紙の本
タイトルにはあるが
2016/04/06 17:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゅわさき - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容的には当たり前のことが多く、少し残念であった。学問の裏打ちが乏しく感じた。
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自分の中での一番の気づきは、他人に迷惑をかけない人でなく、役に立つ人を目指させるってところ。
主体的にチャレンジすることを応援し、そのプロセスをちゃんと評価してあげられるようにしたい。
子育てもそうだけど仕事でもそうかもなと。
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育て方のhowto本。学力ある人は非認知的能力も高いんだなと実感。
親の姿を見て子供は育つっていうのは明らかで、子育てをしっかりしたいのならまず自分の身の振り方を考えていくことが大切。
子供に押し付けることをせずに、まず自分が学んでいこうって姿勢を見せていけば立派に育ちますよってことかな。
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自分がどう育てられてきたか(親に感謝していること、もっとこうしてほしかったこと)の振り返りと、自分の子どもをどう育てるか、を考える機会になった。
<親に感謝していること>
・一芸に秀でるように、ある小さな特定の領域を伸ばして自信を育むように導いてくれた。
・子どもの個性はともかくとして、とにかく自立できるようにひとりで自活し、路頭に迷うことのないように育てる、という信念をもって育ててくれた。
・学習環境を整え、読書の習慣を自然と身につけ、外国語の習得を重視し、適切な金銭感覚を身につけさせてくれた。
・夫婦仲が非常によく、家庭は愛情にあふれ、無償の愛を注いでくれた。
<もっとこうしてほしかった>
・習い事も塾もほぼ全て親が決めていた。私はそれに反抗することもなく素直に従ったのでたまたま適性が合っていたのかもしれないが、おかげで私は受動的な指示待ち人間に育ちあがった。私の短所は決断力・主体性がないこと、全て親が決断し、自分で決断してこなかった結果なのかもしれない。
・少しでも他人に迷惑をかけるとこっぴどく叱られた。他人に迷惑をかけてはならない、ということを過度に強調され、その結果、私は遠慮がちで控えめな女子に育ちあがった。その性格は一部の男子に受けが良く、一時期びっくりするくらいモテたが、長い人生で周囲と人間関係を築く上でプラスだったとは言い難い。
<自分の子どもはこう育てる>
・勉強への動機づけとして、私の親は「自立するため」という視点しかなかった。とにかく自分で働いて、誰かに頼ることなく生きていくようにと。それは確かに大切なことで感謝もしているが、自分の子どもはそれに加えて、視野を広げ、勝てる分野で才能を伸ばしてあげたい。
・将来、経済的に困らないように子どもは勉強しなければならないと親は考えていて、子どもの私もそれに素直に従い、そのことだけを動機に勉強をしてきた。しかし、自分の子どもには、勉強の本当の楽しさを教えてあげたい。疑問が解けることのオモシロさ、とか、知ることの楽しさとか。
・とてもめぐまれているはずなのに、どうしても不平不満が浮かんでくる。周囲に「ありがとう」とことあるごとに声に出して伝えることはするが、小さな喜びや楽しみを見出して日々を楽しむ、という傾向にはないと思う。(感謝する心はどう育まれるのか、なぜ人間は不平不満を抱くのか、そういう心のメカニズムを別の機会に深堀たいと思っている。)我が子には不平不満を抱くのではなく、日々に感謝しながら生きられるように導いてあげたい。
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久々に日本の本の読書。
当たり前のことが書かれているだけだが、よくまとまっている。読み応えもある。
子供が親を必要とする期間は短く、そこを一生懸命やるのが大事
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子供が将来、社会でリーダーシップを発揮する一流のビジネスパーソンになるためにはどのような教育を施すべきか。
多数のアンケート調査から見えてきたものを網羅して提示した意欲作。
心に残った点をざっと。
・「勉強しろ」は×。勉強への動機付けを与え、勉強観を持たせることを重視すべし
