紙の本
高校生ってこーゆーもん!!
2001/09/29 23:29
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投稿者:アロエヨーグルト - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話は、ヒトミ&チサトっていう2人の高校生の手紙のとり合いで展開していく。そこが新鮮だった。内容は、高校生の誰もが経験する学校生活や、またそこへ行く事への疑問、そして体を含めた現実的でちょっとぶきっちょな恋愛を通しての二人のエモーションなのだ。痛い位、2人の気持ちが直にこっちへ流れ込んでくるから、他の本みたくあんまり無理して理解しようとしなくても、自然とこの世界の侵入者になっていけるのだ。最後の最後で私にとって本当に忘れられない本になってしまった。こうして書評を書いてる今もまだ、余韻がある。是非、終わりまで気を抜かずに読んでほしいなぁ!
紙の本
竹内結子の解説が読みたくて。
2020/12/06 11:56
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投稿者:クルミぱん - この投稿者のレビュー一覧を見る
竹内結子の解説にひかれて購入しました。この作者の本ははじめて読みましたが、手紙のやり取りでストーリーがすすんでいく形、
高校生の手紙で、しかも99年の作品なので今読むとこっぱずかしいような感じがします。自分の昔の日記を見つけたらこんな感じかなあとも思いますが、内容はこんなエグいことはありませんが、読む人は選ぶかもしれませんね。
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手紙のやり取りで構成されているこの作品の形は、今まで読んだことのない形で読んでいて面白かった。手紙のやり取りだけで、こんなにも頭に状況が思い浮かぶものなのね――
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やっぱりなんだかいい。相変わらず馬鹿にしたくなるような作品だけれど、相変わらず普通に読めて感動した。すごい特殊な文章の書き方を上手く武器にして引き込ませてくれる。手紙形式で読まされたし、内容もシンクロしやすくて、考えさせられた。04-8-2?
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桜井亜美さんの小説。前に読んだワンダー・ウォールよりも内容が暗く痛かった。読むと世界に入ってしまうけど、人にはガンガン薦められるものではないです。女の子の手紙のやりとり形式で書かれている。
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主人公と親友と手紙形式で書かれた文章が面白い。
裏切られながらも人を信じて強くなろうとする主人公や、愛を知らなくても人を愛そうとする親友。
何もかも失ってもプライドを持って生きる二人がとても逞しい。
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こういう類の話は、時代の変化と共に取り残されるかな。彼女の好きな、自暴自棄的少女達が沢山。・・・これは小説なのでしょうか?
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手紙のやりとりがそのまま物語になっている。
この時代に女子高生だった人ならシンクロできるかもしれません。
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本当は生きることに真っ直ぐすぎる自分を自身で気付いてない。そんな素直さが素敵だった。二人の手紙はしまっておくよ。
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手紙交換で進められるスト−リ−。
高校1年の頃に読んだ小説だったけど、
その当時反抗期真っ最中だったあたしは、
この本に救われた部分がたくさんあった。
押し殺してた言葉を素直なままに表現してくれてて。
歳を重ねるにつれて、薄れてゆく葛藤がある。
受け入れて、突き放して、また受け入れて…
手探りの日々に出会う、ココロ。
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ジャケ買いした。
初めて読んだ桜井亜美の作品。
二人の女子高生の手紙のやり取りで構成されてる。
海でセックス。
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謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。手紙形式でかかれているお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
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★あらすじ★
学校やめるって言葉、ずっと言いたかった――。工事中のビルにあるクレーンから、神秘的な夜明けを見た次の日、チサトは一通の手紙を書いた……。はかなくて美しすぎるストーリー。
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桜井亜美の作品で一番好き。
桜井亜美と言えば、強姦、堕胎、同性愛等の過激な内容が多い、この作品にも、もちろんあります。
でも他の作品ほど下品に感じない。
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この話は、ヒトミと、チサトという女の子の手紙のやり取り……という形だけで話が続いていきます。
ずっと、学校を辞めたかった落ちこぼれな女の子、チサト。
自分も辞めたいとは思っているけれど、いい子に振る舞ってしまう女の子、ヒトミ。
チサトが学校を辞めてしまい、ヒトミに手紙を書くところから物語は始まって……。
って感じなんですけど。
最初は、キャラクターの強さから、チサトが主人公だと思ってたんですけど……。
違うんですよね。
この物語の本当の主人公はヒトミだったんだ……ってことは、最後まで読んで、ようやく気がつきました。
本当に。
僕には、ヒトミの気持ちが本当によくわかる。
でも、でもね。
あそこまで何もかもに絶望することはなかったんじゃないか……と、ヒトミには言いたい。
でも、人間の心の闇って他人には見せられないんだよね。だから、闇なんだし……。
僕はここで、思う様闇をばら撒いているけれど。
聞いてくれる人が、聞いても軽蔑しない人がいてくれることは、とっても尊いことだと思うんだ。