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ペンタゴン式という言葉
2016/04/09 19:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MASATERU - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待しすぎだった。
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・「ハードワークでも・・・」、「レジリエンス」等の本がたくさんある中で、日々緊急事態、問題に直面している人はどのような対策、思考を撮っているかと思い読んだ本。
・要は問題や予想外のことが起きてもいいように、心身ともに儒にしておこうということが書いてあった。
・本によると自分も世の中も変化するものであり、現状維持はありえなく、それに固執すると一生悩むことになるとのこと。納得である。
・変化に備えるためには、静かな環境に身を置く、寝るなどあり、自分がうすうす感じていたことと同じでうれしかった。
・ただ、休むことは目的ではなく、あくまで責任を果たすために力を養うためであり、責任が果たせない人には幸せも成功も訪れることはない。
結局そういうことなのだ。
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続けて著者の本を拝読しましたが、書いてあることは素晴らしいですし、説得力が高いです。
でも我が身を振り返った時に全く出来そうな感じがしないです。
これを身につけるのは至難のワザだ。。。
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☆4
米国国防総省(日本でいう防衛省、自衛隊)に所属する著者の本。マインドから実践まで網羅している。国防総省で実際に行われているトレーニングを基礎にしており、信憑性も高い。また、各テーマに対して4、5ページほどなのでとても読みやすい。
まず本を読む前に、自分の中での「折れない心」とはと読者に定義させる手法は興味深かった。
話題のマインドフルネスやレジリエンスも実践方法が書いてあり参考になることが多かった。
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折れない心とは、強く硬いものを想像するが、実際は力が加わるとたわみ、力が抜けると元に戻る柳のようなしなやかさが、折れない心となる。
気に入った言葉
基本を何度も繰りかえす
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具体的な改善策は他の本の方がわかりやすかった。
一方、苦しくなる時の理由について腑に落ちる所が多く、自分の精神的に危ない場面に気付かされた
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折れない心を、米軍では強い心ではなく、弱点や弱みを受容できるしなやかな心と定義してブートキャンプを通じて養成しているとのこと。
以下注目点
・しなやかな心を作るには適度な緊張が不可欠。
・しなければならないを排除する。
・恐れの根拠を考え、折れないようにする。萎縮、怒り、諦め、無視に陥らないようにする。
・思い込みを、仮説(もし〇〇だったら)に、置き換える。
・主観を前提にしてないか考える。こうに違いない
主観。
・他人から与えらえた限界を受け入れない。
・計画を守るのではなく、たたき台としてどんどん変える。
・意見の違いを道具にする。
・人間関係の癒着を防ぐ。
・理不尽なミッションを押し付けられたと考えるのは無責任。
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ペンタゴンでは、どのようにして、「折れない心」を作り上げているのか、解説しています。
実践的で簡単な内容が多く、役に立つ内容が多いと思います。
「折れない心」の作り方5ステップ
1. 折れない心のメカニズムを知る
2. 逆境や困難に強くなる心のキャパシティを増やす
3. 逆境や困難を受け入れ、いかなる場面にも準備可能な自分をつくる
4. 目の前の逆境や困難に対処するためのスキルを磨く
5. 起こってしまった辛い出来事から回復するための力を培う
本書のゴールである「折れない心」は、次のように定義されています。
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「自分の弱点や弱みを素直に直視することでそれを受容すること、そしていかなる変化にも対応可能な柔軟性を持ち、たとえ困難に陥り失敗するようなことがあっても、そこからしなやかに回復できるタフさを意味するのです。」
折れない心とは、鋼鉄のような強い心ではなく、竹のように変化に対応して「しなる」ことができ、元の状態に戻れる心です。
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脳に休息を与えて、心に余裕を持たすために、誰にでもできる瞑想です。3分程度、「今、ここ」という瞬間に集中します。
ペンタゴン式では、「呼吸」を大事にしています。
真の強さは、自分の弱さを認めつつ、問題に取り組むときに生まれます。
ペンタゴンの組織では、失敗は許されないからこそ、自分の中では、「弱さを受容し、失敗を許す」ことで、心の負担を減らす必要があるようです。
体が健康でなければ心は健康にならない
他人から与えられた限界を、自分の限界にしない
