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紙の本
7年たっても新鮮なんすね。うらやましいカップルだ。しかし「お互い許せないところはどーしてもある」ところが人間でありますね。「結婚しようかな」と思う人は、参考になります。
2001/10/28 23:35
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投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンガ家の妻と編集者の夫の結婚生活です。「準備編」から始まってこれが4冊目。「ネタが無いのよ〜」と苦しんでいるところをそのまま漫画にすればよいわけで、漫画家としてはかなり「おいしい」シリーズではないか、と。最近はプライバシーをいろいろ「出す」のもあまり「恥ずかしいこと」ではなくなっているし。「そうそう、うちもそうなの」って共感が部数を伸ばす、と。
しかし人の性格ってのは千差万別ですねえ。ここのダンナは仕事から帰って「パエリヤ」なんか自分で作っちゃう。一方で自宅で仕事している妻は、煮詰まってて、腹ペコで、買ってきたカレーパンかなにかで空腹をしのいでいた。妻「あ、あっあ〜、そんなおいしいもの作って食べてる。ズルい」と抗議する。ダンナ悪くないですね、ちっとも。自分で作ってるんですから。けれども「おいしいものを食べ損ねた」ウラミは、これは理屈抜きだ。自分が悔しいわけですね。これもわかるわかる。妻、スネる。
こんな話とか、「夜中に「ホンモノのプリン」を自作する為、コンビニに牛乳買いに(しかも売りきれ)」とか、そういった「相手に理解できない、こだわりネタ」というか、そういったことが人間にはいかにいろいろあるのか、結婚するとこんなことがぞろぞろ出てくるのよ、まさかこんなことにこだわっているとは思わなかった、というお話がたっくさん。中年のわたしも、若き日を思い出すのでした。
紙の本
発見
2002/07/26 01:15
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投稿者:木野下 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1991年に出版された『セキララ結婚生活』という作品があります。作者のけらえいこが、結婚生活をはじめた初期のころをネタにした作品です。本作は、題名の通り、それから7年後の結婚生活がネタとなっています。
手元にある二冊の本を比べてみて、絵柄にも、人物の髪形にも変化があって、やっぱり年月の差というものは感じられます。ですが、変わらないのは、けらえいこら夫婦の日常が面白いこと。日常として相当にこなれているはずなのに、新鮮な発見があるのは羨ましい限りです。
もしかすると、僕の身の周りにも発見すべき面白い事柄があるのにも関わらず、上手く見つけて愉しむ機会を逸してしまっているのかもしれません。
結婚してから7年も経っているのに、未だに相手の面白い癖を見つけては、暴露してしまっているけらえいこ。作中で特に面白かったのは、オットがナイフとフォークを使って食事をするとき、切り分けた食べものを口に入れようとした瞬間に、おかしな目をするというネタです。見逃してやってよ、という気もしますが、指摘された本人もきっと可笑しいと思うでしょうから、楽しくなる。
現在では、けらえいことオットの2人がユニットを組んだような形で創作活動を行っているようですが、彼女の眼力というか、着眼点には、多いに学ぶべき所があるんじゃないでしょうか。上手く見つけられれば、日常を新鮮に愉しめるような事柄が、きっと隠されているはずです。
紙の本
ときめき後
2001/12/28 10:16
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはおもしろかった。セキララ結婚生活を最初に読んでいたので、ああまだこの夫婦は仲良くしてるんだなーなんて妙に感動してしまった。ときめきがすぎてその後に来るものが、この漫画に書かれているようなものなら、結婚も素敵だなと素直に思えた。