紙の本
食べるだけでも
2015/09/17 22:58
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投稿者:タナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
食べるだけでもここまで考えられるのか。
そして、見事な自滅的なラスト
この食べる時にこんなことを考えて食べるのも、一興か?
電子書籍
欲擒姑縦
2019/06/27 17:23
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投稿者:CoffeeScript - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は本郷というオッサン。ルパンの銭形みたいな出で立ちでノンジャンルにお店を巡りひとりご飯する。食べに入ったお店で居合わせた客と妄想で対決するのだが、完全に独り相撲。
1巻ではリキイシという男を勝手にライバル視して三国志になぞらえて戦い、負けまくるのが全話。食に関する知識は薄く、かなりギャグ寄り。
食べる順番や、オーダーの仕方での勝敗を決めるのだが、薀蓄的なものよりかオッサンの独りよがりで役に立たないものばかり。
グルメ漫画とか料理マンガは読むと知識増えたりなにかしら残るものがあるのだけれど、これは妄想三国志ギャグ重視。
最後の話は勝手に完敗して離席し「死せる孔明生ける仲達」を再現するも
貧血で倒れてないだろうかとかリキイシから心配されるというラスト。リキイシは自分の食べ方スタイルをもっているだけで、本郷を何とも思っていない。食べ物屋さんでよく見かけるオッサンという希薄な関係なのも笑いどころ。
紙の本
一人メシの漫画
2015/08/24 14:35
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
孤独のグルメの作者、久住昌之さんの別名義でのグルメ漫画です。オッサンがぶつぶつ言いながらメシを食べるのは孤独のグルメと近いですが、リキイシとの勝負(?)が特徴といえます。
紙の本
初めはやはり面白い
2014/08/28 00:23
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投稿者:reon - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語りとしては、食べ歩きだけ。だからといってグルメ漫画とはまた違う。食の軍師の組み立てを相手方に攻めこむ感じに上手く仕上げてあった。
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劇画誌漫画ゴラクの増刊として隔月で刊行されていた食漫誌において連載されていた作品。これぞ泉昌之!というような食事の作法がこれでもか、と載ってます。
外食においてどのような順番で食べ進めるのが良いか、という事を諸葛亮孔明の軍略になぞらえて進める本作はやはりライバル力石の存在が良いです。
男の1人飯、そしてライバル。というか勝手にライバル視してるだけなのだけれど、その様が蜀もとい食の軍師諸葛亮孔明の軍略になぞらえられていて愉快。かっこいいスキヤキに通ずる弁当ネタもあります。必読。
連載作品に加えてヤマサとのタイアップ作品、醤油の魔術師という作品と祐天寺とのタイアップ作品も収められていてお得感もかなりあります。巻末には泉昌之全作品リストも載ってます。30周年記念作品です、本作。
食漫誌は惜しくも休刊となりましたが、本作以外にも良い作品が多かったので残念。
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一人ご飯もこれだけ妄想出来たら面白いかもしれない。
「こう食べるのがいい」という様式美を持っていない自分からすると異色でなかなか面白かった。時折出てくる三国志キャラが雰囲気だけしかないのもまたいい。
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食のこだわりを無理やり三国志にたとえたウンチクマンガ。いい意味でしょうもない内容で、読後なぜか心地よい脱力感を覚えました。
ライバル(と主人公が思い込んでいる)力石が意外といい人なのが面白い。
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いいから黙って食えよ、と思いつつも、豚カツや卵かけご飯の食べ方を真似したくなる、そんな漫画。
なんで諸葛亮なのかずっと判らなかったんですが、大分経って「食の軍師」≒「蜀の軍師」な事に気づきました…。
祐天寺は、ナイアガラ以外の店も、だいたいあの辺りかな?と思わせてくれる感じで良かったです。
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ノリも絵も、安心の「泉昌之のダンドリ・こだわり系」。
ただこれ、読むたびに激しく焼き肉食いたくなっちゃうので、うかつに読み返せないのが難点っちゃ難点です。
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夜行のひとだー!と思い購入。
相変わらず一人で食事するだけなのにテンションがおかしくて笑ってしまった。軍師のタイトルにあるようにいちいち食べ進め方や注文を作戦だてる姿は真似したくなった。
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ごはんを食べるのに軍師が策略を巡らせるが如く、いろいろ考えながら食べてる人が主人公。
びっくりするくらい強引に三国志ネタにからめてくるのも私的にすごくおもしろい。
食べ方とかは「今度やってみよう」と思えるけど、彼みたいに考えながら食べるの絶対無理。
食べてる時基本「あー、おいしいおいしい」ってただ本能的に思ってる時がほとんどだもん。
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弁当を食べる時,順番を考えながら食べてしまう…そんな人はきっとこのマンガを楽しめると思います。そして,このマンガを読むと,「粋とは何か?」「ダンドリとは何か?」ということを考えてしまいます(つまり,このマンガでは「蕎麦屋での酒の飲み方」だとか,「トンカツ屋で最も美味しくトンカツを食べ進める方法」とか,そういったことがオムニバスで描かれているのです)。
一見,あまり関係が無いように思えるロマンシズム「粋」と合理主義「ダンドリ」ですが,スパッと「粋」である以前には,周到な「ダンドリ」が必要であるという流れで,両者は非常に近い関係にあることに気付きました。そして,それらに対する過剰なコダワリは,しばしば人を苦しめるものであることにも納得しました。
本作は全編,泉昌之のマンガに頻回に登場する「本郷」が主人公で,この男は常に「粋」と「ダンドリ」の狭間で苦しんでいます。うまくいったと思うのもつかの間,新キャラクター「力石」に手痛いしっぺ返しを食らうというお決まりパターンですが,そのオチが現実の自分のつまらないコダワリを斬り捨ててくれるようで,意外と爽快な読後感があります(本)
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夜汽車の男からずっと続く、コートの男が軍師気取りで俺ルールで食べまくる。
作者は美食とかの嫌味な趣味じゃなく、普通の物事、この場合は食べる段取への愛情がとても深いすね。
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もてラジのぶたおさんが以前やたらプッシュしていたので気になって購入。なるほどこりゃぶたおさん好きそうな漫画だわ。読み始めは若干入り込めなかったけど読んでるとこれで中々味わい深い。何回か読み返しそう。
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お久しぶりのマンガユニット泉昌之名義のマンガです。
食へのこだわり故に、一人妄想してゆく様は、かつての名作”かっこいいスキヤキ”と同じ!好きな人は大好きなマンガでしょうな。
食べる順序を、三国志の戦略に例えるなんて、バカバカしいが笑える!
机の上に置いているとついついめくってしまいます。