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みんなのレビュー544件

みんなの評価3.8

評価内訳

537 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

世界一ピュアな、ぼくらのエロエロ思春期

2006/04/09 00:46

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:由季 - この投稿者のレビュー一覧を見る

毛嫌いしていたわけではないんですが、なんとなくおしゃれぶってるイメージがあって(笑)石田衣良作品は避けていました。
しかし!この4TEENを読んで、その間違ったイメージというか先入観というか、私が勝手に作っていた壁がなくなりました!
こんなエロに溢れたピュアな小説があるでしょうか!?(笑)
決して金原ひとみ的な、一文字一文字がエロ、すべてがエロという世界ではありません。
主人公たち、4人の15歳の少年たちは、思春期真っ盛りの中学生。
頭の中は寝ても覚めてもエロばっか。
そういう中学生の男の子を包み隠さ、読みやすく、生き生きと描いているのが4TEENです。
しかし、この物語の中で起きる出来事やモチーフは、決してキレイなものばかりではない。
4人の少年たちの中には重い病気を抱えているし、父親を殺してしまった子もいたりする。
援助交際の斡旋もしちゃうし、人妻と不倫する子もいる。
なのにこの小説が曇らないのはなぜだろう。
とにかく一度手にとって読んでほしい!
読み進めれば読み進めるほど、4TEENたちを愛さずにはいられない。

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紙の本

オッサンも夢中にさせる、いまどきの子どもたちが語る普遍的な物語

2005/12/14 10:34

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あらき・おりひこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 同時期に『池袋ウエストゲートパーク』(文春文庫)も手に入れていて、その著者紹介のなかに「生き生きとした語り口と現在を映しだすエッジの鋭さが高い評価を受けた」とある。これは略して“IWGP”に対する言葉だけれど、『4TEEN』についても当てはまると思う。かれらは、いまどきの子どもたちだ。
 その、かれら、とは。帯の言葉を借りれば「太って大きなダイ、小柄でメガネのジュン/ウェルナー症のナオト、ぼくはテツロー。」となる。語り手はテツローひとりで一貫しているけれど、個性的な4人が、最初の「びっくりプレゼント」以下の各編で主人公となり活躍し、ちょっとずつ成長していく。
 ストーリーには、マウンテンバイク、携帯電話、インターネット、不倫サイト、エロ雑誌(各人好みが違って愉しい)、援交、過食、ヒップホップ、プチ家出、ホモセクシャル(しかもデブ専)、家庭内暴力、等々(以上順不同・思い出すまま列挙)、現代的な要素が、いろいろと登場する。
 ウェルナー症のナオトは誕生日に援交コギャルをプレゼントされるし、テツローはダイエットとリバウンドを繰り返す女の子と付き合うし、ジュンは携帯の不倫サイトで夫の暴力に苦しむ人妻と知り合うし(その夫との対決の場面で言う台詞がまた凄い)、ダイは酒びたりの父親を厳寒の外にほっぽり出したまま死なせてしまうし(でもその父はダイに空色のMTBを残す)で、本当に、田舎でつつましく暮らすオッサンの私になど想像もつかない話が展開される。
 舞台は月島だが、各人の住んでいるところは、超高級マンションから長屋までと、差がある。貧富の格差があり、容姿や学業成績の差があきらかにあるけれど、確実にお互いを認め合い、強い絆で結ばれて、なにがあっても、4人は友達のままだ。現代を映しながら、普遍的なものをとらえている。
 文庫のさいごに、「四人の十四歳へ」と題するとがきてきな文章が掲載されていて、この本の楽屋裏がわかって面白い。お気楽に始まったシリーズで、直木賞受賞とは。

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電子書籍

甘酸っぱくてドロドロもしている中二の青春。

2023/09/06 09:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

東京・月島の14歳。
中二4人組の一年の物語。難病。不登校。空気を読めない同級生。不倫(!)。DV。花火と死。恋。家庭内暴力。そして小さな旅。
甘酸っぱくてドロドロもしている中二の青春。
「びっくりプレゼント」と、「空色の自転車」が秀逸。 また、何年かしたらまた読みたい。人にも薦めたい。

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紙の本

東京・月島の14歳。甘酸っぱくてドロドロもしている中二4人組の一年の物語。

2022/05/22 14:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

三度目の読了。
東京・月島の14歳。中二4人組の一年の物語。難病。不登校。空気を読めない同級生。不倫(!)。DV。花火と死。恋。家庭内暴力。そして小さな旅。

甘酸っぱくてドロドロもしている中二。

「びっくりプレゼント」と、「空色の自転車」が秀逸。

また、何年かしたらまた読みたい。人にも薦めたい。
直木賞受賞作。

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電子書籍

大人にしてもらいました

2022/04/17 04:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぁあ - この投稿者のレビュー一覧を見る

4人の少年の青春物語を通して、共に笑い、涙し、同時にあの頃の自分はどうだったろうかと考えさせられる、とても奥の深い小説です。懐かしさと同時に4人の青春像から47歳の僕が1つ大人にさせてもらいました。
6TEENもぜひ読みたいと思います。

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紙の本

スタンド・バイ・ミーのような

2020/09/23 17:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルどおりに、主人公は14歳の少年たち。舞台は月島である。
彼らは、ひとのキモチがきちんとわかって優しく、いい感じ。ことに、その不器用さが懐かしい。
特に気に入りは、最終章「15歳への旅」の、月島から、自転車で新宿まで、2泊3日の小さな冒険談。私としては、彼ら4人に敬意を評して、いつか一度、その月島→新宿ルートを自転車で走ってみたいなぁ、と思った。
ちなみに、旅のルートは、彼らのテリトリーである月島「西仲通り」からスタート→「勝どき橋」→晴海通りを快調に飛ばし→東銀座→銀座→日比谷→桜田門、三宅坂から半蔵門と長く緩やかな坂→→東京FM→半蔵門→新宿通り→四谷見附→→伊勢丹前→スタジオアルタ→JRガードしたを抜け、2泊3日のテント生活の拠点西新宿へ。
下町、老舗の街、オフィス・官庁街、そして、繁華街と、様々な顔を持つ東京を一気に駆け抜ける道と大人になり行こうとする少年たちの組み合わせが秀逸。

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2005/12/04 23:16

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2005/12/26 00:46

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2005/12/12 17:39

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2005/12/27 22:18

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2006/01/28 03:56

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2006/01/05 17:30

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2006/01/06 04:44

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2006/01/09 02:06

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2006/01/12 13:32

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