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病院行く前に立ち寄った図書館で「タイトル借り」した本。
案の定混んでて待ち時間は一時間超。
読み終わったので返却して帰宅しました(笑)
「司法書士」なんていう物々しくて安定感あって高給取りなイメージの職業の女性が主人公。
イメージと違ってなにかと大変、というより顧客がいなきゃ仕事にならない、という大変さ。
地元のお年寄りたちと仲良くなって、「終活ファッションショー」なるイベントを開催することに。
自分はどう死にたいか
は、なかなか思いどおりにいかないけど、
死んだらどうしてほしいか
は、生前きちんと口にしておけば叶うのではなかろうか。
たとえば私はお葬式でお経唱えてもらうよりも讃美歌流してほしい。
クリスチャンではないけれど、そっちの方が私の魂は落ち着く。
まさに鎮魂。アメージンググレイス必須ね。
あと、戒名いらない。
死んで仏様になるっていうのすごく違和感あるし、そのためにお金払うのも不本意。
しかし意外だったのは、そんな話を夫としたら、「そういうものじゃない。世間体とかお世話になった人たちとの関係性とか考えるし、本人が不要不要と言っててもできるだけのことをやってあげたいと思うのが残された人たち。」と珍しく意見が対立。
「えー!」とびっくり。
エンディングノートに書いとくわと言ったものの、流された。。
と、まぁそんな話をするくらい影響を与えてくれた本なのかも。
生前、家を片付けるのが最近推奨されてるけど、それって死ぬのを待ってるみたい。死ぬまで好きなものに囲まれていてよいのでは。
という文章もあったような。
この考えいいな。
両親にも伝えてあげよう。
本音は、残された私が一人で処分しなきゃだからめちゃくちゃ大変なんだけどね。。