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<タラ>や家族を救うため、フランクと結婚したスカーレットが実業家として、活躍する姿が読みどころ。まったく生活力のないアシュリやタラを救うためスカーレットが奔走する。
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ここまで来ても、まだ飽きさせない!!
大きな時代の変化にこれだけ対応できる女性って、本当に頭のいい人だったんだろうなと思う。
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スカーレットはなんだかんだでフランクの事を大切にしていたし、フランクもそうなんだろうな、と思う。
4巻読んだと思えないくらい、どんどん先が気になる(●^o^●)
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2016年1月19日読了。
すごいわ、ほんとにすごいわスカーレット。
あの時代に、感覚が現代のキャリアウーマン。
ちよっと自分本位だけど、あのパワーはすごい。
やり方選ばないところはえげつないですが。
レット、バトラーが切ない。
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これはアメリカの『レ=ミゼラブル』だ。南北戦争に吹き飛ばされた秩序、善良なるものが悪にあざ笑われる時代。強さとは何かを教えてくれる。日本の戦国時代と同じだ。司馬遼太郎を感じた。
この巻でアシュリの言わんとしていた、自分への悲観の真相が明らかになる。切ない。これはやるせない。死にたい。
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この巻は、歴史が少しずつ動いて、それに振り回される登場人物たち…という色合いが濃い。時代背景の説明はあるけど、さらっと読んだだけでは全部理解しきれず、もうちょっと理解する必要ありやなと思う。
今までの中で一番ドッグイヤーも少なめ。
スカーレットは策略でフランクと結婚して、タラにかかる税金を払って、製材所を買って、どんどん金儲けるぞー!というスタンスで毎日がんがん働く。あくまでもまだ19世紀やし、女性が自分の力で商いをするなんて、フランクが言うように「男勝り」でしかないと思う…笑
「わたしはこの世で一番大事なのはお金だとわかったし、神に誓って、お金のない生活は二度としないつもりなの」
でもやっぱりそんなスカーレットが私は好き( ´∀`) 新しい夫の前でこう言い放ち、有言実行できるところが尊敬!
…毎回おなじみのアシュリとのやりとりは今回もあったが、もうアシュリが辛気くさすぎてイライラした(-.-)
レットの言う通り、なぜいつまでもタラにいてスカーレットのおんぶにだっこ?しかも決めたなら北部行けよ!!いつまでスカーレットに世話になる気?そして製材所の仕事も役に立たないというひどい有り様…
まぁそれは、スカーレットがどんどん変わっていく様子を表現するために必要な描写なのかなと思った。生き延びていくためにはお金が必要!って感じて以降、読者としては「アシュリのこと好きやろうけど、それはもはや情なのでは?」と思うこともある。
そんなことよりもお金!って感じ(笑)
もう最終巻まできてしまった…あらすじ読んだが、すごい展開になっていくなあ!期待がふくらむ。。でも読み終わりたくない~。
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なんというか、共和党、北部の本音も描いてはいるけど、やっぱり奴隷制にはイノセントね。
そうしたことを除けば、女性の強さ、対しての愚かさなどがよき描かれている。
よく思うのだけれど、男性作家の描く女性よりも、女性作家の描く男性のほうがリアルに感じる。
まあ、これが名作だから、ってだけかもしれないけれど。
早く次を読みたい気持ちになっている。
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終戦と復興期を体験してこの小説を読んだから、心に沁みたんだろうな・・・と、昔、私に言ったのは誰だったかなぁ。
スカーレットは、天性の商才があるのに、人間関係音痴なんですね。
お母様から教わった人間関係のコツを、社会が崩壊した時に、とっととかなぐり捨ててしまったら、自分の中に何も残らなかったのかなぁ。
だけど、周りの男性と彼女のずれっぷりは、悲しいというか痛々しいものを感じます。
スカーレットが、男女の愛を感じないまま結婚したフランクは、彼女が、製材所や酒場を経営し、手段を選ばずお金儲けに奔走するのを恥ずかしく感じていても、彼女の危機には、全てを捨ててでも闘う南部紳士として、通り過ぎていったのでしょうか。
アシュリは、生活者としての無能さを痛感しながら、密かな思い人であるスカーレットに、家族ともども世話になっていることをよしとせず、そこから抜け出そうともがいているのに、スカーレットは、彼が昔どおりの絵に描いたような貴公子でいてくれるなら、何だってすると息巻いてるのでしょうね。アシュリは、ヒモ体質ではないのだろうけど、もう少し、時代が進んだら、スカーレットは、ヒモ男が寄ってくるタイプなのかも。
作者は1世紀前のアメリカ女性で、彼女が描く男女のずれを今、鴻巣さんという女性のフィルターを通して見ているのかと思うと、思うものがあります。
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やっと4巻読み終えた。
4巻はちょっと退屈だったけど、この後の展開のためには必要なのかな。
アシュリの妹インディアは25歳でオールドミスなのか。
まあ、昔だからね。
スカーレットがなんでアシュリをいつまでも好きなのか解せない。恋は盲目なのか、顔がどタイプなのかしら。
最後の最後、事件が起きた時もフランクの心配せずにアシュリのことばっかり考えてるのでフランク気の毒(笑)。
スカーレットの「後ろばっかり向いてないで、前を向いて生きよう」という考え方は尊敬する。
この時代にそんな考え方をする、しかも女性はどれだけいたのかな。
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波乱すぎー!!
