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高学歴社員=リスクを取らずに大きなリターンを得ようとするする人、自分の誤りを認められない人、安定志向自己保身主義、相手が誰であるかを判断するとき、世間で重んじられるヒエラルキーを重視する人
既得権益に流されず動く
ホンダ 絶対絶命のときにでる力が本当の力
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著者は高学歴を批判するが、批判の対象となる事例の原因と高学歴は必ずしも結びつかないのではないかと思われる。反証も容易に挙げられそう。
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高学歴とはその組織の中での相対的な学歴だ。その中で特別な人間であると勘違いし、派閥を作ったり、派閥の仲間を守るために非合理的な判断をしたりするという。その事例を、古くは太平洋戦争、新しくは銀行や最近も揉めている大塚家具などが取り上げられている。前例踏襲するようになるなど組織の悪弊を指摘しながらも、組織にいるしかないのが人間とも言っている。組織の中で組織の力を高めるためにどのように行動すべきか考えさせられた。
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日本の組織が持つ根深い問題は、中の人にとっての仕事は安定した生活の手段でしかなく、国家目標や企業の成長より、リスクをとらないことが徹底して優先されること。
リスクを取らず大きなリターン、というのは、誰もが望む夢であるだけに、制度設計は難しそうです。
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この人の本はどうも駄目だわ。上から目線過ぎてどうにも胸糞悪い。
何かというと歴史と結び付けてくるがその歴史観も偏りすぎだ。
歴史は都合よく造られるのが常、それをじっくりと検証せず垂れ流しではこれから未来さんざんコケにした過去の人物と同じくこの著者はコケにされることだろう。
威勢が良いのはここまでだ。
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高学歴社員がいる企業に勤めていますが、本社に書いていること(現状維持行動)が日常的に見られます。
振り返ると自分自身もそんな現状維持行動をとってしまいがちです。
「予想できるリスクに対応するビジネスで消耗するのではなく、真の不確実性に立ち向かって市場を創る人になりたい」
そう思いました。
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タイトルが気になって読んでみたものの結局過去の失敗例を上げているだけ。それについての対応策は「辞表を胸に改革を! 」。なんじゃそりゃ。
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前半は著者の感情論の記述が目立つが、後半は会社組織のこう高学歴の人達の行動パターンに身につまされる。どこの会社でも同じような状況の中でみんな苦しんでいる。ただ、何か変えようと思わなければ何も変わらない。
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上念司の経済論的な主張を正しいと思っているので、多少荒さはあるものの、会社論的な中身も素直に腹落ち。というよりも、大企業勤務経験がある人なら、あるあると共感できるような事例が満載。調整が上手い人が評価されるのは分からないでもないが、調整上手だけだと、結局、事業の体をなさなくなる。テスト対策でもするように資料を作り、突っ込まれないように根回しを完璧にした所で、増益に寄与しない仕事が評価されるのはおかしいでしょう。読むと、世の中どこも同じだよなーという、ある種のストレス解消にもなります。