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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞社と政治という泥臭い世界のお話である。話の展開が面白く、どんどん読める。政治家の気持ちの変化が、リアルで面白かった。わたしたちの知らないところで、このお話のような事が起きているんだろうと思う。
紙の本
政治家のキャラクター
2016/01/08 21:53
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
IT企業が政治家に現金ばらまきーネタをつかんだ日本新報の社会部記者・南が謎を追う。堂場氏お得意の新聞記者小説だが、政治部ではなく社会部の記者が代議士の取材を進めるあたりに無理がある。新聞出身の氏だが多分、政治部には縁がなかったのではないか。で、社会部記者を主人公にしたと思うわけだが、政治家の上面しか描けていないため、与党のドンも野党の新鋭も薄いキャラにしかならなかった。「警察回りの夏」に比して「蛮政の秋」にしても、前者の方がはるかに優れている。
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堂場瞬一101冊目は新聞記者モノ。
誤報問題で地方に飛ばされた経験を持つ新聞記者森が巻き込まれる政治献金問題ネタ。
ガセなのか、内部告発なのか。二度目のミスは犯せない。見なかったことにするかそれとも危険を承知で深く取材に入り込むか。魑魅魍魎うごめく政界の暗部にぞっとする。政治家って、政治家の目指す正しい道って、いったいなんなんだろう。
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ん~~、堂場瞬一さんの作品だからと思って、何とか最後まで読んだって感じかな。
途中で何度も放り出し他の本読んだりしつつ、読み終えた。
あ~あ、結局政治家ってなんなの?足の引っ張り合いしてるだけ?新聞記者もなぁ。
これじゃあ、政治もメディアも信用できないわ。
小説としてだと、盛り上がりに欠ける気がするけど、これが、現実に近いのかな。
読後感はあまりよくない。
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新聞記者と若手代議士のもとに送られてきた、IT会社の違法献金を訴えるメール。
記者と代議士が真相を追う。
政治家の謀略や新聞社の政治家との関係を軸に物語は進む。
主役やわき役が小者の感じで、話が盛り上がらない。
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私に取っては珍しい堂場さんのハズレ作品。時々あるんですよね。最後が全然すっきりしないんですよ。もう少しペースを落としてもいいので、じっくり最後まで書き込んで欲しいなあ。ほんと最後の落としどころまでは面白かったのに惜しい・・・
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新聞社と政治家がネット規制で癒着した。その情報を受け取っと記者と政治家はその事実を暴こうと努力するが、政治の闇は深かった。結末の意外性には驚いた。
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察回りの夏の続編なんですね。全然、覚えてない。
堂場さん、生き急いでいる、というか書き急いでいるのでしょうか?
もう、読まなくてもいいのかな、って思ってしまう。
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「警察回りの夏」の続編。
本社の社会部へ異動となった南のもとに、一通のメールが。そこには、大手IT会社が議員へ送った献金リストが添付されていた。同様のリストは政治家の富永へも。真実を探るべく、南と富永は動き出すが。。。
民主党のメール問題を思いださせつつも、軸がぶれているというか、バラバラな感じが。ラストも物足りなさを感じてしまった。
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3部作なので、ラストの部分は評価から除いてと。
378~379ページが書きたかったんだろうな。
この点は、同意。
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『警察回りの夏』の続編。
相変わらず、堂場瞬一の小説は煙草を吸うシーンが多い。前回、誤報を打った南は甲府支局を追われ、本社社会部の遊軍記者に。この小説の登場人物で、入れ込むような魅力的な登場人物がひとりも登場しないというのも、ある意味、堂場瞬一っぽいなあ。煙草をやめて、もう十年以上になるが、非喫煙者としては、喫煙者というだけで蔑んだり、偏見の眼差しで見てしまうというのもあるので、登場人物のほとんどが喫煙者だったことも一因かもしれない。再選を目指す西だとかも、人として最悪で、結末はざまあみろよ、となったのだが。
ストーリーとしては、大手の新聞社が身売りだとか、ネットの規制を政府与党とメディアのトップが密談するだとか、これから近未来として起こりそうなことを塗した内容なのでページを捲る手を止めることができない。
入れ込む登場人物はいないと書いたが、ひとりだけ、新里が唯一、新聞記者の良心を持ち合わせていたのかもしれない。
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政治記者の「水面下」の動きを描く作品。現実とはこういうものかもしれないが、読者は小説を読んでいるのであり「面白い話」を期待しているのだ。ほとんど何の仕掛けもないお化け屋敷に入ったような、「これでいいの?」な読後感。出てくる登場人物も存在感が乏しく、肝心なところがぼかされていて(というか書きこまれていないので)すっきりしない。これは好みの問題ではなく、作者の力量の問題だと思う。また、この作者の作品をそれほどたくさん読んではいないが、家庭的なシーンが皆無である。ほとんどすべておっさんたちの職場でのみ話が展開される。そもそも女性がほとんど出てこない。申し訳程度に赤城という謎の女とハニートラップの女は出てくるが、あまりに軽い。こんな作品で単行本を出せるということで、作家志望の人に希望を与えるかもしれないが。
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新聞社勤務をしていた作者なだけあって、細かい描写が丁寧でしたね。政界の魑魅魍魎、表現の自由を主張するマスメディア界、相反する世界が繋がる点は何を意味するのか(笑)
最後の落ちは正義感?ちょっと違和感がありましたが、二転三転四転とスピード感は圧巻です♪
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あまり登場人物に感情移入ができない(魅力的な方がいない)ので淡々と読みました。とりあえず3部作とのことなので最後の一冊も読んでみます。