紙の本
世界は彼によって動かされている。
2017/05/13 18:36
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
技術者であり、起業家でもあるイーロン・マスク氏。
電気自動車、ロケット開発、さらには火星移住まで、人類の未来を変える事業に取り組まれています。
壮大なビジョンを実行するために、寝る間も惜しんで行動し続ける。
それが、彼の成功の一番の要因なのだと思います。
天才なのかもしれませんが、それ以上に夢にかけてきた時間が多くの人とは違いすぎるのだと思います。
彼のように成功したい方は、この本から多くのことを学ぶことができるでしょう。
彼のようになろうと思わない人にも面白い内容にはなっていると思います。
彼の動きを知ることは、世界の今後を予測することに直結するからです。
紙の本
こ、コイツ宇宙人やん、、、
2017/12/11 17:32
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投稿者:ぽんこつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡単に言うと、間違えて火星から地球に不時着してしまった宇宙人が、しゃかりきになって自分で宇宙船の会社を作り、火星へ帰るのと同時にどさくさに紛れて地球人救ったろかっていうストーリーです。嘘です。
でも、多分マスクさんは宇宙人なんだと思います。頭がサヴァン的に冴え渡りちょっとヲタクだよねっていうキャラかと思ったら、「俺、火星に行きたいんだよね」という野望を強烈なリーダーシップを用いてガツガツやったるぜ!という若干体育会系のエンターテイメント小説みたいになっております。
とにかく、規模がデカい。
さすがにアイアンマンのモデルだけあります。
しまいには100%の電気自動車作るとか、ソーラーシステムやろうぜとか、ロサンゼルスの渋滞ウザいから地下に高速の乗り物作るぞという訳の分からんことをぶちあげるわけです。
彼がスゴいところはそれをまずやっちゃうっていうところです。
最近疲れちゃったなぁって方、
是非ともこれを読んでみて下さい。
自分なんてマスクの100万分の1も動いてないことに慰められるはずです。笑
紙の本
やる気にさせる本
2015/10/16 19:52
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投稿者:kome - この投稿者のレビュー一覧を見る
イーロンマスクとゆう天才起業家が生まれた理由が分かる本だと思います。彼の思考が普通でない為、直接的に参考にはなりませんが、そのビジネスにかける思いはすべての人が見習うべきものだと感じました。
電子書籍
ファンになりますね
2018/03/07 12:36
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投稿者:ろば - この投稿者のレビュー一覧を見る
今をときめくテスラやらスペースXやらを経営する方の本質が見て取れました。
アップル、アマゾンに通ずる経営者であることは間違いなく、米国ならではの環境で生み出されたものだということがよくわかりました。
いつも思うのは、スタバがクビを切らないのは極めて異例な環境に思えてしまう。
電子書籍
知的興奮の書!
2016/02/13 13:13
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投稿者:ひつじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりに面白くて、一気に読みきってしまった!知的興奮を呼び起こすのに最適な一冊です。
紙の本
時代をつくる人間
2017/04/18 19:12
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投稿者:りのりの - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔から、時代をつくる人間は同時代の人間からは奇人変人扱いを受ける人間である事が多い。
イーロンマスクもジョブスも同じ。本人からするとひたすらに走っているだけで、何も裏がないように感じた。
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すごいの一言。アイアンマンを好きな人間としても、イーロン・マスクという人物を知らなかったということが恥ずかしくなるほど、ものすごい人物だった。
世界を変えるのは彼(もしくは彼のような人物)だと思わされた。
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彼はヒューズやジョブズとは比べ物にならないくらい壮大な目標を持っているようだ。航空宇宙や自動車のような、すでに米国があきらめかけていた産業にあえて打って出て、これまでにない素晴らしい産業に再構築しようとしている。