・子供に、やりたいこと(習い事など)を決めさせ、最大限応援する。但し、やると言ったことは途中で投げ出させない
・小さなことでも、成功体験を持たせる
・おおらかな家庭環境で育てる
・夫婦でのけなしあい、罵りあいは×
・兄弟間で比較しない
・信頼で子供を包む
・無償の愛情を注ぎ続ける
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主観的な経験論などではなく、様々な場で活躍している人々の子ども時代に行われてきた教育・習慣についてアンケートをとりそれらを客観的に考察・分析・編集することによって生まれた教育業界の良書である。
アンケートや著者たちの体験を書くにあたって感謝や反省の意味も含められているため文章もどことなく温かく、視覚的にも見やすい構成・色使いとなっているため読みやすさという点でもとても素晴らしい本である。
ここまでは客観的な書評として書かせていただいたが現大学4年生の自分としては、就活などで自分のこれまでに得た経験・能力を考察しアピールするにあたって、自分が一流の人間になるために社会からどのようなものが求められているのかを教えてくれたようで大変参考になった。
例えば面接でよくある質問として「今までで一番頑張ったことはなんですか」「今までで一番辛かったことはなんですか(どのように克服しましたか)」などの人生経験を問うものが挙げられると思うが、この質問に対して「どのように」答えるべきかが書いてある就活本はいくらでもあるが「なぜ」そのようなことが聞かれ「なぜ」そのような答え方をしなくてはいけないかはこの本を読んでやっと理解できたように思える。
この本は「子どもを一流の人間にするための教育」について書かれた本であるが、裏を返せば「一流の人間とはどのような教訓を学んできた者であるか」について書かれた本であるとも読みとれる。
幸いなことにそのような教訓を学んでこれたと思う方は、面接官(聞き手)に自分を雇うメリットをより的確に伝えられるようになるだろう。
残念ながらそのような教育を受けてこられなかったという方は、自分が社会人として足りていない部分を素直に認めそれを改善するためにどうするべきであるか考えることができるようになるだろう。
(もちろん私は後者である。)
このように教育の名著として謳われた本書ですが、教育の対象を子どもから「大人になりきれていない自分自身」に置き換えることによって人生の指南書として読むこともできるのではないでしょうか。私は参考になりました。今後一生教育に関わらないであろうと考えてる人も(そんな極端な人もいないとは思いますが)是非ご一読を。
教育業界志望の元就活生より
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図書館の期限が来てしまったため、途中で返却。でも、すごくためになる。これもう一度借りるか、買おうかな。
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タイトルに惹かれて購入した。子育てに関する本を読んだことはなかったので新鮮な内容だった。ただ、学生へのアンケートと筆者の子育て経験をまとめたものであり、学問的な裏付けのある「一流の育て方」ではないと感じた。
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正直、「うーーーん」な感想です。
わかるなぁと思う部分も少なくはないんですけど、(学歴社会の現実については受験勉強前に教えてあげたほうがいい、とか「感謝する習慣の大切さ」はまったくもって「御意」って感じなんですが)特に習い事に関してはひとこと言わせていただきたい。
習い事に関する記述が「自分でやりたいと言ったからこそ長続きできる、親が押し付けるのはダメ」な感じだったのですが、我が家の場合はちょっと違います。
「自分で決めたのだから最後までやり抜け」を通していたらきっと子供は壊れていたと思います。
最初、自分から言い出したサッカーを始めたものの、どうも不向きだった&チームメイトとの関係で悩み、1年で辞めました。
その後、親がすすめたラグビーを始めたのですが、こっちのほうが本人に合っていたようで、小学校卒業まで約4年続け、本人から「中学に行っても続けたい」と言い出したので少し遠距離ですが毎週末ラグビーをしに行ってます。通算5年、まだまだやる気です。
こういうケースもあるから一概には言えないし、子ども自身を見ながら、一見いいとされる親の対応から外れている対応もありなんじゃないかなと思います(当然ですが暴力や暴言は論外ですよ)。
