背徳の恋鎖 みんなのレビュー

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投稿者：あ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この著者の他の作品は、読んだことが無かったのですが《普段は王道を書いている》とのレビューがあったので期待しないで読んだところ大ハマりでした。


最初の方から(こういう繋がりがあるのかな)と色々想像させられるんですが実は違った過去のトラウマだったり、ラストのヒロインの行動は今までの読んだソーニャ文庫の中で１番良かったとです。

･･･というのも、ほかの純愛レーベルが沢山ある中で
歪んだ愛がレーベルテーマの『作り話』だからです。
現実がどうこう気になる方はソーニャ文庫以外でときめく方がいいですね。

15人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：カータン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

葉月先生がソーニャ文庫を書かれるとのことで迷わず購入しました。内容は文庫のテーマである｢歪んだ愛は美しい｣にふさわしいものでした。ヒーローである叔父様が背負った過去があまりに重く、シフォン文庫で先生が書いた他の作品のような甘さというか、軽く読める作品ではありません。その分、ヒロインに対する執着愛はとても堪能できます。イラストも美しくて、素敵でした。タブーをあつかっているので、好き嫌いが分かれるお話だとは思いますが、一応ハッピーエンドですし、葉月先生のファンなら一度は読んでみたら良いのではないかと思います。とてもソーニャらしい作品だと思いました。

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投稿者：jamko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作者買いで購入しましたが、読み終わっての感想は一言で言えば、本来のソーニャらしさを詰め込んだ内容だと感心してしまいました。さすがはエロガッパ様！ストーリーは深く、そしてもちろんエロ盛りだくさん！！コテコテに歪みすぎたヒーローと濃厚エロ、そして純愛といえば純愛にもとれる歪み愛を極めた内容でしたね。逆に言えば、その他の内容はサラッとしてるかな。☆5といきたいとこですが、一部幼児虐待が含まれるので嫌悪感まではいかないにしてもという理由から☆4にしました。
好みが別れる作品ですが、ソーニャ好きの方は読みごたえたっぷりなのでお薦めかな。

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投稿者：美佳子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

叔父と姪の恋。血の繋がりはないことになっていたけれど・・・？！
叔父の方のトラウマから来る異常な執着愛と姪の唯一の家族であり、父代わり兄代わりである叔父への純粋な恋慕とのアンバランスさがストーリーに緊張感を生み出しており、「叔父と姪の禁断の恋」というもはやありふれた設定を退屈なものにさせない作品。
紆余曲折を経て「共に堕ちてゆきましょう」という歪んだ愛に相応しい感じのエンディングでした。

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投稿者：SWW　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

文庫のコンセプトに合う
陰湿さと歪みと濡れ場。

この物語を好きかどうかは、
フィクションであってもどこまでモラルを侵すことを許せるかだと思うので、
読み手を選ぶとは思います。

純粋無垢なヒロインと一緒に読み進めてくうちに次第に普通からかけ離れた性癖との遭遇にどこまで耐えられるかという感じです。

終盤ではかなり込み上げる醜悪な描写もあり、ソーニャ好きでもかなりの耐性が求められるかと。

内容全てを通していえば、
眉を顰めたくなる世界観に、それでも結末を追ってのめり込んでの読了なので★ 4

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投稿者：yun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まさに最終的に登場人物ほぼ狂っている、というまさにソーニャな作品でした。
叔父さまの過去や隠していたことは大体予想通りだったのですが、結婚相手まで…そうか…、と驚きの展開でした。
いや、ただのいい人だとは思いませんでしたが…まさか…という設定に吃驚。

ヒロインは最初こそまっすぐ清純ですが、実際問題初期から叔父への執着のようなものはあり、そこがどういう風になっていくのかな？と思っていたんですが、最終的に肉体の快楽に堕ちてしまったのは…ちょっと残念でした。
精神的にも堕ちているとは思うんですけど、ラストの情交シーンが少しイメージにそぐわないというか。
いままで狂ったお耽美な世界を見せられていたので、いきなりエロに振り切ったシーンを見せられて少し困惑しました。
でもさすがエロガッパ先生。
エロシーンも満足のエロさでした。

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投稿者：エムＭ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

好きな作者さんで、初のソーニャというこで楽しみにしていました。
仄暗い雰囲気がにじみ出てくるような文章・キャラクターに引き込まれますが、
児童性虐待が大の苦手な自分にはきつかったです。
少ししか描写はありませんが、ダメでした。

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投稿者：あじらのうず玉　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

色男過ぎるクレイ叔父様と、いじらしく儚げなアリーシャのまさに「歪んだ愛は美しい」なお話。

初読みの作家さんです。
ですので、他の作品はどのようなものか分かりませんが、
単純に禁断の愛ってだけではなく、
次々に仕掛けがしてあり、読んでいて続きが気になります。
思わぬところから変化球が投げ込まれてきて、
それに対応しようとしているうちに次の変化球が別の方向からきてる…みたいな感覚です。
先が予想できません。

読後は、「はあー。読んだぁ…」という感じで、
ハッピーエンドなんだけど、単純には喜べない終わり方でした。

ソーニャ好きですが、非常に重い内容なので、
覚悟を決めて読まれることをおすすめします。