スカーレットはどんどん気が強くなっていくね。
この気の強さがフェミニズムには大きな影響を与えたんだろうな。
もうレットと結婚するしか幸せになる方法はないと思うんだけど。
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妹から婚約者を奪うスカーレットにドン引き。
けど支払い期限が迫っていたから仕方なかったかも。にしてもかなり自分本位。友達にはしたくない笑
アメリカ南部視点のKKKを知れたのよかった。
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この巻は恋愛模様よりも政治的なメッセージを強く感じる。拝金主義、人種差別、宗教、アメリカの今に繋がっているであろう思想が、スカーレットとその周辺に散りばめられている。
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「風と共に去りぬ」全5巻の4巻目。
南北戦争に敗れた南部は北部のヤンキー達の支配の下で不遇をかこう。
黒人奴隷達は解放されたものの、手に入れた自由の扱いに困り、労働者として働くよりも、主人に仕え、家族の下僕として暮らしていた頃を懐かしむ者も出てくる。
南部の白人はどうか。貴族的な暮らしをしていた南部の名家は南軍の敗北と共に没落し、下層の貧困白人層が嘗ての屈辱的な暮らしに復讐するように、お金を武器に南部名家の土地を買い取ろうとする。
自分の生まれ故郷に戻っていたスカーレットも北軍が課した税金の担保として一族の農園を取られるのを防ぐため、妹の許婚者であったフランクと結婚し、フランクの財産で難を逃れた。
しかし安心も束の間、フランクに任せていては、この新しい時代を生き抜いていけないと直感したスカーレットは商いに目覚め、レット・バトラーから借りたお金で古くなった製材所を買い取り、復興に沸くアトランタの人々に木材を売りつけることで財をなす。
しかし、そんな、「南部の女性」らしからぬ行動をとるスカーレットに対して反発する人たちもいた、、、
恋愛物語と思っていた作品がいつの間にやら商魂の物語に?
今回はほぼスカーレットの独壇場。レット・バトラーはまたしてもチョイ役です。
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3巻まででも十分すぎるほど激動なのに、まだ嵐が訪れるのかと、一息もつけない展開に、読み手も心を落ち着ける暇がない。
アイルランドの血をまっすぐに受け継いだスカーレットの商売人としての才能が光る反面、人間関係の構築や世渡りの不器用さが露呈してきてしまう…ほんとうに、不器用な人だ。。
愕然としたのはメラニーの変化。あれほどお淑やかで穏やかな性格だったのに、いつからこんなに強く逞しい一面を備えたのだろう。
アシュレに襲った悲劇のシーンでは、果敢に立ち向かうメラニーの姿が必見。お人好しな優しい面を残しながら、愛する者を守ろうとする意志がしっかり見えてくる。
メラニーに関しては、本当に、読み進めるごとにただならぬ人だという印象を思わせる。
スカーレットとレットのシーンには、いつも冷や冷やさせられる…もう、お互い素直になったらいいのに…頑固者と頑固者の会話は、痛くて聞いてられない。笑
最後のページに、最後の一文。
5巻の登場人物の紹介文まで読んで、
「あぁ…やっとか」と思う半分、「まだ波乱が一つや二つじゃないな」と予感せずにはいられない。
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読み進める手が止まらなかった!
全てを失っても歩みを止めず、良心の呵責を捨て去り何事にも後悔もしなかったあのスカーレットが、ついに自らの行動で取り返しのつかない事件を起こしてしまう。スカーレットのなりふり構わない猪突猛進ぶりを気持ちよく読んできたけど、ついにこの日が来てしまったか!!と思った。
そして4巻はスカーレットの周りの人間関係がより色濃くなっていく。
普段は憎まれ口を叩くのにスカーレットが本当に困っているときや危険な目に遭っているときには優しさだけを差し出すレットバトラー、素敵。
そろそろレットバトラーと結ばれるかな?と思っていたけど、フランクと結婚するなんて。
また、妊娠によるキャリアの断絶も描かれている。妊娠出産と女性のキャリアの両立の話ってまさに平成から令和にかけての話だと思っていたけど、こんな昔にもあったなんて。しかもこの時代は、おなかが大きくなると人前に出てはいけないというところでさらにタチが悪い。
おもしろかったー、あと一冊で読み終えてしまうのが惜しい。