あと、子どもの立場で大学生が答えているアンケートの内容にイラッとしてしまった私は親としての人間ができてないのかもしれない・・・^^;
だって、「親のおかげ」はまぁいいとしても「親のせい」でこうなった的な回答もちらほら見られて「なんでもかんでも親のせいにしてんじゃねーよ。お前は親のロボットか」ってつっこみたくなりました。
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子育てとはかくあるべき、という著者の考えがまずあり、それにそったアンケートのコメントを集めている。とうぜんエビデンスはないし、対案についても検討されない。
著者(ミセスパンプキン)の経験が語られるのみである。
この本がなぜ売れているのか正直よく分からなかった
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一流の現役大学生を中心に、親から受けて感謝している教育方針や、逆にこうしてほしかったという事をまとめている。
勿論受ける子供の生活や背景も違うので正解はないし、真逆な事を言っているケースも散見されるがそれが親の子供への教育方針なのだろう。
自分もそうしたい思ったけど。と思いながら自分の考えと実際子供に出来た事を考え反省するところもあった。
やはり子ども自身に自由に決断させ、自主性主体性を育むことは大事だと思った。
1章
自由に決めさせる
・自由を与え、自分で探させる
・子供に目標を設定させよう
・進路に関して子供の意思を尊重せ
助けすぎずサポートする
・自主性は尊重しても、アドバイスは十分与える
・選択肢を示し最終選択は子供に任せる
・過保護に育てない
自分らしさを育む
・個性を尊重する
・人に迷惑をかけるな。より、役に立て
・小さい事から自信をつけさせる
2章
視野を広げる
・視野を広げて知的好奇心を刺激する
・読書で知見を広め学習習慣を身に着けさせる
・好きな本で読書習慣化をさせる
・世界に視野を広げる
転職への道を開く
・自分から興味を持ったことを応援する
才能を見つけて原石を磨く
3章
モチベーションを高める
・モチベーションをかげる秘訣は「挑戦させる」
・子供の応援団になる
・子供に期待をかける
真剣に最後まで続けさせる
・本気を確かめて投資
・真剣にならなければ叱る
・途中で簡単に辞めさせない
・失敗を乗り越える強さを身に着けさせる
4章
コミュニケーションに慣れさせる
・社交の場に参加させる
・書く習慣を身につけさえる
・外国語教育は幼少期から慣れさせる
・小さいころから何でも話せる相手になる
異なる視点、価値観、感情を理解させる
・子供と積極的に議論する
・親の価値観を押し付けない
・感情的にならず理由をしっかり伝える
心を通わせる習慣を身に着ける
・感謝することの大切さを教える
・相手の立場に立って考える癖をつけさせる
・動物を通じて思いやりの心を育む
5章
習慣づけをする
・勉強を強制しない
・幼少期に学習習慣を贈る
・楽しく思考力を伸ばす
勉強への動機付けをする
・勉強のメリットを教える→勉強する必要性とメリットを自分で見いだせることがその後の自発的学習を大いに助ける
・教育環境で子供は決まる
・勉強での競争意識を育む
・報酬を与えて勉強させてもいい
勉強観を育む
・結果重視VSプロセス重視
・とりあえず大学に進学するべき?
・勉強至上主義で育てない
6章
自尊心、思いやり、教養をしつける
・自制心と他社への配慮をしつける
・まっとうな金銭感覚を身に着けさせる
・教養と感受性を身に着けさせる
親の振る舞いで導く
・役割分担でしつけをする
・親の会話が子供の��間性を形作る
・子供は親のマネをする
7章
おおらかな環境で子供を伸ばす
・プラス思考で明るくおおらかに育てる
・父母の間でけなしあいは絶対にダメ
・他人の子供と比べない
・正しいほめ方で伸ばす(頑張っていること自体をほめる)
無償の愛情で子供を守る
・子供の非行には執念で向き合う
・信頼で子供を包む
・無償の愛を注ぐ
気に入った言葉
・自分で目標を設定すると集中力が違う
・たどり着きたくもないゴールに向けて自主的に努力する事もはいない
・細かいアドバイスはしないようにして、方向性だけは強く助言してきた
・常に自分を中心に置き、自分が周りをコントロールするくらいの気概を持つべき
・「人に迷惑をかけるな」より「役に立て」→志を抱き、誠実に生きて、良い人脈を作る事を心がけるよう教える事が正しい
・視野を広げて転職を見つけさえるという教育は親が子供に出来る最も重要な教育の一つ
・子供の視野や選択肢を広げ、勝てる分野で才能を伸ばす