この再編の軸となっているのが、マスクのソフトウェア職人としてのスキルであり、それをマシンに適用する能力だ。思いもよらない方法で「アトム」(モノ)と「ビット」(情報)を融合させることで驚くべき成果をあげている。7%
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去年のはじめに読んだ『イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者』のレビューで、「もう少し後になって、より内部まで踏み込んだ現地の一流のジャーナリストがその功罪まで描いた伝記が出るような気がする。竹内さんには悪いけれども、早くその本を読みたい」と書いた(失礼な!)。本書はその望みの通り、イーロン・マスクその人や関わってきた多くの人々への取材を重ねた現時点での最良の自伝と言える。本書では、Paypalやその前身のX.comの成功、スペースXやテスラモーターによる革新的事業、シティソーラーやハイパーループなどの新しい挑戦、などに加えて、マスクの生い立ちや家族にまで踏み込んで描かれる。Paypalでのお家騒動(オーストラリアに行っている間に解任動議を出されて、解任される)、スペースXでの三度に渡る打ち上げ失敗、テスラモーターでの度重なる発売遅延や共同創業者の解任、などかなり大変な状況をくぐり抜けての今があることがわかる。
マスクは、南アフリカに産まれ育ち、単身カナダにわたり(頼りにしようとした叔父が行った後にカナダにはいないことが判明)、そこからアメリカに行き、起業する。その成功には幼少からのテクノロジーに関するバックグラウンドがあることがわかる。また、お金よりも人類に対して貢献するという意志を強く持っていたこともわかる。マスクは、「唯一、人生において意味のあることといえば、啓蒙による人類全体の底上げに努力することだ」と語るが、彼にとってその答えは、宇宙への挑戦と地球環境に優しい移動手段の推進なのだろう。そして、その通りに行動し、苦しいときも同時にその二つの道を無謀にも追い求める。その結果として築き上げた資産を失うことに対しては受け入れる。なぜならそれは彼にとって意味があることではないからだ。やばい、恰好よすぎる。
元をたどると若い時に『銀河ヒッチハイクガイド』を読んで次のような感想を持ったということに行き当たる -「問いが見つかりさえすれば、答えを出すのは比較的簡単なんだ。そして、質問したいことをしっかりと理解するには、人間の意識の範囲と規模を広げることが大切だという結論に達した」。多くの人にとっては、その問いが正しいかどうかを確信し続けるすることは難しく、そしてその質問を周りの人に届ける - その世界に惹き込む - ことはさらに難しい。マスクがやっていることは、そういうことのように思われる。
「やると決めたら実行する人で、簡単には諦めない。それがイーロン・マスクの世界であって、その世界に暮らすのが私たちなのよ」- 最初の妻ジャスティンの言葉である。休暇で旅行したときにマラリアに罹って死にかけていわく「あのときは本当に生死をさ迷ったね。でも休暇に関しては、あの体験はいい教訓になったよ。『休んだら死ぬんだ』ってね」 - もちろんジョークなんだが、一緒に働く人はちょっと笑えないのかもしれない。
本書は、「僕のこと、まともな人間には見えないだろ?」から始まっている。英語では”Did you think I'm insane?”。著者がイーロン・マスクと長時間の夕食をともにして様々なことを語り合ったあとの最後の一言だったそうだ。その質問に対して著者もマスク自身も答えることはしない。しかし、この本を読むと、insaneでなくては達成できなかったことを達成し、そもそもinsaneであることを自覚して、それを誇りにしているのではないのかとも思う。だからこそ、無茶なスケジュールを強要するし、冷酷にふるまうことにも躊躇しないのだろう。
スティーブ・ジョブズもある意味insaneであったし(そして、insanely greatでinsanely simpleな製品を世に送り出した)、Amazonのジェフ・ベゾスもinsaneな人だと思う。マスクにしてもジョブズにしても、いったんは自分の会社を危機的な状況にまでしている。成功したのは、必然の部分もあるし、偶然の部分もあるだろう(当然、成功しなかった可能性もあった)。アメリカ、シリコンバレーのアドバンテージは、insaneな人びとをたくさん生み出し、たくさんのinsaneな人に挑戦することを許しているということなのかもしれない。もしかしたら、その辺りにもinsaneな人がたくさんいるのかもしれない。そして、そういうinsaneな人にこそ優秀な人間が集まる(そしてダメなら次に向けて去っていく)カルチャーがあるからイノベーションが次々と産まれてくるのだろうなと感じた。
