投稿元:
レビューを見る
ジェイキス「御機嫌よう、またお目に掛かりましょう、出来る限り、たまにね。」〜オーランドー「今後とも精々赤の他人であるように心掛けたいものです。」〜これぞ熱血友情?
投稿元:
レビューを見る
初シェイクスピアでした。
セリフ一つ一つをじっくり噛み砕いたら筆者の考えに触れられて楽しいのかも。
私は、あまり深く考えず読んでしまった。
投稿元:
レビューを見る
As you like it
追放された公爵の娘ロザリンドと騎士ローランド・で・ボイスの息子でありながら、兄に虐げられるオーランドーの恋物語。
ともに世間から冷たい非難をうけ、森へ迷い込む。
そこで、男に扮し、オーランドーの自分への愛を確かめようとするロザリンド。
森の中、なすがままに運命はやってくる。
投稿元:
レビューを見る
シェークスピア作の喜劇。題名は聞いたことがあったけど、内容はあまり知らなかったので読んでみた。ロザリンドを取り巻く恋話だけではなく、それぞれの掛け合いも哲学的でとても魅力的でな物語だった。
投稿元:
レビューを見る
社会の教科書にもでてきますよね!?
この著者の名前は。。。
内容は、やはり劇をみたい!
単純にそう思いました。
どっかやってないかにゃーん(= ̄▽ ̄=)ニィーーッ
投稿元:
レビューを見る
シェイクスピア オーランドーとロザリンド 追放された公爵 現公爵フレデリックは忽ち改心するし、オーランドの兄(悪いもん)オリヴァーもたちまち改心するし、いいのか、これで。
英語で読むべきだったかも。
投稿元:
レビューを見る
せっかく自然が美人を拵えても、運命のために火の中におとされてしまうことだってあるでしょう?私たちが今、自然から兆代した智慧でこうして運命をからかっていても、運命は阿呆をよこして私たちの議論を邪魔しようとしているではありませんか?
たとえ、世間一般のおごりを攻めたからといって、特定の個人を攻撃したことにはなりますい?奢りの風潮は大海のように膨れ上がり、やがてはおごれる者の財力が潮のように引き始める。
全世界がひとつの舞台、そこでは男女を問わぬ、人間はすべて役者にすぎない、それぞれ出があり、引込みがあり、そかも一人一人が生涯にいろいろな役を演じ分けるのだ。
私は正真正銘の労働者でね、自分の食べるものは自分で稼ぐ、自分の着るものは自分で作る、人の怨みも買わなければ、人の幸せをねたみもせず、人の歓びは自分も喜び、わが身のふうんを甘んじて受ける。
投稿元:
レビューを見る
RSC版の脚本を日本語訳する際に合わせて購入しました。シェイクスピアは悲劇よりも喜劇の方が好きなので、とても読みやすかったと思います。彼の描く女の子はいつも可愛くて魅力的です。
投稿元:
レビューを見る
弟に領地を奪われた公爵は、アーデンの森に移り住んでいる。公爵の娘ロザリンドは、叔父の娘シーリアと大の仲良しのため邸内にとどまっていたが、ついに追放される。男装したロザリンドは、シーリアとともに森に向ったが、一方、公爵の功臣の遺子オーランドーも、兄の迫害を逃れて森にやってくる・・・。幾組もの恋人たちが織りなすさまざまな恋を、明るい牧歌的雰囲気の中に描く。
(裏表紙紹介文より)
***
シェイクスピアの喜劇の一つです。
とあるサイトさんで出てきたので、読んでみました。
新潮文庫のは以前「ヴェニスの商人」も読んだことがあったのですが、やはり昭和に翻訳されたものだからか、それとも今訳してもこうなるのか、現代文になれきった身としてはちょっと読みづらかったです。。。
内容としては、なんだか毒舌やはっきりした物言いが多かったです。
本人を目の前にしてお前は美人じゃないとか、自分に求愛している男(A)の前で私はあなた(B)が好きなのとか。
あとは、領地を追われたとはいえ、貴族が洞穴とかで暮らしたり、羊飼いに扮したり。
順応性高っ。
