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一文でオチがつくのもあれば縦横無尽に続きを想像させるのもあって大喜利感が楽しい トイレとかに置いといて気が向いたときにぱらぱら何回も読みたい
日本語ってできること多いんだな~
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2.3行の短文でここまで世界が広がる。妄想させる。
こういうユルイ笑いは、イイ。
こっち側に想像させるだけさせて「勝手に」笑わせる。
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うーん!すごい!
いろんなことを 想像させるよ(* ̄ー ̄)
笑ってしまうのもあり
考えさせられるのもあり
ギョッとさせられるのもあり!
なあるほどです。
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プールに浮かぶ月は彼女のバタ足にゆらゆらと揺れた。
これが、1番そそられる書き出しでした。
この本(企画)は、読書リテラシーを要求するというか、読む側の読書経験によってどこまでも深くなっていくなと感じた。あと、書き出しだけでジャンルまでもがわかる(推察できる)っていうのが意外な発見でした。
あと、投稿者はかなり重複していて、こういうものを投稿コンテンツとして、広くレベルが高いものを要求するのはやっぱり難しいんだな、と。
とにかく、書き出し小説というジャンルを見出したことに大きな発見と価値があると思いました!
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たった一文なのにいろんな発想や個性があってとても面白かった。ひと言コメントにもくすっとさせられ、帰りの電車で一気読みして満足した気持ちで帰宅。
個人的には妹部門と忍者部門がツボでした。
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とてもおもしろい。何気なく隣に座っている誰かの頭の中にも、このような文学世界が広がっているのかも、と想像するだけで楽しい。
これを数ページ読んだ後に見る世界は、すべてが小説的になる。愉快で、象徴的で、一瞬一瞬が意味ありげ。つらいことさえ、芸の肥やしになると本気で思える。そうなることが楽しい。
ここまで創作意欲を掻き立てられる本はないかもというくらい、大いに笑えたので★5つ。
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書き出し小説のような写真が撮りたい。
明示的な結論はなく、物語がただ立ち上がるような。パッと見て思わずクスッと笑いながらもモヤモヤしたものが残るような。
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いい意味で読前のイメージを裏切ってくれた。
一文それ自体で大きな振れ幅を感じるものじゃないけど、一呼吸あってその後の展開について自分のイメージが広がりながらジワジワとしみてくる感じ。
「書き出し」なのに、作品ごとに「読後感」まで味わえてしまうような不思議な面白さを感じました。
早速次の一冊にとりかかってます(笑)
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天久聖一の本はいつもバカバカしくていい。おっぱいとかシコルスキーって言葉と同じ。影とか悲壮感がない。最高。
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28.11.23読了
なんだこのアホな作品たち、すごく愛しい…!!笑えるものから、もはや書き出し小説というか詩では、と思えるくらいため息ものな作品まで。
おもしろい。
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・教室の壁に行儀よく並べられた半紙の中で必死にもがいている「自由」を見た。(p.29)
・「魂の話をしよう」真面目くさった顔でそう言った後、先生は黒板に塊と書いた。(p.29)
・ああ、この二人は恋に落ちる。だいたい初日にわかってしまう。たぶん一般的に思われている以上に、教壇は見晴らしがいい。(p.37)
・「だったら私はどうすればよかったんです?」この会議が始まってからどれくらいの時間が経っただろうか。未だに十二支を外された納得感のある理由は聞き出せていない。(p.112)
・猫は真珠を受け取り、豚に小判を差し出した。(p.114)
・「酸素を二酸化炭素にする仕事」自分の今の仕事をそう説明すると、大抵の人は僕が化学メーカーに勤めているのだと勘違いする。(p.126)
・空気清浄機が活発に作動し始めた。どこかにあいつがいる。(p.154)
・iは虚数だ。そんな数は実在しない。愛は戯言だ。そんな感情に根拠はない。Iは私だ。それだけは確かに存在している。(p.165)
・あと三秒しかない。時報が鳴り、一気に含んだバームクーヘンが口の中で賞味期限切れになった。(p.182)
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2017/6/25読了
後に続く物語を想像する。
一行はすべてが認められる
はじめっても終わってもいないから。
個々の頭の中で瞬間物語は展開する。
イメージ力が掻き立てられる一冊。おもしろかった。
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たった一文(もしくは数行)で、読み手の想像力が無限に喚起される。種田山頭火や尾崎放哉などの自由律俳句を読んでいるような、そんな気分にさせられる。説明はまさに蛇足であり、読み手にすべてを委ねた姿勢は潔く、そして、言葉の力、面白さを存分に味わうことが出来る。
私が好きな作品は以下6作品。
※ネタバレ含みます。
「メールで始まった恋は、最高裁で幕を閉じた。」
「子どもが母親にお菓子をねだっている。おばさんはカートを体のように扱っている。肉に半額のシートが貼られた。レジは空いている。私はスーパーでフラれた。」
「朝顔は咲かなかったし、君は来なかった。」
「父の七回忌に、私にそっくりな女が焼香に来た。」
「友人がそろばん教室に通っていた頃、私はビームを出す練習ばかりしていた。」
「プールに浮かぶ月は彼女のバタ足にゆらゆら揺れた。」
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小説の、書き出し部分だけ。
部門に分かれているわけですが、初恋、やら
桜、やら、ミステリーやら。
この部分は、それを見ておかねば
何だかよく分からない書き出しに。
とはいえ、どれもこれも、この後どうした?! と
ものすごく気になるものばかり。
かと思えば、日常を切り取ったようなもの、もあったり。
なかなかに面白かったです。
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最高です。
想像力と言語化する力がピッタリはまった時、こんなに面白いものができるのか…とニヤけます。
いつか書いてみたいと思わせる、書き出し小説。