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モスバーガーといえば、自然派で、丁寧なサービスとオリジナルな商品に溢れるハンバーガーショップです。
仕事で成果を出すためには
① プランニング 目標を設定する
② プログラミング 目標を達成する手段を決める
③ スケジュール 目標達成の締め切りを決める
という点を決めることが大切というのは、シンプルだけど重要なのは、本来、誰もが、薄々わかっている話なのかもしれません。
リーダーがチームをまとめるために、色々とポイントはあるのは理解できました。
相手(部下やメンバーなど)に何かを求めるのではなく、まず、自らが率先して変わることは、間違いなく大事だと思います。他人を変えるよりも、自分を変えるということのシンプルさは、身にしみています。
相互に信頼関係を保つためのコミュニケーションの深さ、気配りなどが大切なのは、もっともなことだとわかりました。相手に興味を抱いて、いろいろな話をしなければ、人間関係の醍醐味は味わえないのでしょう。
常に、もう一言多く深く、相手と話をしようとすること。仕事以外も含めて、という点が、今の時代に求められているような気がしました。
モスバーガーに行きたくなりました。働きたくなったとまでは言いませんが。
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シニア世代の古き良き「人柄重視経営」時代のリーダーの言葉です。
愛情をもって接することは、時に愛情の形をひとつに決めてしまうことにもなります。
でも、なんでもいい、どうでもいい、とリーダーが自分のチームに愛情を持たない店や組織の元気がなくならないはず はありません。
短期的な「結果」を「目的」と勘違いするとどうなるかは、ハンバーガー業界の巨人企業のリーダーが去ったあとを見れば、明らかです。
人柄がいい店長が、人柄のよさを育てようとする店なら、居心地がよくなるだろうと、読んでいて思います。
人柄がよくないひとに囲まれている毎日でも、自分はそちらに流れないように、自分から笑顔でいよう、と思います。
もうひとつの慧眼は、「社会が朝型になってきている」ことに気がつかれた点だと感じました。
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お客様の立場に立って物事を考える姿勢が強く伝わる内容でした。著者である櫻田社長の人間味や温かさがよく伝わってきます。心が広い人だなという印象です。
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良書 200頁ぐらいで、見出しと本文が短く、大きな文字で、わかりやすかった。
各セクションの終わりにはまとめがあって親切でした。
モスバーガーの創業者の甥で、会長兼社長である、櫻田厚氏、
現場のスタッフから始め、自らもフランチャイズの店長としての経験をもち、スタッフとオーナーの両方の気持ちがわかる方
仕事をうまくこなすうえでは「人格」が最重要である
この本では周囲とよい人間関係を作り、自らの実力を最大限に発揮するために必要な「結果を出すリーダの習慣」を大きく「慕われる人になるためには」「良いチームの作り方」「結果を出すために大切なこと」の3つに分けて解説しています。
気になったことは以下です。
・相手に最初はどう思われようと、自分という人間を知ってもらうためにできる精一杯のことをする。
・組織の中で、自分を他人と比べる「相対評価」は精神的に負担になる。それよりも、自分を望ましい方向に変えることだけを意識する「絶対評価」の方が仕事は楽しくなるはずです。
・リーダーに必要な7つの習慣 ①ずば抜けた笑顔 ②やさしい表情 ③聴く力 ④誠意を感じる話し方 ⑤早起き ⑥自分の苦手から逃げない ⑦メモを取る
・前向きな気持ちで仕事に取り組むことが重要なのはもちろんですが、さらに、もう一つ、お互いがどんな人間かを正しく理解しておくことも大切です。
・組織を活性化するという意味でも雑談はとても大切です。
