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予想以上の面白さ
2016/04/14 18:20
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投稿者:QQ3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞で高く評価評価されていたこと、荻原重秀という人にも少し興味があったので購入しました。荻原重秀と新井白石の人物描写と対立が面白くて良かったです。ストーリーとしては荒唐無稽なのかもしれませんが、あっという間に読み終えてしまいました。
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元禄時代に生きた実在の人物、荻原重秀を主人公にした時代劇ミステリ。隠密回りとの丁々発止のやりとりは面白いのですが、結末がやや物足りません。出たのか出なかったのか、そこが知りたいのに(笑
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新聞連載時に読みました。出るのが早かったから、加筆はなかったのかな?
結末の余韻から妄想滾らせるのが好きな人にオススメv
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昔歴史の教科書で見たことがある萩原重秀という名前。貨幣改鋳を行った人物。改めてその功績と考え方に驚きを感じるとともに新井白石や与力の柳田や隠密廻の高木との激しい確執による妨害。
実際に陰で動く微行組といったものがあったか分からないが、あってもおかしくないのも事実。
一方でなぜ、新井白石が歴史上の人物として名を残したのかその時の政権と史実の残し方によるのかもしれない。
本当の意味での才能のある実力者であり、日本のことを自分のことように考えた数少ない人物だったように思える。
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ちょんとさんのカバーイラストがカッコイイ。荻原重秀を持ってくるとは渋い。微行組の面々もキャラが立ち、必殺仕事人っぽい感じが好き。重秀が行ったことが後の通貨問題に発展するなど、本人は思ってもみなかっただろう。賛否あると思うが、この終わり方は好み。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2015/10/post-252f.html