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人間関係を良くしたい人のための聞き方の本
25ページ
第16代リンカーン米大統領は「40歳になったら自分の顔に責任を持たなくてはならない」と言っている。それはこれまでの人生で喜怒哀楽のどの感情を中心として生きていたかということにつながる。
38ページ
カウンセラーの仕事は、心のトラブルに苦しむ人を諭すのではなく、その人自らの手で解決するための手助けをすることだ。自分で答えを見つけてもらうためには、相手から言葉を引き出す必要がある。
41ページ
精神医学者のフロイトは「場」をうまく使いこなすことで、心のトラブルに苦しむ患者を治療している。
46ページ
人は、大事だと思うことやこれは伝えたいと思うことなど、重要なキーワードの前後に、沈黙をはさむ性質がある。
135ページ
まず最初に、「こんにちは。どうです、最近は?」と自分から声をかける。そして患者から現在の症状を聞きだすと、「ほかにこういうことはない?」と聞いたり、雑談を交えながら、「こういうクセがついちゃってない?」などと、語りかけてくれるのである。
医師が話を聞いてくれるというのは、患者に絶大な安心感をもたらす。
163ページ
嘘を見抜く「聞く力」
「Aにしますか?Bにしますか?」
「ほとんどの人が購入しているんですよ」
「ここだけの話なんですが・・・」「特別商品なんですが・・・」
「最後の1個なんですよ」