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紙の本
とても大切な本
2017/01/29 19:55
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ばななさんの本を初めて読んだのが、この本だった。それは学生のときで、そして大人になった今でも度々読み返している。
この本は短編集であり、全部で五つの話が収録されている。わたしのお気に入りは『幽霊の家』『ともちゃんの幸せ』である。
前者は、恋愛とはこういうあたたかい気持ちのことだと感じさせてくれる。後者は、人生において不幸な出来事が起こっても自分の意志さえしっかりしていれば不幸にはならないと教えてくれる。この二つは、ばななさんのどの作品にも常に根底にあるもののように感じられる。そしてそれは、つらいときにホッとできる安心感のようなものだ。
この本を読めてとても良かった。
紙の本
どうしても
2021/08/01 21:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も、「そろそろこの本を手放そうかな。その前にもう一回読んでおこう」という気持ちで読み始めたのですが、結局手放すのをやめてしまいました。
なんだかとても大変な話だったりしますが、優しさとか救いとか癒しとか、人生ってそう悪くないって思えるのがとてもいいんです。
紙の本
少し前の作品ですが超オススメ!
2021/05/09 17:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
よしもとばなな(ひらがな名義)さんの短編集。ギルバート・オサリバンの「Alone Again」を思い出しました。悲しい歌詞なのに軽快なメロディー故に心に沁み込んでくる、悲しみと幸せは表裏一体である、そんなあたりが共通するのでしょうか?どの作品も魅力的な男女が登場するので、読んでいて気持ちいいですね。
紙の本
幸せとは、たまたま偶然のものかも
2023/02/02 10:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「幽霊の家」(あの部屋で彼らを見ていなかったら、二人はきっと・・・)「おかあさん!」(出会い方が悪かっただけで、どこか遠くの世界では二人は仲良く・・・)「あったかくなんてない」(となりの芝生の色は青いとよくいいますが・・・)「ともちゃんの幸せ」(神様は何もいてくれないけれど・・・)、そして、私が一番沁みた作品「デッドエンドの思い出」、このフレーズが好き(カレーを作っていて、たまたま残ったヨーグルトやスパイスやリンゴなんかを入れているうちに、(中略)、本当に百万分の一の確率で、ものすごくおいしいものができたよう、でも、二度とは再現できない、そういう感じの幸せ)、そう、私は頷きまくってしまった、そう、だから私ももう一度会いたいなと思っている人とも、できるだけ会わないようにしている、あの時の幸せな思いがガラス瓶のように儚く壊れてしまいそうだから
紙の本
お気に入り
2018/12/22 00:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の名前は知ってるけど、読んだのは初。
著者のあとがきには切ない物語たちとありましたが、私は読み終わってホワホワしたようなあったかい気持ちになりました。
どのお話も前向きな終わり方ですが、中でも最初の物語が1番好きです。
やっぱり小説の中では幸せになってもらいたい。
じっくり考えさせられるお話も好きですが、こんな風にホワホワあったかい本も、寒い冬ならではで楽しめました。お気に入りの作家さんになりそうです。
紙の本
久しぶり
2013/09/26 09:45
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投稿者:かおりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代、大好きでよく読んだ吉本ばななさんの本。
久しぶりに読んだけど、やっぱり好きだなと改めて感じました。
紙の本
いい短編集です。
2015/08/29 01:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
心をほぐす言葉が、それこそ至る所に、ごく自然と散りばめられているようなお話だと思いました。ある登場人物の指摘が、自分にも当てはまっていて、印象に残っています。また読み直そうと思う本でした。