。
ルソーとヤドヴィガ。
ルソーは年老いた身で、人妻だけどヤドヴィガに好意を寄せていて、絵を描く情熱も失わない。ヤドヴィガは、ルソーのことを疎ましく思っていたのに、最後はルソーの絵に惹かれ、モデルになる決意をする。

二組とも、大好きな絵で繋がる関係、いいなぁと思いました。

次にルソーの絵。以前見た絵の第一印象が恐怖しかなく良さがわかりませんでしたが、ルソーのエピソードと絵を、とても身近に感じました。ああいう絵を描く人もいて、ピカソのように良さを見出す人もいるのかと。モノの見方が変わりました。

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電子書籍

ディテール

2018/10/24 06:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アンリ・ルソーやパブロ・ピカソ、ギョーム・アポリネールのいたパリと1980年代のアート界をつないだところに描かれる物語。そしてその線上にある現在……ストーリーはたどりやすく(伏線がわかりやすい)ドラマチックです。小説としてはさらっと読んで、難しいこと考えずに楽しめました。娯楽映画か、2時間ドラマ的な読後感です。(この作家さんは短編より長い作品のほうがよいですね。)

が、ディテールがどうなのかと……例えば「ティム」と「トム」の取り違えネタが何度も言及されていますが、正式な書簡では「ティモシー」と「トマス」が使われて、取り違えようがないのではないか、など。肩書きも違うでしょうし。

それと、フランス語で女性が、「私を紹介するときの『女性研究者』の『女性』は余計です」的な態度を取るのも、リアリティが……。フランス語は言語そのものに性別が刻み込まれてしまっていて、主語が男性のときはJe suis japonais. で、女性ならJe suis japonaise. ですよね。(発音も異なります)

そういうところでいちいち興をそがれてしまい、集中力が保てません。

絵の前に立ったときにどういう感覚がするかという描写はとても共感できました。特にルソーの絵はあまり真剣に見たことがなかったので、今度見るときはかなり印象が変わるのではないかと楽しみです(個人的に、アンリ・ルソーは再評価されたあとの「現代絵画の大家」としてしか認識していないのですが)。あと、倉敷の大原美術館、また行きたいです。エル・グレコを見に。

美術雑誌ならいざ知らず、こういう感覚を引き起こしてくれる小説はあまりないですね。その点は貴重です。

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紙の本

愕然

2015/03/19 18:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読後に知ったのだが携帯のニュースサイトNAVERの『楽園のカンヴァス』に登場する絵画のまとめを見て、愕然となった。普段美術館に行ったりしないし、絵画に疎い自分が読中どんな絵なんだろうと思いつつ、読破してしまったことに後悔。機会があればニューヨークのMOMAや倉敷の大原美術館に行ってみたいと思わしてくれる作品でした。

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紙の本

愛の推理小説

2014/12/23 15:37

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とんとろり - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は著者の本はこれが初めてである。
アンリ・ルソーの絵画を巡るルソーを愛する2人の鑑定士の話である。

1人は大原美術館の絵の監視員の女性。もう一人はニューヨークのMoMa美術館キュレーター(=美術展開催の総監督) の男性。
ルソーの「夢をみた」という絵の真偽判定を争うミステリーである。オークションの話もでてくる。絵画の真偽ミステリーの小説はこれまでにもあった。その点については特に珍しい小説ではない。

著者は実際に倉敷の大原美術館に勤務して、(私もこの倉敷にある美術館に1度行ったことがある。左程大きくはないが西洋美術館で建物が町の風情に美しい)
その後ニューヨークのMoMa美術館に研修も行っている。
つまり近代美術に詳しい人が書いた絵画の真偽小説はまた特別に面白いのではないかと思ったのだ。

「楽園のカンヴァス」の物語はスイスに住む世界的有名な絵画のコレクターが
秘密裏に持っているルソーの有名な「夢」という絵画によく似た、「夢をみた」という絵画である。
その絵は裸のモデルが差し出している左手に鍵らしき何かを持っているという絵なのである。(実際の「夢」は何も持っていない)
その絵はルソーが書いたものと一流鑑定士が鑑定したものだが再度真偽の程を判定して欲しいというのだ。

この小説の中に作者不明の一つの書物が出てくる。
6章に分かれており、コレクターは一日一章づつ2人の鑑定士に読ませる。読んだ最後の日にルソーの絵画の真偽鑑定をすることを命じる。
書物の内容はルソーとその友人ピカソ。ルソーの絵の女性モデル、その夫の話である。

こういうと興味が増すが、残念なことに実際はそれ程の合理的に推理する要素が入っている訳でない。
読んでいてこの小説は推理小説ではなく「愛」の小説だと気がつく。
大体かってこれを手にいれたコレクターは何故この絵に対してX線撮影をしないのか。していたとしたらそのデータが読者に明示されないのか不思議である。
書物の中の物語だけで科学的調査が全く許されない理由が理解できない。

ただし推定はできる。コレクターは有名鑑定士が科学的に行い、その描き方も知りこの絵の秘密を全て知っている。ただこの作品を今度は「愛」で真偽を計ることなど、どんな理由があろうとも現実的でない。
もう少し読者に理由付けを見せるべきではないかと。小説の上ではそこが乏しい。

いわくつきの人物が何人か登場するがこれも個性が薄く、特に毒のある人物も出てこない。もう少し書きこんで欲しかった部分や、これは伏線かという幾つかの思わせ箇所も特別意味も無い点など私は少し不満だった。

ただ、それにもましてこの小説の優れているところはルソーのこの「夢をみた」とピカソと結ぶアイデアと、モデルの女性(特に美人という訳ではない)の作品に関わる心の動きは面白いと思った。

書物の物語だけでの2人の鑑定であるがそれはそれで納得はできる。とにかく科学的鑑定ができないのだから。

この本を読むと「夢をみた」という絵画を見たくなる。勿論これは小説で「夢をみた」は何処にも無いのだが。
巻末にこの小説に書かれている絵画の作品名が書かれている。これは楽しい。

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2013/08/17 00:00

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2014/08/29 10:48

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2014/06/27 10:12

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2020/03/19 19:40

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2014/07/29 18:59

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2014/12/26 22:07

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2014/07/14 09:14

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2014/09/05 13:10

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2014/08/23 14:51

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