自分が「鍛える」と決めない限り、人が何かを鍛え上げることなどできないのです。ですから、心を強くしたいのであれば、常に心を鍛えると決めましょう。
失敗を成果と考える
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思えば,心が折れそうなことばかり。幸いにも折れそうでもぎりぎりで粘ってくれるので何とかやってきたけれど,もう少しなんとかならないものかと思って手にとってみた一冊。ペンタゴン式なんていう表記が興味をそそる。とは言っても真似できないことが書いてあるわけではなく意外と取り組めそうな内容が多い。
具体的には姿勢を正したり,呼吸を整えたり,はたまた寝たり,といった基本的なことが書かれている。寝たりとかはあるけれど,姿勢とかはぜひ気を付けたい。『自分を繰る超集中力』に紹介されていたLumofitも買ったしね。
同時期にここに登録した『マニャーナの法則』にも「今日やることを3つだけ書く」という趣旨の記載があったような気がしている。計画通りに進むことはなかなか無いという前提に立って,ミニマムに達成したいことを達成し続けることで心の健康を保つ。自分の状況を何かと比較して否定するのではなく,受け入れる。そして状況に応じてしなやかに対応していく。この本の内容を参考にして波に飲まれないようにしたい。
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効く人もいるんでしょう。これができらば苦労しない。少なくとも、私と私の周りで効いた人を見たことがない。, Tuesday, Apr 9 9:00
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折れない心の定義にはじまり、心のメカニズムや、考え方、捉え方など、本質的な話が展開されており、バイブル的にとてもよい本。当たり前のようでできていないことなど、多々あり。
メモ
・折れない心をつくる5つのステップ
1折れない心のメカニズムを知る
2逆境や困難に強くなる心のキャパシティを増やす
3逆境や困難を受け入れいかなる場面にも準備可能な自分を作る
4目の前の逆境や困難に対処するためのスキルを磨く
5起こってしまった辛い出来事から回復するための力を培う
・ペンタゴンが定義する折れない心とは、自分の弱点や弱みを素直に直視することでそれを受容すること、そしていかなる変化にも対応可能な柔軟性を持ち、たとえ困難に陥り失敗するようなことがあっても、そこからしなやかに回復できるタフさ。しなやかな竹のような心のイメージ。
・体が健康でなければ心は健康になれない。
・ピークパフォーマンスは少し無理をしてハードルを越えてる感が保てる状態。
・人を支配する6つの恐れ
人と違うことへの恐れ
何かを失うこと、変えることへの恐れ
失敗することへの恐れ
拒絶されることへの恐れ
将来への恐れ
自分の能力に関する恐れ
・どんな時も呼吸をとめないこと。
タクティカルブリージング
4カウント吸い、4カウント止め、4カウントで吐き、4カウントでまたとめる。
・ペンタゴンでの現場瞑想時間平均は12分
・今日絶対にやることを3つだけ紙に書く
・真実は複数存在する。自分が正しいと信じる物ひとつとは限らない。
・視点を変える4つの方法
1主体を変える。検証視点を変える。
2視点を問題解決以外のゴールに移す
3解決後のことにフォーカスする
4意識レベルを上げる
・頭を完全にクリアにし、一旦冷やすには無心になるのが一番効果的。ジグソーパズルやチェスなどおすすめ。
・直感的な判断は緊急を要する場面であればあるほど重要になる。直感は経験によって蓄積された顕在化されていない心の声と定義される物。
・何かを決める場合の必要条件
何を決めるか
目的は何か
制約条件は何か
・心の軸を今ここに合わせて解決を進める
・結果思考でなく、成果思考を。そこで終わりでなく、次を踏まえた時に得たものを考える。
・ペンタゴンではミッション遂行という観点から人間関係の癒着化を最も危険視する。冷静な任務遂行の足枷にしかならないため。
・自らを効果的に癒すヒント
寝る、気晴らしをする(エクササイズ、散歩、読書、音楽、映画鑑賞)、話す、体の緊張をほぐす(お風呂、マッサージ、サウナ)、良質な食事を楽しむ
・ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換える。
・折れない心は信じた道を歩み続ける過程で養うことができる、言わば副産物。手にしたいのなら、人はまず正しく生きることを選択しなければならない。
・幸せになりたいのなら森をつくれ。丁寧に土地を整え、苗木を植え、木々を育てるということ。
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しなやかな心、呼吸のコントロール、ルーティン、瞑想。極限の環境にいる兵士が己を維持する方法が記載されている。
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折れない心の定義と、そのために必要な心構えについて。心の持ちようについて書いてある。
大きく、強い心のメカニズム、心の鍛え方・整え方、困難を受け入れ、対処する方法、レジリエンスなどのトピックスによってまとめられている。
個人的には無意識でできていることもいくつかある内容だったのでそこまで目新しさはなかったが、それが上手く言語化されていると感じた。
一方で、これができれば苦労しないという意見も出るだろう、強者の意見な感じの内容でもあると思う。
内容はごもっともだが、実践が難しい。でも、変わりたければ少しずつ取り入れるべきだろう。