紙の本
極端にならない。
2010/11/03 13:38
23人中、23人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
年収200万円からの貯金生活宣言 正しいお金の使い方編 横山光昭 ディスカヴァー・トゥエンティワン
同著者の「年収200万円からの貯金生活」の次に発行された姉妹版になります。この2冊に貯金を始めとした金銭管理と借金への対応などが、おおまかに網羅(もうら)されています。この本の柱は、お金はなんたらかんたらと意識しながらお金とつきあっていくこととなっています。
わたしの場合50年間かけて、進学、就職、結婚、子育て、住宅購入とひとつずつ済ませてきて、残るは老後です。この本の老後に備える助言は役立ちます。もう冒険はできない年齢になりました。八方美人のようにだれにでもいい顔はできませんし、こどもたちに金銭を頼ることもできません。夫婦で協力していくことも必要です。若い頃のように体がぴちぴちで元気でもありません。生活を変化させながら老化に備えます。
この本では、クレジットカード、携帯電話、車に関する戒め(いましめ)があります。わたしはそこに「宝くじは当たらない」を付け加えます。これまでにたくさん買って、たくさん損をしました。買わなきゃ当たらないと主張していましたが、買っても当たりません。当選番号の発表日までは、当たったら何に使おうかと楽しみはふくらみました。夢を買うと自分を納得させましたが、はずれるとむなしい。やはりお金は働いて稼ぐものという基本に戻るのです。
タダほど高いものはない。ポイントや安売りの誘惑に勝つ。この本の特徴は極端ではないことです。1か月の支出円グラフに、数パーセントの浪費部分があってもいい。わたしも無駄を徹底的に削ることはできないと思うのです。心の平穏を維持するための必要な無駄もあるのです。「欲しい」の自制心では、自分なりに欲しいものが4つあったら、優先順位を決めて、ふたつを買おうという意識が生まれました。全部買うとか、全部買わないとか、両極端では、凡人の心はもちません。
お金を使わない日をつくる。思い出してみれば、独身時代はお金に窮(きゅう)していて、お金を使わない日曜日がままありました。財布を1日何回開くかとか、お金持ちでも借金に追われているとか、この本を読んで、新しい気づきやお金って何だろうと考えさせられることがありました。
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シリーズ累計22万部突破。
14万部ベストセラー「年収200万円からの貯金生活宣言」の続編がついに登場!
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(2010/6/26読了)生活資金についての指南。基本的には良い本だと思うのだが、「老後はそんなに怖くない」章だけはいただけない。老後資金は2000万円あれば良い、という前提として、サラっと「現役時代の給料の平均が36万円の会社員夫婦の場合、もらえる年金は月額約23万円」なーんて書いておられますが、逃げ切り体勢の50代ならイザ知らず、今時の30代は自分が老後になった時に本当にこんなに貰えるなんて、信じられませんよ(爆)今の50代が前提としているこの金額が、どうも自分達が老後になった時にはチャラになってそうだ、という不安があるから「怖い」んですよ。そこを抜きにして、この金額がもらえることを所与の条件として話を進められてもねえ、説得力ナイっす!
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購入するかすっごく迷ったけど、しっかり自分の金銭管理を見直そうと思い決心。
素直に進めていこうと思えた1冊です。
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貯金したいなーしよう、と切々と思わせる本。とりあえず家計簿は続きそうにないので、三つの箱買ってきて試しにやることにした。影響されやすい日本人です
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今、まさに実践してます。当たり前の事が書いてあるのかもしれませんが、改めて自分が如何にダラしない人間かわかりました。横山さんの本は、他に2冊読みましたが、私には同じないように見えて少し目的が違う人向けに書いてあると思いました。今は、日々の生活のバイブルです。本当にお金がたまってきました。
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浪費傾向の人にはいい内容だと思いますが、
タイトルの「年収200万円から・・・」という点で、
実際に200万円の年収でどれだけ貯めているかというような
目から鱗のノウハウというよりも、一般的な倹約方法が
紹介されているにすぎない印象です。
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既読。
かわいい装丁の文字とイラストに抗いがたい魅力があった。前著でマイナスからゼロに持ってきた家計をプラスに転ずる方法。貯金の基本。ホントに困っている人には救いになる。
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セブンイレブンで[夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術]と隣同士に置かれていた本で衝動的に買ってしまいました。
これからどれくらいのお金が必要なのか、どうすればお金に困りにくい生活ができるか大変参考になるとおもいます。
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お金のたまらない人のタイプ別分類を行い、プログラムで更生を図るという大筋の流れで書かれた本。
心なしか前回よりパワーダウンしているイメージが…。
マネー家族会議の段は勉強になった。
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これからの人生、どの段階でどの程度の出費があるのかをあらかじめ理解しておけば、おのずと貯めなければならない額が見えてくる。ということが分かりました。簡潔で読みやすかった。
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固定費を見直し、余裕のあるときでも抑える
~しっぱなしをやめて光熱費節約
消費、浪費、投資を意識
生活とお金には密接なつながりがあるので、家を片付けたり生活を整えることも大切。
目的、目標、楽しみをもつ
3つの箱作戦でお金の使い方をみてみる
生活口座
貯金口座
お楽しみ口座
プラスほしいもの貯金をする
老後資金も三十代から
子供お小遣い帳&家族マネー会議を一ヶ月一回開く。
ほしいものなどプレゼン、など
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以前に横山さんをテレビで拝見した時に気になって、図書館で予約してたのが半年ほど経ってようやく順番が回ってきました。
んー、テレビで伺った話と同じような感じです。
大人のお金のお話。
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貯蓄体質に変わるための本です。株式投資をする前の大前提は貯蓄を用意すること、及び家計の見なおしです。本書はお金の”貯め方”と”使い方”について、分かりやすく説明しています。
・固定費を見直し、投資・消費・浪費の区別をはっきりさせる。そして、使うべきところではしっかりと使うのが大事だと述べています。目的を持ち、使い道を見えるような仕組みを簡単につくり、継続していれば、自然と貯蓄体質になっていくようです。一般の人は固定費をあまり意識せず、今の年収をベースに固定費を上げてしまいがちです。
・様々な「お金が貯まらないパターン」に対しての対策がまとめられています。他のFPさんからもお話で聞いていましたが、家計について問題のある人、自覚症状がない人が多いようです。何にいくら使っているのかもわからない、なんとなく貯まらない人が多いのだとか。本書のラストには「横山式90日貯金プログラム」が載せられていますので、是非やってみて欲しいと思います。
・老後の生活、保険・クレジットカード・教育費の考え方など、まとめられています。特に「貯蓄のない人こそ保険」は全く同意です。お金がある人程リスクを無理に移転する必要がなく、保険をかけない選択肢も増えますが、生活がカツカツの人・貯蓄が無い人ほど保険の仕組みが必要と思います。
・「リスクをとったことがない人は加減がわかりません」と述べています(P82)どこまで行ったら駄目なのか? を知ることは大事なのだと思います。大失敗するまえにちっちゃなやけどをするのが大事ではないでしょうか。
・債務者・結婚・子育て・老後...どの年代の層・年収層もカバーして書かれているので、誰が読んでも勉強になる点があります。
楽しく貯蓄が出来るようになる一冊です!
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お金の使い方、考え方、うんと変わりました。
これを読むと今まで以上にお金を上手に使う楽しみを見出していくことができます。
とても勉強になりました。
子供へのお金の教育についてもぜひ試してみたいと思いました。