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腐敗のフルコースに途中からお腹いっぱいに…。FIFAで汚職に絡んで大量逮捕があったのは記憶してたけど、ここまでとは…。細かい汚職の手口は難しいしそもそも読みやすいとは言えず飛ばし気味に読んだけど、FIFAのドス黒さはよく分かった。
子供ながらに昔思ってた、アベランジェっていかにも悪者みたいな顔してるなーとか、ブラッターで絶対裏で悪いことしてそーだな〜とかの印象論は外れていなかったのか…笑
でもこの2人は逮捕されていないし、W杯はカタールで開かれるし、まだまだ闇は深そう。
見えてるものじゃわからないのな、世界は。
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これはヒドイ!って、本でなく、ここに書かれている出来事。我々が愛するサッカーの総本山であるFIFAがここまで腐敗しているとは。こうした事実を丹念に調べ上げた著者の執念に敬服です。
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資金洗浄、軍事独裁政権との癒着、韓国戦他での八百長…。幹部一斉逮捕の端緒をつくり、ブラッター会長を辞任に追い込んだ英調査報道記者が、15年に及ぶ執念の取材のすべてを記す。賄賂リストの写真も掲載。
調査報道の手本のような力作だった。アヴェランジェ、ブラッターらがいかに長年FIFAを食い物にして私腹を肥やしてきたかがよくわかった。ついでにIOCも似たようなものだということも。またさんざん言われてきたことだが、日韓W杯における韓国戦絡みの八百長のこともしっかり書かれていた。
(B)
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正直書籍としては読みにくいし、翻訳としてこれでいいんだっけ?という部分もありますが、内容は非常に生々しいFIFAの汚職に迫った内容です。このリポートが元になりFBIが動き、ブラッター以下が窮地に追いやられ、でもIOCサイドではバッハはいて、リオ五輪が開催され、ロシアW杯もカタールもと…。
FIFAゴールプロジェクトと票の関係、バイロンとW杯チケット。リヒテンシュタインやスイスの銀行、カリブ海のタックスヘイブンの国。最高の弁護士と組織全体にはびこる腐敗。リオのマフィアたち。「僕、何の為に仕事してるのかな…」とつくづく思うし、クラブW杯の時期になるとコンラッド(電通の横のビル!!)にFIFAの旗がはためいているのを知っていたりすると、もういろんなことが想像されますw スポーツビジネスに関わる人で読んでないとやばい一冊です(2015.12.20ごろ読了)