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金融に精通した著者が日米中や欧州の歴史の転換点とその流れをうまく読み取り成功した富豪を通して歴史から未来を予測する方法について書いた一冊。
歴史の転換点でリスクをとるべきかどうかということや時代がどのような価値観を求めているかということを本書を通して学ぶことができました。
中国の天安門事件に至るまでの経緯や次なる節目やロスチャイルド家の躍進が現代に与える影響、石油をめぐる各国の思惑など国際エコノミストである著者ならではの視点からの解決も勉強になりました。
また、著者が考える今後のシナリオは今後を考えるうえで参考になりました。
そんな本書のなかでも、日本が特にアジアの国々からは目標とされていることは読んでいてもっと国民として胸を張っていいと感じました。
あと、最後の章にある算命学の考え方は本書で初めて知り興味深いと感じました。
本書で歴史を教訓として未来を学び、そこから富を築くことができると感じ、未来を示す歴史のターニングポイントを意識するきっかけとなる一冊でした。