とにかくマスクが格好いいです。
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『イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者』のレビュー
http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4023312541
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人類の未来のため、強固な信念と桁違いな努力で偉業を成し遂げ続けるイーロン・マスク。
初の公認伝記ということで、マスクへの批判的なコメントも含めてフェアな立場から書かれている。
のめり込んで一気に読んでしまった。
自分の甘さを再認識させられ、自分を奮い立たせてくれる。
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まず自分の目指すものがあって、
そのためには何を勉強すべきかという風に考える。
だからアフリカーンス語のような必修科目があっても、
なぜ学ぶのか、いまひとつ理解できない。
優を取る必要がないなら、
そんなことに精を出すより、
ビデオゲームをして、ソフトウェアを作って、
読書していた方がマシだという考え方。
コンピュータゲームは大好きだけど
自分で素晴らしいゲームを開発できたとして
それが世界にどれほどの影響力を持つか、冷静に考えてみた。
心の底から好きなことであっても、
生涯の職業として人生を賭けることは出来ないと判断した。
私は投資家ではない。
未来に必要な技術、有益な技術を実現したいだけなんだ。
イーロンのように根っから賢い人間というのは、
「なぜみんな僕についてこられないんだろう」とか、
「どうして僕と同じペースでやってくれないんだ」と
よく不満を抱くものなんです。
誰かが無理だと文句を言った。
そうしたらイーロンがその社員に向かって
「どう思われようと、俺の知ったこっちゃない」
と吐き捨てた。
イーロンの辞書に「不可能」という言葉はないし、
周囲の人間にも同じ考え方を期待している。
成し遂げられないなら死ぬしかない。
諦めるという選択肢はない。
それがイーロン流。
それまで自分はチームを率いたことがなかった。
組織に力を発揮させるにはどうすればいいかなんて考えもしなかった。
みんなが自分と同じように行動してくれるはずという思い込みからして間違っていた。
何らかの指示をしても、半分も伝わればいいところだろう。
だから、「こう話したら、彼らにどんな風に聞こえるのだろうか」と常に自問自答することが大切だ。
間違いを直してあげたんだが、それがきっかけで私を嫌うようになったらしい。
それで悟ったよ。
間違いは直してあげるのが当たり前だと思っていたけど、
それが原因で本人の働きぶりが悪くなるとはね。
「銀行には金があるが無能な連中ばかり」
だからこそ膨大なチャンスがあると踏んだ。
銀行はどこも横並びで前例主義。
みんなが崖から飛び降りたら、
たぶん慌てて飛び込むような、そういう連中だ。
1999年の感謝祭の前日、ついにX.comが銀行サービスを開始した。
イーロンは48時間ぶっ通しでオフィスに張り付き、
システムを見守っていた。
本当に泥臭い人だ。
私たちが1日に20時間死ぬほど働いたと思ったら、23時間働いているんだ。
普通の人とは現実の捉え方が違うんですよ。人とは違う視点で働いているんです。
ある日試験場でメガネをなくしてしまったホルマンは
仕方なく古い度付きメガネをかけていたが、
それもエンジン下に潜って作業する際に傷付けてしまった。
週に100時間以上も働く彼らはメガネ店にいく時間もない。
長時間労働、使い物にならないメガネと不満を同僚にぶちまけていたら、
実はその近くでマスクが聞いていた。
2時間ほどすると、秘書がやってきて、
レーシック手術専門病院の予約カードを持ってきた。
イーロンの要求は厳しいが、メモの前にハードルがあれば必ず取り除いてくれる。
仕事だろうが、業務外活動だろうが、
常に向上・改善を社員に求めるのがマスク流だ。
テスラが売っているのは車だけではない。イメージを売り、未来へ足を踏み入れている感覚を売り、ブランドとの繋がりを売っている。
同じことを何十年も前から実践してきたのがアップルである。アップル信者でなくとも、同社のハードやソフトを使ってみれば、その世界観に引き込まれるはずだ。
ユーザとのこうした関係は内製でないと実現が難しい。Outsourcingをすると、美しさや完璧さを追求したものづくりは不可能だ。必ずどこかで妥協が生まれる。
いちいち会議を開いて、何の代替案もないまま問題点を報告するよりは優秀なエンジニアがその場で対処した方が早いのである。
