おひさまのようなママでいて みんなのレビュー

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投稿者：照月　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

当然ママ向けの一冊だが、お子さんがいない人も一読する価値あり。子供というのは、いない人にはアナザーワールドなので、どういうことがあって、育てるうえでどういう悩みがあるのかわからない。子供がいない人には、子供はただ「愛らしい」存在であり、一部の人にとっては、「うるさい」存在である。

自身も二人の子供を育て上げた大日向雅美氏。

「イライラするのはよいお母さんの証拠です」（表紙より）
「完璧さを求めない」(帯より）としています。

ママのいろいろな悩みを答える形の構成になっています。

例えば
Ｑ　一人っ子はかわいそうですか？

という問いに対しては
Ａ　子供は人数ではありません。
　　周囲の言動に惑わされない強さを。

と回答しています。

これは子育て以外のことにも言えることです。
周囲の言動に惑わされない強さが必要です。

「子育てひろばデビューに失敗しました」

「かつては公園デビュー、今は子育てひろばデビュー」だそうです。
相談者は、子どもに友達を作ろうと思って子育てひろばに行ったのに、既に人間関係が出来上がっていて居づらくて帰って来てしまった、と。自己嫌悪に陥ったそうです。

「友だちは、子どもが自分で作ります」
それはそうですよ。本書でも言っていますが、自分の友達だって、二歳の時知り合った人ではないでしょう。（稀に二歳の時知り合った人とそのまま友達でいる人もいますが）。

子どもの友達なんて、親が作ってあげるものではありません。

ママにはいろいろな悩みがある、ママ向けの一冊です。
ママでない人には、ママにはいろいろな苦労があることがわかる一冊です。

幼児虐待は専業主婦の方が多いと言います。ママが悩むと日本の未来が暗くなります。一読する価値がある一冊です。

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投稿者：ピコ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

イライラするのはよいお母さんの証拠。この言葉にホッとしませんか？人と比べないで。自分に自信を持って、こどもを信じて。