・諦めず最後までやるという精神力は仕事能力の一流と二流を決める分水嶺
・モチベーションを高める
1.モチベーションを上げる秘訣は挑戦させる
2.子供の応援団になる
3.子供に期待をかける
真剣に最後まで続ける
4.本気を確かめて投資する
5.真剣にならなければ叱る
6.途中で簡単にやめない
7.失敗を乗り越える強さを身に着けさせる(失敗しても諦めずに立ち上がる力)
・子供を言い出しっぺにさせる
・夢を持たせ期待するもの親の仕事
・上達に必要な能力は「集中力」「論理力」「反復力」「タイムマネージメント能力」
・子供の挑戦を支援するからには、親には「発言権」と「見守る義務」がある
・英語が出来るだけで良い仕事を得られるわけではないが、出来なければ、その入り口にも立てない時代になってきている
・感謝の習慣
・受験勉強は傍らにいる親の頑張りが、子供のモチベーションになる
・他人の目から見れば、しつけが出来ていて初めてかわいかったり魅力的に見える
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1主体性を最大限に伸ばす
・自由に決めさせる
自由を与え、自分を探させる
子どもに目標を設定させよう
進路に関し、子どもの意思を尊重せよ
・助けすぎず、サポートする
自主性は尊重しても、アドバイスは十分与える
選択肢を示し、最終選択は子どもに任せよ
過保護に育てない
・自分らしさを育む
個性を尊重する
「人に迷惑をかけるな」より「役に立て」
「小さいこと」から自信をつけさせる
2視野を広げ、天職に導く
・視野を広げる
視野を広げ、知的好奇心を刺激する
読書で知見を広め、学習習慣を身につけさせる
「好きな本」で読書を習慣化させる
世界に視野を広げる
・天職への道をひらく
「自分から興味を持ったこと」を応援する
才能の種を見つけて「原石」を磨く
3やり抜く力「グリット」を育む
・モチベーションを高める
モチベーションを上げる秘訣は「挑戦させる」こと
子どもの応援団になる
子どもに期待を伝える
・真剣に最後まで続けさせる
「本気」を確かめて投資する
真剣にならなければ叱る
途中で簡単にやめさせない
「失敗を乗り越える強さ」を身につけさせる
4一流のコミュニケーション能力を磨く
・コミュニケーションに慣れさせる
社交の場に参加させる
書く習慣を身につけさせる
外国語教育は、幼少期から慣れさせる
小さい頃から何でも話せる相手になる
・異なる視点・価値観・感情を理解させる
子どもと積極的に議論せよ
親の価値観を押しつけない
感情的にならず、理由をしっかりと伝えて叱る
・心を通わせる習慣を身につけさせる
感謝することの大切さを教える
相手の立場に立って考える癖をつけさせる
動物を通じて思いやりの心を育む
5これで自分から勉強するようになる
・習慣づけをする
勉強を強制しない
幼少期に学習習慣を贈る
楽しく思考力を伸ばす
・勉強への動機づけをする
勉強のメリットを教える
教育環境で子どもは決まる
勉強での競争意識を育む
報酬を与えて勉強させてもいい?
・勉強観を育む
結果重視対プロセス重視
とりあえず大学には進学させるべきか
勉強市場主義で育てない
6勉強以外の勉強をさせる
・自制心・思いやり・教養をしつける
自制心と他者への配慮をしつける
まっとうな金銭感覚を身につけさせる
教養と感受性を身につけさせる
・親の振る舞いで導く
役割分担で導く
親の会話が子どもの人間性をかたちづくる
子どもは親の真似をする
7無償の愛情を感じさせる
・おおらかな環境で子どもを伸ばす
プラス思考で、明るくおおらかに育てる
父母間でのけなし合いは絶対にダメ
他の子どもと比べない
正しいほめ方で伸ばす
・無償の愛情で子どもを守る
子どもの非行には執念で向き合う
信頼で子どもを包む
無償の愛��注ぐ
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[1.5時間]
一流のエリートを対象に行った、親から受けた教育で感謝していること、直してほしかったこと、について自由記述のアンケートを土台としている本。
この手の本にしては押し付けがましくなく、好印象でした。
たまに読み返しても良いかも。
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ノウハウ本といえば、ノウハウ本かもしれないけど、
そこまで各論に落とし込んでいるわけでもない。
ただ、体系的にひとつひとつ説明が付されているので、
わかりやすく、読んでいけるのは確か。
また、いずれも大切なことであることは間違いない。