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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.4

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

電子書籍

壮絶なシベリアでの生活

2017/02/21 06:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の父親の体験に基づいて描かれたシベリア抑留記。終戦間近に満州に送られ、終戦直後にソ連の捕虜となり、強制労働に従事させられる様子が細かく描かれていて迫力があった。文句なしの名作。
第4巻では、シベリアに抑留された日本軍の捕虜が、生きるのに最低限の食事も与えられず、劣悪な環境で次々と死んでいく様子が描かれている。

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シベリア抑留が

2015/11/14 18:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あー - この投稿者のレビュー一覧を見る

たんたんと描かれています。残すべきと思える歴史の一部を、抑留経験者の父から聞いて作品にされているのが、読みやすくよりリアルさを伝えるのに効をそうしているように感じました。

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収容所に連れてゆかれたのは、戦争捕虜でなかったのか

2016/11/26 18:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

「第二章 収容所編」後半の第4巻。
病気や栄養失調と思われる状態で何人も亡くなっていく中で、ひたすら強制労働をさせられていく主人公たち。
冬を越えて、キヴダ収容所の収容者の半数が死者になったという。
死んでも丁寧に弔われることもなく、むしろ死者の衣服を剥いだり、弔いの食事にまで手を出さざるを得ない状態の中、主人公が肺炎を患ってしまう。それでも特に何をされるわけでもないのだ。
今からわずか70年前に、このような事実があったということがあまり語られることがない。私自身も言葉としてのシベリア抑留、強制労働は知っていたが、その実態がどうなのかをほとんど知ることはなかった。このようなマンガという形であっても、知ることができたというのは大切なことであろう。

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