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まだ途中だけど、買って良かった。
すごくいい。
マスターコース仲間の名前を見つけて、ビックリもしています。
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心はあたたかくなるけど 涙でぐずぐずになって 歩き出す力を貰える本です。
メルマガを本にしたものなので エピソードは過去にも未来にも繋がっています。
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かっこちゃんのメルマガで、出版されると聞いた時、発売当初からアマゾンで予約しました。
この本は、養護学校教諭「かっこちゃん」の大切な仲間、「宮ぷー」が、脳幹出血で倒れてからの、メルマガで読者とのメールのやり取りや、かっこちゃん自身のエピソードや想いを綴って完成されたものです。
ちなみに、脳幹という部分は、人間の生命活動をつかさどっている一番大切な部分で、脳幹出血者のほとんどが亡くなってしまうという重い病気です。余命三時間と告げられました。それにもかかわらず、宮ぷーは一命を取り留め、「レッツ・チャット」という機械を使って意思疎通まででき、現在では自分で車椅子を動かしたり、トイレでも用を足せることを目標に頑張っていらっしゃるようなのです。
かっこちゃんの本や、映画はとても、かっこちゃんの「想い」と同じようにとてもきれいで見る人、読む人の心を動かさずにはいられませんが、実際の介護現場では私たちから見て「大変だなあ」「汚くないのかなあ」と目をそむけたくなる部分も確かにあります。
たとえば、「ウンチ」や「おむつ交換」といったこともたくさん出てきます。
普通の私たちの反応で言えば、正直目をそむけたくなるのが筋でしょうが、かっこちゃんは、それを「とても嬉しいこと」「神さまが作った意味のあること」「大切なもの」と受け止めています。
「私は疲れています。どうしたら、かっこちゃんのように明るく前向きに取り組むことができるでしょうか」などといったメールも多く寄せられてきて、かっこちゃんは丁寧に本書でたくさん考えて返事を返しています。
本のタイトルにもあるように、「ありがとう」は魔法の言葉。
もし、不幸な状況に置かれても、言葉で、何回も「ありがとう」というだけで、心の中に花が咲く。不満の想いからは何も生まれない。自分だけじゃなくて、相手の心にも花が咲く。
そんなかっこちゃんの返信から、みんなの運命もどんどん変わっていきます。単なる気休めじゃなくて。体験談として。
多分、「悪く見えること」っていうのは、ずっとずっと地球上からは無くならないんだろうと思います。
けれども、神様はそれにも何かメッセージを与えてくださっていて、「より良い」何か、もっと素晴らしい何かのほうに導いてくださるために。
有名な言葉だけれども、神さまは人に背負えない困難は与えない。
でも、それは決して一人だけでのりこえる困難ではなくて、支え合いながら、それぞれの人生を歩んでいく。
ここに紹介した以外に、素敵なエピソードのたくさん詰まった本です。