・仕事を人に任せるコツは、あえて半分見ないようにすることです
・仕事を通じて成長したいという熱意を持つアルバイトやパートの方々がたくさんいるのは今も昔も変わらない
・人は「命令」では動かない。誠意や熱意をわかってもらって、「あの人のいうことなら聞こう」と思ってもらえる関係を作らないと人は動かない
・「怒る」と「叱る」は別物。怒るとは、自分の感情をぶつけること、叱るとは、相手に正しい道を歩んでほしいとおもうこと
・相手と個別にじっくり話し合うことで、真意をしっかり伝え、理解していただく必要がある
・大切なのは有言実行、何らかの行動で気持ちを示すことが大切
・接客の基本知識は6つ ①感謝の気持ち ②挨拶 ③言葉遣い ④立ち振る舞い ⑤表情 ⑥身だしなみ
・スタッフ育成のポイントは2つ ①ミスや改善が必要な点を具体的に指摘し、改善方法を示す ②感情をぶつけない、完璧さをもとめず以前より改善がみられたらそれをたたえてあげる
・ブランドとは、お客様が評価してくれて初めて成り立つもの、そして評価されるということは、あの店で楽しかったから、また行きたいと思っていただくこと
・商品についてのポイント2つ ①家庭で簡単にマネできない、冷凍食品として買えるものでない ②他の店にない、世の中にない部分がある
・長く続く繁盛店になるためには、地元で愛される店になることが欠かせません。
・真剣に商売をやっているなら、感謝の気持ちをもって、朝、周囲の掃除をする。夏は打ち水をして店の前を通る人に喜んでもらう。
・飲食店の競合は、ガチンコ勝負��同じことをしていては絶対に勝てない。
・業績不振の原因を安易な精神論に頼らない。時間毎の売上を収集し、細分化して問題点は何かを分析し、解決策を考えることが重要。
・目標を達成するためには、問題点を発見したら、
①ブラニング 問題解決後の目標を設定する
②プログラム 具体的な問題達成の手段を決める
③スケジュール いつまでに、何をするかの締切を決める
・業績の良い店は在庫の管理がしっかりしているので棚卸しもすぐ終わり、整理整頓も行き届いているので、作業効率が高い。必然的に人件費もすくなくてすむ。
・商品開発に欠かせないのは、①試食のときに、普通に食事をすませておくこと。空腹時は何をたべてもおいしいと感じてしまうから。②和洋中、いろいろな業態の店をまわっておく
・「私たちは飲食業で働いているのですから、そもそも食べ物への好奇心は貪欲であるべき」という言葉は重かった
本書の結論は次かと思います。
その様々な利用動機に合った商品を開発するために何が必要かといえば、たくさんの人に会って、その意見を聞くしかないと思っています。
お客様、仕入先、当社なら店のファンでもある個人株主の方々などに1人でも多く会って、ヒントをもらうことが大切だと思っています。
目次は以下の通りです。
はじめに
第1章 慕われる人になるには
人と仲良くなるにはコツがある
仕事で一番大切なのは「人柄」
リーダーに必要な7つの習慣
周囲の同僚は最高の先生
人として成長したければ素直な心を持とう
上司から信頼される部下になるための心得
人の話を聞かない困った上司への対処法
自分の限界を勝手に決めるべきではない
第2章 良いチームの作り方
相手は変えられないが、自分は変われる
人材育成とは忍耐である
一体感を作るには「理念」が必要
私が実践した最強チームの作り方
人は「命令」では動かない
叱って効果があるのは信頼されている場合だけ
もしもスタッフ同士の仲が悪いことに気付いたら
「信頼される人」になりたいならまず「挨拶」をしっかりすべき
ー 私の店長時代 ー 店長が「兄」なら、アルバイトは「弟」
第3章 結果を出すために必要なこと
ブランドとは企業や店の「生き様」だ
地元で愛される存在になろう
大きな相手を倒すために
どう立ち回るかを考えよう
業績不振の店を立て直すときの心構え
飲食店の海外出店 私が考える成功の条件
ユニークで売れる商品を作るために欠かせないこと
失敗を糧に前へ進む方法
時代の変化に乗り遅れない方法
出典
著者紹介