面白かったですが、ただ、やっぱり本で読むより劇を観た方が良いんだろうなぁと思いました。
もうひとつ。
この時代の人たちって、なんだか全力で恋してる感じですごいなぁと思いました。
もちろんフィクションだけど。
p166 中村保男氏 解説
『(「お気に召すままという」)この題名はアーデンの森で気ままに日々を送っている人たちのことを指すのだという説もあるが、それよりも、この芝居をありきたりの牧歌と見るか、もっと複雑な作品と解釈するかは読者や観客のお気に召すまま、という意味にとるほうが当たっていると私は思う。』
投稿元:
レビューを見る
彩の国シェイクスピアシリーズ(舞台)を観て。
原作はそんなにおもしろくないような…。
蜷川演出のお芝居の素晴らしさがわかるなぁ。
投稿元:
レビューを見る
テンポが良くて、どんどん読み進めることが出来ました。
好きになった女性が男装していると知らずに、彼(彼女)を相手に告白の練習をする滑稽なところがシェイクスピア作品らしいと思います。
喜劇仕立て。
投稿元:
レビューを見る
ロザリンドいたずらっこでちょうかわいい。
ところで私の持っているこの本にはかわいい表紙がついていないんだが……解せぬ ロザリンドとシーリアと道化かな?
投稿元:
レビューを見る
シェイクスピアの作品をちゃんと読んだことがなかったので、比較的読みやすそうな本作を選びました。
一番の感想は、「劇のための作品なのだな」ということ。展開や台詞がいちいち芝居がかっているのです。劇を観ている観客のつもりになって読むようにするといいかもしれません。作り物の森や衣装を思い浮かべながら。
男装するお姫様や、それに気づかず惹かれて本人への想いを語る騎士など、「お約束」はこのころからあったのだなあと楽しくなりました。
投稿元:
レビューを見る
入手しやすいシェイクスピアとして、角川文庫版もちくま文庫版も、それぞれ捨て難い風情と長所があるんだけど、でも、やっぱり福田恆存を外すわけにはいかないなぁ、と改めて感じる。劇中に挿入される詩の、言葉の流れがいい。現在は手に入り難いけれども(そしてたしかにもう「旧い言葉遣いなのかもしれないけれど)、坪内逍遥にも感服。
投稿元:
レビューを見る
当然のことではあるのだけれど、この作品はもともとは劇のために作られたものなので小説のように読む、ということは少し難しいです。
場面がぴょんぴょん飛んだり、最後の方で今まで悪く書かれていた人たちが突然改心したり。
けれどそれでも、洒落た言い回しの台詞は読んでいてとても楽しい。そんな台詞のオンパレード。ああ、劇なのだなあという感じです。
正直なところ、やはり本で読むよりは実際に観劇した方が数倍楽しいのだろうと思います。でも欠片を味わうくらいなら、この本でも可能かと。
古い作品であるためか原文と日本語の訳でかなり食い違いが出来ていそうだ、と感じました。ところどころ「?」となる部分が。例えばロザリンド、シーリアのところへル・ボウがやって来たあたりの会話。この辺はどうやらもともとの台詞では言葉遊びがされているよう?
こういうのを上手く訳すのは難しいのかな、という印象です。
それから、結構登場人物たちが失礼なというか酷いというか、そういう言葉をぽんぽん投げるんですよね。読んでいて、おいおいそんなこと言ってもいいのかと思ってしまうようなことを。笑
この辺りは「現代の価値観との違い」として見ればいいのか、それとも単なるブラックな冗談なのか、自分で判断できないのが悲しいところです。
あと、数名名前が被っている人たちがいて、外国の作品のキャラの名前を覚えるのに苦労する私の頭は混乱してしまいましたとさ……
もう少し賢くなりたいものだ。
アーデンの森で繰り広げられる、四組の恋人たちの物語。
どうやら有名らしいこの一言を最後に添えて。
「全世界が一つの舞台 そこでは男女問わず人間はすべて役者に過ぎない」
(p.70より)