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経営者のためのリベラルアーツというふれこみですが
哲学史というか、数名の哲学者や経済学者、政治学者
等のさらっとした概要と、シャークスピアをはじめとした
文学のこれも非常に薄い紹介が書かれてある本。
何の目的なのかよくわかりません。
ここに書かれてある内容を、有用だと思って読む
経営者がもしいれば、恐ろしいことだと思います。
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パワーフレーズ
「正当な利益を取るのは商人の道である」
石田梅岩の言葉である。まさに哲学のレビューレビューレビュー、ものすごい本である。この本がリベラルアーツを始める一歩になればと思う。
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リベラルアーツとは「教養」です。”経営者のための”と書かれていますが、経営者以外でも身に付けたい分野です。教養とはなんなのか改めて再認識できました。
第二部では思考・倫理・政治・経済・文化・心理と「哲学の王道」と言われる16人の要諦が書かれていてきっと「この人の考え方に共感した。」という考えから哲学を学ぶきっかけになると思います。
第三部では文学から学ぶリベラルアーツとなっていて、「シェイクスピア」「ハムレット」「マクベス」など12の文学の要諦が書かれています。教養の再考や社会・世間について考えたり絶対価値を問い続けるいいきっかけになりました。
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借りたもの。
学生が読むべきものかも知れない。
経営者としてお金を稼ぐこととは己の私服を肥やすことに非ず、それは社会に貢献する――多くの人々の利便を考える――ことでもある。
リベラルアーツという言葉が注目される昨今。
“入門”とあるだけに、本当に“入口”の分野…哲学と文学に関することを書いている。
それは原点というか、古典回帰のようにも思える。“経営者のため”とあり、政治・経済の分野に関わるものも紹介されているが、古典の域で現代分野ではない。
…現代に関わる部分は他の著書、良著で抑えるものがあるからという事か。
その前段階の基礎知識だった。
瀬木比呂志『リベラルアーツの学び方』( https://booklog.jp/item/16/27194365 )ほど網羅的ではない。
芳沢光雄『リベラルアーツの学び――理系的思考のすすめ』( https://booklog.jp/item/1/4005008712 )の理系分野・視点については言及されない。
何となく、知的好奇心と教養を深めることの楽しみ、憧れのようなものがある。