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ぶん、と蜂の音――
「ノロワレるよ」と言葉を残して筋金入の霊媒体質の命が倒れた教室で、信乃歩は机の中から湧き上がる蜂の群の幻覚を見る。折しも生徒が一人蜂に刺されて死んだという話を聞いた帰り道のことである。死んだのは、七谷よりもさらに山深い集落である棄谷から来る生徒だという。捨谷ではしばらく前にも蜂による死者が出ていた。そうして棄谷から離れた七谷にも、山の風や幻覚を介して蜂がやってくる。
序盤の描写は確かに軽小説ではあるが、中盤以降の密度は決して軽くない。246頁からの描写は圧巻。
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3
夢人と現人、誤植か?
ただでさえ危険で蜂怖いのに、余計に怖くなる。
蜂の巣の正体が素晴らしい。
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やっぱこの人は和モノの黒い部分とか暗い部分とか上手いわ。
そして痛い描写も上手いわ。
蜂に襲われる場面、あれは……
背中がゾワワっとして、若干ぉえっ……とキた。
存在感はあるものの、とくに絡んでこないミコトさんが
今後どうなるのか気になる。
今回は途中退場はやかったな。
次の巻はどんな呪いか楽しみ。
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甲田先生がTwitterで、此の儘の売り上げだと5巻くらいで終了になりそう…
というお話を聞いて、勝手に焦っていたり。
3巻までの売り上げで決まるって、藤原先生も云ってたなぁ…。
断章のグリムに比べると、地味な雰囲気ですけど、
相変わらずオカルトの知識か豊かですし、其れなりに続いて欲しいです。
今回は虐めとは呪いである…というのがテーマでした。
今まで考えた事も無いですが、云われてみればしっくりきます。
現人が田舎の古い慣習を嫌うので、
こうして現代の都会にも蔓延しているとなると、
一寸…考えさせられますね。
虐めも呪いも無くならない…人の背負う業なのでしょうか。
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ノロワレ3冊めでございます
今回はいじめがテーマですかね
グロホラー的な描写は比較的抑えめじゃないかなー、とかとか思いつつ読んでおりました
救いのない、後味の悪い話という意味ではまさにホラーなんだろうな、と思いつつ
後味の悪さで星は1個下げました
けしてつまらないというわけではないのですが、結局のところの、ある意味黒幕な人物の狂気的なところとかは好きですね
断章のグリムがバトル系の描写もあったのですが、こちらはそうした戦闘シーンはないので、物語の進行は断章のグリムと比べてちょっと淡々としてる気もします
個人的には、クトゥルフ神話TRPGとか好きならオススメなんですけどねw
どくとくの間が苦手という方もいらっしゃるようですのが、日本的なホラーじゃないかなぁ、という気が致します
ネタバレ回避するとなんともまぁ、もやもやとしたコメントになってしまいましたわ(;´Д`)
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呪いの物語第3幕!
という今回は虫おくり、スズメバチ。
序盤からの先輩後輩はもしかして恋愛要素なんでしょうかとかドキドキしたところで悲劇的な気配がするので期待はしない・・・よ!
だんだんと周りを侵食していってるけど、事が終わったらみんな冷静でスゴイな・・・。
喫茶店マスターとかメインになる日もあるんでしょうか。
どうにも夢人さんが気に入ってしまったのでどう転んでも悲劇なんだろうけど結末まで見届けたい。次回は何が出てくるのかなー。
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相変わらずホラー部分の描写の気持ち悪さが秀逸。断章のグリムは痛い描写でしたがこちらはまた違った気持ち悪さです。蜂の大群の描写を読むときは思わず口が開かないように手で押さえてしまいました。
1巻からだんだんと後味の悪さが増している気がする。
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巻が進む毎にえぐぐなっていくよー。
特に×が×とか×とかに入り込んでくる描写とか(ガクブル)
でも続きも読むよ!
このシリーズどこに着地するのかな~。