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紙の本
ちゃんとバレエの話
2015/08/25 19:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハリネズミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読み作家さんです。
特にバレエ好きという訳でもない私ですが、この作品を読むとバレエを観に行きたくなりました。
何しろ、真面目にバレエの世界が書かれていましたから。
そこで生きる選ばれた人たちの恋愛物語ということで、がっつりバレエBL?でした。
日本人だけれどフランス国籍を持つナオキは、10歳でフランスのバレエ学校に入学してバレエ一筋に生きてきたけれど、
自分に足りない何かのために挫折して、その何かを見つけるために両親の住む日本にやってきます。
そして、母の経営するバレエ学校で、フィギュアスケートから転向してきたというキヨチカと出会い、
一緒にレッスンしたり交流することで、人間的に成長し、それによって自分の進むべき道を見つけられるようになります。
一方のキヨチカもナオキのおかげでバレエの才能を開花させていきます。
バレエを通して互いに惹かれていく2人。
しかし、ナオキは観光ビザで日本に来ていたため、キヨチカにとっては突然ともいえるタイミングでフランスに帰国してしまいます。
そんな2人が再会するのはパリの街。トップダンサーになったナオキと日本で優勝してフランスのバレエ団に在籍することになったキヨチカ。
バレエを通して高め合っていく2人の話はもちろんハピエンで、さらには、数年後の話として世界で活躍する2人の結婚式の話まであります。
バレエ中心の内容展開なのでタイトルほどは甘くないけれど、後味の良い素敵な作品でした。
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