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freeeを利用する顧問先がいるので基本的な操作方法が理解できるかと思い本書を通読。操作方法だけでなく所得税の基本的な解説もあったが、実務で迷いがちなところをざっくりと解説しているあたり思いっきりのいい内容であった。巷でよく見かける(大村氏書籍など)グレーな節税策ではなく王道的なものであるから初心者にはお勧めかな。
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自宅で使用している電気代や水道代、ガス代、電話代も、一部を経費にすることができます。ただし、これらの経費の割合は、家賃や管理費とまったく同じというわけにはいきません。もしあなたが、美容院やパン屋さんを経営しているとしたら、電気代はあきらかに店舗のほうがたくさん使っているはずですし、事務所として使用している場合は、ガス代や水道代はほとんど使っていないからです。
では、どう考えればいいのかって?
はい、世界一ラクにできる確定申告では、「常識的に」「テキトーに」考えればOKです。
「事務所として使っている割合は、だいたい5割だな」
「だけど、電気代は7割ぐらいかな〜」
「水道代は2割、ガス代は1割、電気代は8割ぐらいじゃない?」
そんな感じです。あくまで「これなら税務職員も納得するだろうな」という常識の範囲で考えることがポイントです。