紙の本
キャラ同士の関係性が弱すぎる
2012/01/20 21:38
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダラダラとキャラの立ってない脇役の三文芝居が続きます
巻を重ねれば良くなってくるかと思って我慢していたんですが、さすがにちょっといい加減にして欲しい
根本的にキャラ同士の会話やつながりが弱すぎる
キャラがは関係性の中で立つものです
10巻まで来て未だに主人公がぼっちで、ヒロインとも碌に会話をしていないって…
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今回は戦闘ばかりでございました。まあ、でも、ここまで来るとそれも仕方のない展開。
ビリーナと皇太子の仲睦まじい姿が見られる日は来るんでしょうか(笑)。また離れ離れになってしまった二人なので、早く再会させてあげて欲しいものです。
いつも思うのだが、仮面を着けているだけで声は一緒なのに何故ばれないのだろう……。お約束である。
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個人的な感想としては、クライマックス前の前哨戦的な巻だったかと、、、
必要なエピソードだったとは思うけれど、今までの展開と比較すると、やや冗長に感じました。
とは言っても、十分に楽しませていただきました。
タイトルになっている「烙印の紋章」が、ようやく意味を持ってストーリを動かしていきそうですね。
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ビリーナ大活躍な巻でした。他にも色々あったけど、一番印象に残った。特に甲冑姿。
異世界ファンタジーの中では、魔法のような超常の力がほとんど出てこない(少なくとも主人公側は)剣と銃、戦略が主となっている本作。世界を取り巻くいろいろな勢力の動きがそれぞれの視点で書かれているので、自分としては情勢を知ることが出来るので物語に引き込まれるので楽しい。
物語が加速しだしているので、どこに着地するかが気になる。伏線もいっぱい張っているので、しっかり回収して欲しい。
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重厚、というのとはちょと違うけど、ライトノベルの異世界ファンタジーのわりには魔法があまり重視されない話。
竜とか飛行船があるのでそこらはまあ、魔法といえば魔法なのかもしれんが。
クライマックス直前でヒロイン大奮闘の巻。
あまり女性キャラの出番のない(というかおっさんの出番のほうが多い)話で本当に珍しいといえば珍しいが、その分戦記ものの感じで読めたりする。一時期の田中芳樹か?
とにもかくにも、どう決着をつけるか、裏社会の陰謀もあるので、どんでんがえしもありえるし、目が離せない状態。
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凄く好きな作品、10巻の大台に突入。多少中だるみしたもののまだ飽きずに読めている作品は珍しい。地味で丁寧な描写が好きなので最後の展開も期待している
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9,10巻と続けて読んだが、これは正解だった。ギルが復活してから、首都ソロンへと繋がるまでの上下巻といっても良いストーリー構成だった。
9巻での戦い自体は、勝利を収めこそすれ、今までの戦いとは打って変わった力押し、スマートさに欠けたもので、華麗で気持ちのいいものではなかった。しかもオルバが失ったものは大きく、またそれを丁寧に、予感させながら描いたことで、一定して暗い雰囲気のままだった。
それが10巻ではどうだろう。あのガキで無鉄砲で足手まといにしかならず、たまにおっと思うようなことは言っても存在感も薄かったビリーナが、英雄オルバを凌ぐ活躍とカタルシスを与えてくれた。感激ですよ。
話はそれにとどまらず、まだまだワクワクさせる展開を匂わせつつ終わったわけです。今回は、オルバの英雄的活躍というよりも、他のキャラの格好よさに焦点があたっていた。ビリーナだけでなく、とある皇帝近衛兵も、そしてパーシルも抜群に魅力を放っていた。
物語は佳境とはいえ、まだまだひと波乱ふた波乱どころでは済まなさそうなところが、この作品の魅力で、ますます期待して続刊を待ちます。
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個人的に伝記ものが好きである。
多くの思惑が渦巻く中で、大局がどう動くか把握できる人はいない。
全てを自分の思い通りにしようとあがくほど、泥沼にはまって沈んでいく。
それは別に物語の中に限った話ではなくて、現実でも独裁者・独裁国は経緯はどうあれ窮地に追い詰められていく。
だからこそ、最後に得をするのは他人がなにを考えているのかを観察している人間なのかもしれない。相手がなにを望んでいるかを知り、その欲望に添った上で自分の望む方へと導いてあげることができるから。
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主人公であるところのオルバ=ギル皇太子が皇帝に反旗を翻し、内乱の炎が燃え上がるメフィウス。
一方、そのメフィウスの隣国であるガーベラ、エンデそれぞれにも内乱の炎がくすぶりつつある。
大陸中央の国家群はそれぞれが内憂と外患を抱え、きな臭さはいよいよ増すばかり・・。
そんな危うい情勢の中、これまで沈黙を守っていた東の強大国アリオンがついに動き出す・・みたいなお話。
大陸全土を巻き込んだダイナミックな戦の予感、といえば聞こえはいいが、ぶっちゃけると舞台や登場人物があちこちに飛びまくるので追うのが大変。
主人公であるはずのオルバの出番も少ないこと少ないこと。
舞台が変わるたびに人物像から舞台背景、それぞれの国の文化風俗に至るまでいちいち語られるので、理解するのが少々面倒くさい。
ところで、多くのライトノベルは「美味しいところだけをチョイスしたお菓子」のイメージだと俺は思っている。
面倒くさい下準備などは省かれ、甘くて美味しいチョコやフルーツが食べやすく皿に盛られたのが、「萌え」を中心にした多くのライトノベルだ。
そんなライトノベル群に比べると、この烙印の紋章は味わうのに手間がかかる。
料理のための下準備をし、味付けをし、皿を並べて、盛り付ける。
料理を楽しむまでに、いくつもの準備が必要になる。
それはつまり、世界観の把握だったり、宗教観、人物像の把握だったりする。
そうした、場合によってはたいして面白くもない準備段階を経て初めて、美味しい料理を「味わう」ことができる。
皿が並べられる過程や、料理が運ばれる行程もすべて「食事を楽しむ行為」に含まれるとは思う。
とは言え・・・こう舞台が広がると、場所を移すたびに皿を並べなおす作業から始まるのが辛い。
ただ、1巻からこの10巻までで、そろそろ全ての皿がテーブルに載せられたのかもしれない。
それはさながら、満干全席のごとき豪華さ、といえるのかもしれない。
あとはこれをむさぼり食らうだけ。そう考えると、この先が楽しみでならない。
という観念的な感想はここまでにして・・・。
この10巻はビリーナ大活躍だったね。さすがに一隊を率いて戦闘に及んだのは予想外。その口上も、お見事。
予想を超える展開というのは、読んでいて実に楽しい。
一方、ライラ関係のエピソードはどこまでも想定内。操られるところから、暗殺未遂に至るまで、全てが予定調和と言っていい。
それは正直退屈な展開ではあったが、そうした予定調和もまた物語の味わいと、いえないこともいない。(^^)
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ギルとビリーナの再会。シークのことで気をつかうビリーナが健気で…
。ビリーナのグールへの謁見。周りに味方はほとんどおらず怖かっただろうに…。
甲冑を着てビリーナの出陣。メフィウス皇太子の婚約者として立派に振る舞った。
ほんとこの娘いい子だな…。
しっかりしていてでもどこか子供っぽくて、それでも自分の足で立っている。
とても魅力的なキャラ。
ストーリーの方はいよいよ大詰めか。
いよいよギルを無視できなくなったグールの出方は如何に。