このままじゃ無理です、は通用しない。30日後に完成させるなら、あと何人エンジニアを増やしてくれ、と具体的に伝える。欲しい人材の経歴書も添える。
マスクの行動は神経心理学でいう「ギフテッドチャイルド」に一致する。
人間は自らあれも出来ない、これも出来ないと可能性を自分で狭め、危機に追い込んでいる。
2014年、マスクはテスラの全特許をオープンソース化すると発表した。
オープンソース化で他社も電気自動車を簡単に生産できるようになれば人類のためになる
ならば無償提供すべきーという考え方。
「素晴らしいアイデアはいつもクレイジーです。クレイジーじゃなくなったら、つまらない証拠。」ラリーペイジ
よく知らないことに対する人間の洞察力なんてたいしたことがない。
何事も原点に立ち返って取り組まないといけない。
どういう仕組みなのか、時間はどのくらいかかるのか、コストはどうか。
自分がやったら、どのくらい安くできるのか。
何が可能で、どこが面白いのか判断するのには、
工学や物理学の分野でそれなりの知識が必要。
エンジニアリングと科学の豊富な知識を身につけるべきだ。
リーダーシップを育み、物事を前に進め、人を動かし、
資金を調達するといったMBA的なトレーニングも必要だ。
広く様々な分野の知識を持って考えられる様になれば
人とは違う発想ができるし、クレイジーなアイデアも浮かんでくる。
そしてそれを実現する方法も。
これは世界にとって本当に意味のあることだ。
「人生は短い」そう考えたら、懸命に働くしかない。
苦悩があったからこそ、今のマスクがあり、強い力と意志を持てるようになった。
今の子供たちには、逆境を人工的に作るしかない。
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イーロン・マスクにはかねてから関心があったので、買った本。無一文になるくらい資本をぶっ込んで、死ぬ気でやり抜かないと、大きな成功は得られないのかも。感心しているだけではなく、あとは自分がどんな一歩を踏み出すかどうか。
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ペイパル、テスラモーターズ、スペースX、ソーラシーティ等々、人類に驚きと興奮を与える革新を生み出し続けるイーロンマスク。そんなイーロンが公認した初の自叙伝。ジョブズを超えるだのなんなのと、とにかく世界で番話題を集めている経営者なので、どんな人物なのかを知るって目的でも、読んでおいて損の無い一冊。
ちなみに、日本に来た時にはラーメン次郎を食べたとか。
過去のしがらみは一切断ち切って、ただただシンプルに「どうあるべきか」を考える。その結果「こうあるべきだ!」という結論が出たら、周りの雑音は一切気にせずゴールに向かって突進する。その突進の過程で生じる、普通の人なら間違いなく投げ出してしまうような強力な摩擦をも厭わない。邪魔する者は良くも悪くも薙ぎ倒し、歩みを止めずに走り続ける。描いた夢への実現に向けた気迫と強引さこそが、イーロンマスクの様々な偉業に繋がってるんだろうな。
とにもかくにも、読んでて圧倒されるけど、まだまだやれることはある!という熱い気持ちがフツフツと沸いてくる一冊でした!
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ペイパル、スペースX、テスラ・モーターズなど世界に変革をもたらす企業の社長(または共同創業者)を務めるイーロン・マスクに関する書籍。少年時代から大学、破産寸前の苦労時代、最終的にはハイパーループ構想などの次なる野望までが描かれる。中には結婚生活についても触れられるなどビジネスだけでなくイーロン・マスクという人物全般を描いている。
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「イーロン・マスク」という人物にここまで踏み込んでいるのは何とも見事。マスク氏のネガティブな面も多く取り上げているが、それを差し引いても起業家としてのマスク氏の迫力が伝わってくる。兎に角リスクの取り方が凄い。ただただ凄い。ビリオネアになってその全財産を宇宙と電気自動車につぎ込み、資金ショートすれすれまで突き進むなんて芸当が出来る人は人類に何人いるか。
マスク氏はZip2・ペイパル・マフィアからのテスラ、スペースXでの華々しい経歴と成功を携えた自信家というイメージをもっていたが、アフリカ生まれで元々はオタク的雰囲気があったことや、ペイパルやテスラも投資家から経営参画したのはなかなか意外だった。
昨今のシリコンバレーといえばアイビーリーグ出身のエリートが一旗揚げる、昔のウォールストリートのような存在になるつつあるものの、マスク氏のような多様なバックグランドをもったアントレプレナーたちが生まれ育ち世界を変える土壌は十二分にあると思わされる本であった。